【UVレジン】100均のお菓子モールドでアクセ作り!&注意点(2022/1/25)

こんばんは。(くもり、時々晴れ)レモンパイです。今日も寒かったので、インコ達を飼っているリビングでは暖房を点けていたのですが、たまたまベランダに出たらキジバトが室外機の風で暖を取っていました。周囲よりほんのり暖かいだけの強風を求める姿が健気だなぁと思いました。今夜は揚げ出し豆腐などを作りました。

オミクロン株による感染拡大が続いていますね。PCRで検出されにくいステルスオミクロン株なるものも確認されているそうで。初めて東京の1日の感染者が1万人を超えた1月22日は、応援しているバンドのライブがあったので久々に都心に出て、ついでに他の用事も済ませようとしたことから結局半日は滞在していたと思います。

 

正直な感覚をお話すると、もうコロナに対して特別な恐怖心はないです。マスクの着用や消毒等の、これまで通りの感染対策を個人個人が続けるのであれば、社会活動は基本コロナ前に元通りでいいじゃん!と思います。また、経済を抑制することの重大さが軽視され過ぎているんじゃないかなと、本格的に株を始めたレモンパイは嘆いているところです。(泣)

 

お菓子用モールドを使ったUVレジン作品をご紹介!

それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。最近はUVレジンを扱う機会が多く、その流れの中で “ 100均のお菓子用シリコンモールドでも作品作りは出来るかな? ” と思い立ったので、実際にやってみました!作品作りの過程失敗しない為の注意点についてお話します。

 

そもそも「モールド」って何?

モールド(mold)とは、そのまま和訳すると鋳型という意味になります。 ※1 UVレジンを使用した作品作りの際、大まかには

① プラバン等、何かの表面をコーティングする
② セッティング台等、何か型と一体の作品を作る
③ 型だけ利用し、UVレジン主体の作品を作る

といった用途があります。③のUVレジン主体の作品を作る場合に、レジンとくっ付かず且つ硬化後のレジンの取り外しが簡単なシリコンゴム製やポリエチレン製のモールドがよく使われるのです。

※1 紫外線照射で硬化する合成樹脂のこと。使用前は液体。

シリコンモールド(UVレジン用)

上の写真は、自宅にあるUVレジン用のモールドの数々になります。100均や東急ハンズ、手芸店など様々な場所で購入することが出来ますね。写真には写っていませんが、以前100均のモールドでクワガタミイラを封入したストラップを作ったりしました。

 

ピッピちゃんのハート型ストラップ作り

今回の作品モデルのピッピちゃんについて

ピッピちゃん ①

ピッピちゃん ②

・こちらが、今回の作品モデルのピッピちゃんになります。マメルリハという種類の1歳の女の子で、自己肯定感MAXの “ 無邪気の権化 ” です。(笑) 一番写真を撮っている子なので良い素材がたくさんあると思い、彼女をモデルにしてみました。

ピッピちゃんの写真

・そしてどういったモデルにしたのかというと、ファミリーマートで写真をプリントアウトし、これをそのまま素材として使うことにしました!詳しくは下記にて。(^^)

選んだ100均のモールドについて

・昔プリクラ写真の入ったプラスチック製のハート型ストラップを持っていてそれがエモかったなぁと思い出したので、UVレジンで再現してみることにしました。ハート型のレジン用モールドが商品としていくつか販売されているのは承知の上で、今回は100均の製菓用モールドを選ぶことに。

エコー金属の「シリコンスイーツモールド ハート」

・買ってみたのは、上の写真にある「シリコンスイーツモールド ハート」です。セリアで購入したエコー金属株式会社の商品。基本的にはチョコレートを入れて固める用途ですね。UVレジン用のモールドだと小さく浅いタイプが多いですし、一個あたりで数百円する場合もあるので、製菓用の連結モールドだとコスパが良いと言えるかもしれません。

エコー金属の「シリコンスイーツモールド ハート」②

・ハサミで1つを切り離し、体高も少し低くしてみました。これを使っていきます。

ストラップ作りの工程について

ここからは、具的的な工程をご説明していきます。

製菓用モールドでレジン作品作り ①

・まずピッピちゃんの写真から顔部分を、モールドに収まるサイズにカッターで切り取りました。最終的にこれをレジンの中に閉じ込めたいわけです。

製菓用モールドでレジン作品作り ②

どの写真用紙にどんなインクを使うのかに左右されると思いますが、私がファミマでプリントアウトしたものだと印刷面にレジン液を垂らしても、そこからレジン液が浸み込むことはなかったです。

ただ写真の端の部分だとレジン液が浸み込んで、端側の色合いが変わってしまうことが事前実験で分かったので、端の部分に “ 浸み防止対策 ” をします。私の場合は、リキテックスのジェルメディウム(←絵具)を綿棒の先に付けて、写真の端にちょんちょん塗布する作業を1周させました。その後、半日乾燥させて写真の準備は完了です。

製菓用モールドでレジン作品作り ③

続いてはマステ台(マスキングテープ台)の用意をしました。硬くて薄い適当な板がなかったので、今回はコンパスケースで。(汗) 要は、若干の粘着力のある台を用意出来ればOK。

製菓用モールドでレジン作品作り ④

上の写真は、今回の作品とは関係のない別の製菓用モールドです。作品を直に触るとレジン液が手に付着したりするのでマステ台があると便利なのですが、モールドの場合は直に触ってしまうと形が歪んでしまいます。その結果、UVレジンの硬化直前に封入パーツの位置がずれたり、レジン液が隙間へ移動したりと問題が出てくるので、特に柔らかなモールドや大きなモールドで作品を作る場合はマステ台がないと厳しいです。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑤

本線に戻ります。マステ台にモールドを置きました。これからレジン液を使う前に、モールド内にホコリ等がないかチェックし、あれば息を吹いて飛ばしたり、セロテープでペタペタ取り除きます。静電気の影響からなのか、モールドは汚れやすいので注意が必要です。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑥

まずレジン液を少し垂らします。爪楊枝で平らになるように液を移動させたり、大きな気泡を潰したりして2mm 程の層を作りました。まずはこの状態で1回目のUVライト照射をします。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑦

硬化後、またレジン液を少し垂らして薄く広げたら、浸み対策完了後の写真を置きました。そして写真の他にも時計パーツドライフラワーもセットしました。再び、2回目のUVライトの照射。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑧

続いてまたまたレジン液を垂らして薄く広げたら、シェルチップもいくつかセットして3度目のUVライトの照射。ここまでがハート型ストラップの “ 前面から見える部分 ” の制作です。シェルチップはただ撒くだけでなく、前面から見た時にどうなるかを考えながら配置しました。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑨

ここからは “ 裏側から見える部分 ” の制作です。レジン液を薄~く広げて、六角形のキラキラの封入パーツをハートの形に並べました。また、後でピンバイスで穴を開けたい部分には被らないようにもしました。これから4回目のUVライトの照射。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑩

再びレジン液を薄く伸ばしたら、先ほどの銀色パーツの内側に水色のパーツも並べました。ここから5回目のUVライトの照射。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑪

同じ感じで、今度は水色のパーツの内側に濃い青色のパーツを並べ、内側まで全部埋めました。これでハートの3層構造は完成ですね。6回目のUVライトの照射で固定したら、最後はレジン液を追加してパーツを完全にレジンの中に沈め、7回目のUVライトの照射を行いました。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑫

7回目が終わるとこんな感じ。眩いです。(笑) 今回のモールド作品は分厚く、おそらくモールド自体は紫外線をほとんど通さない影響で硬化が不十分でした。枠から外して、改めて前面も裏側も数分ずつUVライトを当てて完全硬化をさせました。そして前面はどうなったかというと・・・

製菓用モールドでレジン作品作り ⑬

だいたいイメージ通りになってくれました!(^^*) ただ残念なことに、モールドから外した時点では底(つまり前面)の一部は硬化していなかったみたいなので、若干私の指紋が付いてしまい写真が少しボヤけています。モールドから作品を取り出す際は、完全硬化していない可能性を考慮して慎重に扱う必要がありますね。

製菓用モールドでレジン作品作り ⑭

いよいよ最後の工程へ。以前セリアで購入したピンバイスを使ってレジンに穴を開け、最後に金具を取り付けたら・・・

製菓用モールドでレジン作品作り ⑮

これにて完成です!!(^^*)

 

本日のメダカ写真

長寿ぬくぬく記事用被験メダカ ①

長寿ぬくぬく記事用被験メダカ ②

今日撮影したのは、こちらの2匹の黒系メダカになります。2021年9月28日に孵化した彼らについては、何よりも私のメダカ飼育における ※3 長寿記録の更新を目標にしています。ミジンコと混泳させているのでエサやりはほぼしていないのですが、やや痩せ気味に見えます。(汗)

※3 2022年1月時点での長寿記録 → <第4回>“ 観察No.002:パンダ19メダカ ” の一生

長寿ぬくぬく記事用被験メダカを飼う水槽

彼ら2匹を飼っているのは、こちらの水槽。飼育水量を量ったら12ℓでした。700mℓくらいの飼育水量で飼い続けて2年以上生きている単独個体もいるものの、長寿記録を少しでも伸ばすならと考えると、飼育水量は多ければ多いほど水温変化等が緩やかになって良い条件になるものだと考えています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!