【クワガタ採集㉑】勘違いのワクワク!&初めての種類!(2022/7/29)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。暑さが日に日に厳しくなっていくのを感じます。おそらく熱中症だと思いますが救急車を見たりサイレンを聞く機会も増えていて、メダカ作業をやる気力が湧きません。

ウインナーのゴーヤチャンプル

今夜はウインナーを使ってゴーヤチャンプルを作りました。ゴーヤは塩と砂糖で揉んで下ごしらえをすると、苦みがだいぶ抑えられるのでオススメです。(^^*)

 

勘違いもありつつの、人生5つ目の採集種!

それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。7月下旬より再開することになった、ヒメオオクワガタ目的の採集登山。先日も地元神奈川県の山に登ったのでその模様をご紹介します。今回は残念な勘違いがありつつも、初採集の種類に出合えるというメンタルドラスティックな一日となりました。

 

まず、今回から使用することにした虫除けスプレーについて。市販の虫除けスプレーにはディート(=DEET、ジエチルトルアミド )イカリジン(Icaridin)といった化合物の含まれていることが多いです。殺虫効果ではなく忌避効果になるので、そういった虫除けスプレーを通常使用した状態でクワガタを触る程度なら生体に害はない・・・とは分かりつつも、理屈ではない感情面で使いたくないなと思ってきました。今までは、忌避効果の弱い自作のハッカ油スプレーを使っていたのです。

虫除けスプレー(アース社のサラテクトミスト)

しかし前回山梨県で登山をした際に、おびただしい数の蚊やハエ、蜂に追われ懲りてしまったので、今回は市販品の虫除けスプレーを持っていくことにしました。買ったのはアース社の商品です。

 

それでは当日の模様について。朝4時台に起床し、体調を整える時間を設けてから(←山中でのトイレ “ 大 ” の心配をなくしてから)公共交通機関を利用して登山口へ。前日の夕方まで雨の予報もあったのですが、夜中に無事晴れの予報に切り替わり、実際当日は晴天になったので助かりました。登山においては悪天候が生死に直結するので、家を出る時点で雨の予報があったり、降水確率が40%を超える時間帯があるようなら行かないことに決めています。

 

虫除けスプレーの効果はもちろんあったと思いますが、前回の山に比べると蚊やハエにはほぼ悩まされませんでした。大きめの蜂に追われたのも1回だけ。同じ山地でもヤマビルのいる山/いない山の違いがあるように、飛翔昆虫の生息数にも違いがあるものだなぁと思いました。

ダブルタマゴタケ

こちらは、登っている途中に見つけたファンタジーなキノコ。この世には触っただけでも皮膚のただれる毒キノコもあるということで撮っただけですが、帰宅後に調べるとタマゴタケという種類で食べられるそうです。持って帰って料理したかった...。

 

道中、雑談をしながら余裕を醸し出し、私をあっさり追い越していった中年くらいの女性2人組に驚いたのですが、その数分後に突然歓喜の瞬間が訪れました。登山道のすぐそばにあった立ち枯れのブナにクワガタのメスがいたのです。

登山中に見つけたクワガタのメス

これがそのクワガタ。私は虫除けスプレーをたくさん浴びていることから、素手で掴むのは諦めゴミ袋を取り出してそれで捕まえてリュックに入れました。腹部方面の胸部がくびれていて、裏側の腿節が黒っぽく見えたことから「ようやく念願のヒメオオが採れた~♡♡」と興奮しました。まだまだクワガタ採集は上手くないけれど、やり続けたから報われたのだなと。(泣)

それからの登山では、私の頭の中は

【私の脳内キャパ】
6割
:さぁヒメオオの飼育はどうしようか?繁殖セットはどう組もうか?
3割:虫除けスプレーの影響で死んじゃったりしないよね?(汗)
1割:いや待つんだ、まだヒメオオだと確定したわけではないだろう?

ということで埋め尽くされ気が付けば頂上に。一度来たことのある山頂に、今回は20分早く着きました。捕まえたメスの正体はともかく、登山では久々に捕まえたクワガタということで大切に扱いたいので、早めに下山することに。

アカアシクワガタのオス ①

そして下山中、また素敵なことが。一応周囲の木々をきょろきょろ見ながら下っていたら、細めのブナ?の木の幹をアカアシクワガタのオスが登っていたのです。迷わずこの子もゲット。アカアシクワガタを採集したのは初めてで、これが人生5種類目の採集種になりました。本田圭佑さんがゴールをケチャップに例えたのを思い出し、「採れる時はヒメオオもアカアシもドバドバ採れたりするんだなぁ。(*^0^*)♪」と浮かれました。

 

日焼け止めクリームの塗り重ねで顔はベタベタ。頭やシャツ、ズボンは汗で過去最低なくらいびしょびしょになったけど、こんなに幸せな気分になれた登山は初めてでした。下山後の公共交通機関の中でも、スマホでヒメオオ飼育に関する情報を改めて集めてみたり。そして、帰宅後に捕まえた2匹をじっくり観察してみました。

アカアシクワガタのオス ②

アカアシクワガタのオス ③

まずは、ヒメオオの近縁種でもあるアカアシクワガタから。捕まえた時から疑いはなかったですが、紛れもなくアカアシです。脚がこんなに赤くなる種類は他にいません。大アゴの形が繊細でたまらないなぁ。(^_^) 欲をいえば、メスも欲しかったところですね。

ミヤマクワガタのメス ①

そして最初に捕まえたクワガタのメス・・・。うーん...。残念ながら、本懐であったヒメオオではなく「ミヤマクワガタ」でした。

ミヤマクワガタのメス ②

捕まえた当初は裏側の腿節に色が無かったように見えたけど、よく見るとうっすらオレンジ色です。去年もミヤマのメスは捕まえていて、その個体はオレンジ色の濃かったことから「ミヤマのメスのオレンジ色は濃くて分かりやすいものだ」というバイアスも捕まえた時はあったと思います。

ミヤマクワガタのメス ③

そしてもう一つの見分けポイントとして、胸部の腹部方面は確かにくびれてはいるものの、本当にヒメオオなら “ くびれ始めの部分 ” がもっと尖るはず。ヒメオオを生で見た経験が乏しく、ミヤマ自体も今回が採集2匹目の私にとっては見分けが難しかったです。

ミヤマクワガタの産卵セット

この記事の投稿日である7月29日は、捕まえたミヤマクワガタのメスが交尾済み個体であると仮定して産卵セットを組みました。昨年捕まえたミヤマの繁殖は失敗していたので、そのリベンジです。保冷剤フェロールマットの力を借りることに。アカアシのオスについてはそのまま飼い続けますが、やはりメスも欲しいなと思うので近々また登山採集をしに行こうと思います。何より、地元産のヒメオオを採る夢は叶えられていないので!(^^*)

 

本日のメダカ写真

今日は、自宅において一番繁殖に対して元気な親魚たちを撮ってみました。

古龍メダカ ①

古龍メダカ ②

古龍メダカです。元々飼育する予定はなかったけど、値段の安さもあって衝動的にお迎えしてしまった5匹です。たくさん繁殖してほしい親魚からはなかなか採卵が進まず、そうでもない親魚からたくさん採卵が出来てしまうのは毎年起こる現象のように思います。(汗)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!