【レジン&モールド】鉱物風アクセの複数試作 Part①(2022/2/12)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜はデミグラスソースをたっぷりかけたオムライスを作りたくて、小麦粉とバターからデミを作ることに。参考にしたレシピ通りにやったものの結果焦げた味になって失敗し、全部捨てて1からソースを作り直したのはここだけの秘密です。(笑)

何が本当の原因なのかよく分からないのですが、最近は鬱気味な感じがします。毎日運動しているし睡眠時間も問題ないと思うけれど、気の抜けた感じで日常が暗いです。例年の2~3月は特に鬱気味になるのが私の基本なので、変なことではないとは思います。

 

ブログも一旦離れようかなと考えつつ、早めに記事にしないと忘れてしまうネタもあるので、休むならそれらを消化してからにしたいと思います。(^^)

 

モールドによる鉱物風レジンアクセの試作①

それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。最近の私はモールド(型、鋳型)を使用したUVレジン作品の試作&研究をしているところなので、その一環で

 “ レジンや封入パーツ等をどのように扱ったらどのような仕上がりになるのか? ”

についてご紹介することにしました!

松野工業のUVレジン対応シリコンモールド ①

松野工業のUVレジン対応シリコンモールド ②

また扱うモールドは、100円ショップのセリアで購入出来る松野工業シリコンモールドです。三角、四角、楕円のこれら3タイプで、様々な作品作りを目指していきます。そして今回のコンセプトは、鉱物風アクセサリー作り Part①です。

100均一のUVレジン液

今回使用したのは基本の透明レジン(パジコ)と、青系のレジン液3種(パステルブルー、クリアブルー、コバルトブルー)です。使い切って処分してしまったのでメーカー情報が不明ですが、どれも100均で購入したものです。この記事を書いている2022年2月現在の感覚だと、大手3社の中ではダイソーが最もUVレジン関連商品の取り扱い数が多く、奥行きも深いように思います。

それでは、試作の1つ1つをご紹介します!全部で5例を用意しました。

 

鉱物系①:複数色の積み重ね

鉱物系レジン試作 ①-1

まず1つ目がこちら。四角のモールドに対し、今回用意した3色の青を「入れて→硬化させて→入れて→硬化させて・・・」と繰り返して作ってみました。最後は透明レジンです。

鉱物系レジン試作 ①-2

モールドの入り口は 1cm 四方と狭いので、「レジン液をモールドの内壁に付けずに綺麗に底へ垂らす(落とす)」ことがほぼ不可能に思いました。その結果、各色の層が綺麗な直線の分離を見せることが出来ていません。細くて長いスポイトがあってレジン液を直接底へ注入することが出来れば、綺麗な直線の層を作れるとは思います。いずれにせよ、単に色を水平に置き重ねただけでは “ 鉱物感 ” は生まれないと分かりました。人工的な印象が強い。

鉱物系レジン試作 ①-3

透明レジンの側から奥を見ると、隣の色であるクリアブルーに映ります。この透明レジンの “ 染まる ” 特性を生かすと、何か面白いアイデアに繋がりそうな予感はありますね。(^^)

鉱物系②:濃色の巻き上げ

鉱物系レジン試作 ①-4

2つ目です。コバルトブルーと透明の2種類を使いました。硬化は全体を通して1回だけ。

鉱物系レジン試作 ①-5

今回は竹串を使用しました。コバルトブルーのレジン液を底に入れる際、そのままレジンの容器から落とすのではなく、「竹串を這わせる形でレジン液を落とせば、モールド内壁に付かないのでは?」と考えやってみたところ、出来ました。(^^*) ただこの方法も集中しないと難しいですし、竹串に付着して残るレジン液がもったいないというデメリットもあります。竹串を固定出来る装置やらクリップがあれば、難易度は下がると思います。今度作ってみようかな?

鉱物系レジン試作 ①-6

そしてコバルトブルーのレジン液の上に透明のレジン液を重ねたら、 “ 底から青いレジン液を巻き上げる ” ように竹串を使って混ぜました。最後に竹串を抜いて硬化させてみたのが、今回の作品というわけです。使用した色付きのレジン液の割合をもっと大きくしたり、混ぜる棒を竹串以外のものにしてみると、また違った味わいになるのかなと思います。

 

鉱物系レジン試作 ①-7

想像通りだったのは、竹串で混ぜる動作をしたことでレジン液内に無数の気泡が生まれたこと。この “ ソーダ感 ” を上手く活用すれば鉱物感に繋げられそうです。また意外だったのは、硬化後のレジンの表面がデコボコしていなかったこと。気泡が面に触れると穴の開いた形になるものと思いましたが、小さな気泡ならそのリスクは低そうです。

鉱物感③:2色同時充填

鉱物系レジン試作 ①-8

3つ目です。使用したのはパステルブルーと透明の2色。今回試作した5作の中では、かなり地味な仕上がりになりました。「鉱物の全てがはっきりとした色合いでもないし、映えるとも限らない」という意味で、今回の全5作品の中では一番 “ リアルな鉱物感 ” があります。

鉱物系レジン試作 ①-9

鉱物系レジン試作 ①-10

イラストにあるように、2色のレジン液を同時に、同じくらいの排液量で垂らしてモールド内を埋めたのです。パステルブルーではなくコバルトブルーだったらもっと映えていた・・・のかも!? うろ覚えですが、電池等で動くフィギュア用の回転台があったら、綺麗にツイストする形の作品が作れそうです。いずれ3色での試作もしてみたいと思います!

鉱物風④:別レジン埋め込み

鉱物系レジン試作 ①-11

4つ目です。一見分かりにくいかもしれませんが、透明のレジン液の中に、既に硬化させてあったクリアブルーのレジン塊を入れただけのシンプルな作品になります。

鉱物系レジン試作 ①-12

鉱物系レジン試作 ①-13

こういうことです。セリアで購入できる松野工業のシリコンモールドの場合、四角のモールドの中には、三角と楕円のモールドで作ったレジンを埋めることが出来ます。この別のレジンを埋め込む方法では、様々な加工アイデアが思い付くので作品の幅が広がりそうです。(^^)

 

鉱物系レジン試作 ①-14

白色を背景に縦で見ると、このような映りですね。綺麗は綺麗ですが、人工的な印象が強まるので今回のテーマである “ 鉱物感 ” はあまりないようにも思います。

鉱物風⑤:透明レジン+適当に色混入

鉱物系レジン試作 ①-15

今回最後の5つ目。考えるのが面倒くさくなって、何とな~く生み出した作品です。透明なレジン液をベースとしてモールド内を少しずつ埋めて行き、色付きのレジン液を1~3滴垂らして混入させ、また透明なレジン液を追加したら、また他の色のレジン液を1~3滴垂らして混入・・・というアバウトな作り方です。硬化は1回だけ。

鉱物系レジン試作 ①-16

縦に延びている色付きレジンがあるのは、レジン液を垂らす際にモールド内壁に付いてしまったからです。雫の形で透明レジンの内部に埋まるよりも、伸びた方がに繋がる感じがします。敢えてモールド内壁にレジン液を這わせて、その形を利用する手法のヒントになりそうです。

本文をご覧いただきありがとうございました。今後もモールドを使ったUVレジン作品の試作についてご紹介していきたいと思います!!

 

本日のメダカ写真

魔禅メダカ F1 ①

今日は寒かったので室外メダカ達へのエサやり機会はなかったですが、水槽の手入れのしばらく出来ていなかった系統があったのでその作業。2021年生まれのオリジナル系統である、魔禅メダカ F1 です。1枚目の写真は、各水槽の掃除の為に避難させてきた彼らを、プリンカップで一時隔離しているという光景です。

魔禅メダカ F1 ②

色揚げ処置をしていない影響もあり、パッとしない見た目ですね。現在十数あるメダカ系統について、2022年の繁殖シーズンでは飼育系統数全体を半分未満に減らす方針にしたので、不本意ながら魔禅についても他系統と統合交配させる(←結果的に系統数が減るので)ことにしました。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!