こんばんは。(晴れ)レモンパイです。昨年末から現物株の取引にハマって複数社の株を購入してきたのですが、保有株は軒並み下落して大変なことになっています。(汗) 売らなきゃ損は確定しないけど、売らないと新たに買うのに投下出来る資金が用意出来ないのももどかしいな~と思いますね。今夜はポテトグラタンを作りました!(^^*)
昨年秋よりクワガタの採集登山を行うようになったものの、思うように成果を上げられずにモチベーションが下降気味になっています。そして「自分にはクワガタ採集が向かない(才能がない)のではないか?」と思い始めたことをきっかけに、「そもそもある物事に対して、向いているか向いていないかってどう判断するんだ?」と考えるようになりました。
私なりの考えをお話すると、「人の取り組む物事」には
● 才能がないと出来ない分野(シェフ、デイトレーダーなど)
の大きく2つに分けられると思います。どんな人でも、料理を何年何十年とかけてやり続ければ “ 個人差はあれ ” 上達しますよね?ただ、その人のスキルやポテンシャルの幅で職業に出来るかどうかはまた別の話で、それは株についても同じこと。「仕事や職場の向き不向き」だと、厳密には人間関係とかもっと複合的な観点が必要になりますけどね。
何が言いたいのかというと、自分が今やりたいものは何でも向いているんです。やり続ければいつかは必ず上達するんです。そこで大事にしたいのが、背中を押してくれるモチベーションの確認。目的や熱意が足りないなら苦痛が上回って向かなくなるので、撤退した方がいいと思います。興味関心のある分野は何でも向いている “ から ” 挑戦してみて、その中でも一つ「超向いてる!」とか「仕事になった!」いう分野に出合えたら幸せなんじゃないかなと・・・何となくここまで冒頭部分を埋めてきて、気持ち悪いこと書いたなと思いました。(笑) とにかく、私は今そういう心持でいます。
3度目のクワガタ「材採集」目的登山
それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。地元産のヒメオオクワガタやアカアシクワガタの入手を最終目標に山登りを始めた私レモンパイは、先週に材採集目的の登山を敢行してきました。その模様をお話します。
材採集としては3度目、山登り採集全体としては7度目にあたる今回、初めて他の登山者に採集作業中を見つかることになりました。(汗)
今回用意した「新たなアイテム」など
前回6回目の登山については、全長 40cm 弱の斧とコンパスを持って行ったとお話しました。そして今回新たに持って行ったアイテムは、以下の3点になります。
まず1つ目は、ビクセン(Vixen)の高度計です。高山に棲むクワガタを探すのであれば、採集ポイントの正確な高度把握が出来た方が良いはずなので、ずっと持って行きたいなとは思っていました。ただ意外?にも家電量販店やアウトドアグッズ専門店では取り扱いが稀だったので、結局フリマアプリで中古を買うことに。
そして2&3点目が、金槌とノミになります。シースナイフと斧に加えてこれらを携帯するとなると、いよいよ職質された時のことが心配です。(笑) 材の中にクワガタの生体がいると確信し、慎重に削る必要があるという局面で活躍するグッズですね。荷物全体を重たくしたくないので、両者ともホームセンターで一番軽量のものを選びました。
生体捕獲後の保管容器は新たなアイテムではありませんが、夢を大きく持ち過ぎてリュックもいっぱいにはしたくないので、これまで持って行った容器よりコンパクトなものを選び、マットも別容器ではなく詰め込みました。ちなみにこの容器は、上州屋で買った釣り具関連の商品です。
また前回同様、採集ポイントに至るまでの登山で体力を消耗てしまうことを出来るだけ避ける為に、食料(カロリーメイト)と飲料(お茶)は少な目に抑えました。4箱&4本です。
いざ、7度目の採集登山!
今回登ることにした山は、地元の某山地にある標高900m程度の山になります。登るのは初めてで、山稜を伝えばもっと標高の高い山にも繋がれる、という場所ですね。
正直なところ今回も採集は難しいだろうと思っていて、悩みながらも結局行くことにしたのは今夏に向けた “ 下見 ” をしたかったから。環境への負荷や周囲の目を考えると、高山の昼行性のクワガタの場合はルッキング採集が一番望ましいと思うので、「今夏に優先的に訪れるべき山なのかどうか?」「今夏にこの山へ来るとしたらどのポイントを集中的に見ればいいのか?」という視点で登ってみることに。
登山日は2022年1月の中旬。電車とバスを乗り継いで登山口に着いたのは、午前8時台でした。登山を始める前に、「高度計の示す標高」と「バス停の標高(スタート地点)」とを一致させました。商品にもよると思いますが、私の買ったビクセンの高度計だと合わせる必要があるみたいです。その代わり電池や充電は不要。(^^)
今回の山にはザ・登山口があるわけではなく、バス停から住宅街を歩いて坂道を登りながら茶畑の横を抜けると、鹿除けの柵があって何とな~く登山が始まっている感じでしたね。登山道にもいろいろなタイプがありますが、進行距離に対して高度も “ 安定的に ” 比例して上がっていくような道が続いていたので、無駄に歩かされている感覚や急勾配に疲れさせられることがなくて辛くなかったです。
植林の結果だと思いますがスギが多かったなぁという印象で、標高が上がるうちに他の木も目立ってくるように。ただ頂上付近もスギが多かったので、今夏に優先して訪れるべき山ではないなと思いました。山頂に着いて、ようやく1人目の登山者に遭遇。玄人オーラ漂う単独のおばあさんでしたが、単独の男性より単独の女性の方が見ていてちょっと心配になります。(汗)
山頂までは全然時間が掛からず、これといって採集活動出来そうな場所もなかったので、更に標高のある山へと続く山稜を伝い登山を続けることに。そうそう前回と同様に物凄く寒くて、山稜を進む際は踏まれて潰れる霜柱のサクサク音が印象的でした。
そしてある程度進んだら、ブナの多いエリアに着きました。山肌が急ではないところもあったので、登山道にいる登山者から見つからない場所まで移動出来るなと思い、移動後はそこら辺で気になる朽ち木を斧で切ってみることに。
上記に載せたのは、実際に削ってみた木々のうちの一部になります。明らかな昆虫の食痕らしき穴もあって興奮しましたが、削っているうちに「これってブナ系の木で合ってる?スギとかヒノキの可能性ない?」と疑問を持ち始めてよく分からなくなったり・・・立っている朽ち木ならだいたい分かりますが、地面に埋まっていたり表皮が剥がれていたりすると何の木か分からなくて軽く混乱してしまいました。(汗) それで精神的に参ってしまったので、次回はもっと木の種類の判別について勉強していきたいと思います。結局、今回もクワガタは1匹も入手出来ず。
そして「そろそろ帰ろうかな?」というタイミングで、登山道の方から音が聞こえました。法律や条例に違反した行為をしているわけではないものの、登山者に見つかるといろいろ面倒だなということで咄嗟にしゃがんで待つ判断を下しました。そして音がしなくなったので登山道へ向かったら、おじさんがこちらをじっと見つめていたのです。私はそのままどんどん進むとおじさんも登山を再開していなくなりましたが、あの時は私に対して「登山道を外れるんじゃない!」怒っていたのか、それとも単純に「そんなところ危ないよ!遭難じゃないよね!?」と心配してくれていたのか・・・視力が悪いので、細かな表情までは読み取れませんでした。
どうせ帰るつもりだったのでそのまま下山を始めたのですが、先ほどのシーンを振り返ってみて咄嗟にしゃがんでしまった自分が “ 答え ” なんだなと思いました。理論武装していても大きな疚しさ抱えてんじゃんっていう。他の登山者の存在を感じても堂々と採集を続けられなかった私には、モチベーションの落ちてしまった今の私には材採集登山は向いていない。
下山後バス停に戻って時刻表を見たところ、基本1時間に1本来るバスが運悪く次に来るのが1時間40分後だと判明しました。お昼の時間帯だけ、運行がぽっかり無かったのです。ちゃんと時刻表を見ておけば良かったですね。(汗) スマホのメモ帳にブログ記事を書くなど時間を潰す術はありましたが、それでもバスの為に何もないところで100分も待てられないなと思い、歩いて駅へ向かうことに。結局、登山後の体でバス停から2時間5分歩き続けました。(笑) 途中で本来乗るはずだったバスとすれ違い、そして抜かれましたね。
これは、帰宅途中に寄ったはま寿司で頼んだキャラメルモンブランです。カロリーメイトは4箱持って行ったものの、胃が飽きてしまい1箱半しか食べられなかったです。下山後に2時間歩いたのも、モンブランを食べたのも含めて良い思い出です。(^^*)
帰宅後にも今後の材採集についてあれこれ考えたり心境の変化を経験し、そして少なくとも今冬はもう材採集をするのは止めることに最終決定しました。その代わり、今夏のルッキング採集では一日中、山の中でうろうろ出来るような登山用の脚力やスタミナを身に付けることにこれからは専念することにします。来月2022年2月から新たに通うジムは休みなしの使い放題なので、上手く活用していけたらと思いますね。(^^*)
最後に
採集登山の記事の投稿が増えてきたので改めてお伝えしたいのですが、私は法律の専門家ではないので法律の具体的なお話までは出来ません(致しません)。ただ、日本のどんな山にも所有者がいることと、法律や条例、所有者の考えにより禁止されている行為があることは、クワガタ目的であろうとそれ以外であろうと登山者であれば事前に勉強をし、把握しておく必要があります。あとクワガタ目的の場合は、「モラルの問題とどう折り合いを付けるのか?」ですね。
私のように登山道を離れて活動する場合、滑落や遭難のリスクが一気に高まり、最悪命を落としてしまう可能性があることにも十分にご理解ください。
本日のメダカ写真
今日撮った写真と、最近の写真を載せてみました。
私がレモンパイ系統と呼んできた血筋の、2021年生まれの子達になります。異種交配のし過ぎで先祖返りが起こって地味な見た目になってしまい、生きているのは針子サイズも含めて10匹弱。目的はともあれ異種交配をさせることは多々ありますが、先祖返りの状態が2~3世代続くと、もう「元の変わりメダカ」の再出現は目指せないような気がするので、その点は注意が必要かもしれませんね。ちなみにレモンパイ系統には、乙姫や魔王、天の川、東天光といった種類の血が流れています。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!