【小鳥のおもちゃ】ガラポン的フォレイジングトイ作り(7号)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜は鍋焼きうどんを作ってみました。鍋焼きうどん(レモンパイの料理)

東北旅行の際に山形で買った出汁入りの醤油を使ったので、簡単に美味しいつゆが出来上がりました。(^^*) 山形県は醤油のレベルが違います。

 

フォレイジングトイ【7号】の制作工程をご紹介!

それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。今回は、自宅のマメルリハインコ専用に作成したガラポンに似たフォレイジングトイ【7号】について、制作工程をご紹介することにしました!

 

トイのアイデアや工程をご参考にされる方々におかれては、必ず下記の注意事項についてご確認くださいませ。

 

【注意事項】本記事のトイ作りをご参考にされる方へ

今回ご紹介するトイは、私の自宅で飼うマメルリハインコ専用に作ったものです。読者の皆様の飼育される小型インコ、または他の鳥類ペットに対し同様のトイで遊ばせようとした場合、予期せぬ怪我や誤飲等に繋がるリスクが考えられます。この記事をご参考にトイを作られる場合は、何が起こっても自己責任であることをご承知ください。

 

今回ご紹介するトイでは、種類の分からないものも含め木材を使っています。木材の中にはインコが齧って体内に取り入れてはいけない種類もあるそうですが、私の場合は自宅のマメルリハ達に試してきた中で危険性のないと判断した種類&状態のものを選んでいます。また私の中でのルールとして、トイ作りにおいてはインコに “ 齧り取らせ ” たり “ 削らせ ” たりすることの目的では木材は使用しないことに決めています。

 

今回ご紹介するトイでは、木工ボンドを使用しております。一般論として、ボンドがインコの体内に入ると健康被害に繋がる恐れがありますが、とはいえ木材を扱う場合はボンドがないと制作の厳しくなる一面もあります。そこで私の中でのルールとして、自作したトイを遊ばせる際には

〈ルール①〉:トイは放鳥時にのみ遊ばせる(普段収納)
〈ルール②〉:トイで遊ばせる際は目を離さない

といったことを徹底し、マメルリハがボンドに触れることのないように注意しています。それでは、具体的な制作工程についてご紹介します。

 

ガラポン的トイの制作工程について

まず、今回のトイ作りで一番重要なパーツから。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 1

ホームセンターで購入した槐(えんじゅ)のコースターです。ガラポンのように回すとおやつ(エン麦)が出てくるトイを構想していた際にこれを見つけ、「ドリルでおやつポケットを作れば、ガラポンっぽいトイを作れるのでは?」と思い付きました。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 2

槐コースターを本体に据え、用意してみた木材パーツがこちら。四角の板と丸棒、ダボ木さえあれば、ノコギリでカットすることでだいたい欲しいパーツは揃えられますね。また、嘴含めインコの体と接触しそうな部分の角は、怪我防止の為にヤスリで丸く加工しています

記事作りを想定しながら写真を撮っていったものの、この時点では大事なものを忘れていることに気付いていませんでした(下記参照)。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 3

ガラポン的フォレイジングトイ作り 4

まず、槐コースターの年輪中央に電動ドリルを使い、回転させる為に必要な軸(ダボ木)を通す為の軸穴を開通させます。ダボはラダー作りに使えたり取っ手としても活用出来るので、フォレイジングトイとの相性が良いです。(^-^)

ガラポン的フォレイジングトイ作り 4

ガラポン的フォレイジングトイ作り 5

続いて槐コースターの側面に、おやつポケットを開けました。インコがある程度回した際におやつが落ちてくるようにしたいので、中央に向かって垂直に開けるのではなく、写真にあるように角度を付けてみました。電動ドリルが滑りやすい箇所&角度だったので、真似される方はお怪我をされないようご注意ください。m(_ _)m

ガラポン的フォレイジングトイ作り 6

槐コースターを支える壁には、電動ドリルでこのように「軸穴」と「ストッパー穴」の2つを用意しました。100均の細いやすりでささくれを除去し、 ※1 軸穴に関してはより穴径を拡げるように内部も削りました。

※1 壁に開ける軸穴のサイズは、槐コースターを回しやすくする為に軸より若干大きくする必要があります。とはいえガバガバだと槐コースターも不安定になるので、丁度良い加減になるまでやすりで拡張しました。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 8

下準備が整ったので、トイの組み立てに移ります。槐コースターに軸を挿し、ボンドで固定しました。ボンドは裏側から少しだけ使い、構造上インコの口には入らないようにしています。そして壁にも通しました。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 9

壁の裏側では、軸に「軸受け」を接着しました。ここでもやはり、ボンドは見えない部位に少量だけ使用。これにより、槐コースターは壁からは外れなくなりました。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 9

次に、壁にストッパーとなるダボ木を挿してこちらもボンドで固定しました。このストッパーがあることで、 ※2 槐コースターの回転可動域が制限され、回って欲しい範囲にだけ動かせるようになるのです。

※2 槐コースターが歪んだ形をしているからこそ、ストッパーの場所次第で回転可動域を制御出来るのです。もし正円の木材を使っていたら、別の方法を考えなければいけません。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 11

・・・ここに来てようやく、上記で触れた “ 大事なもの ” について思い出しました。インコが槐コースターを回す為の取っ手がない(笑)のです。本来なら組み立てる前にやらなければいけない作業を、急遽この状態からやることに。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 12

電動ドリルで槐コースターに穴を開けたのですが、不安定な作業になったせいで穴の周辺が汚くなってしまいました。とにかく、穴の底にボンドを付け、取っ手サイズへと短くしたダボを挿して対処完了です。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 13

ガラポン的フォレイジングトイ作り 14

続いて、土台に壁を接着し、壁の安定性を高める為に三角形の支えも2個接着しました。接着中、隙間からボンドが漏れていないかチェックします。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 15

追加の木材作成になるのですが、実際におやつ(エン麦)をポケットに装填して動かしてみた際に、おやつがどういう軌道や速さで落ちるのかを確認してから、おやつの受け皿を作りました。丸棒から切り出したパーツに対し、彫刻刀で溝を作って紙やすりで表面の凸凹を均しました。

ガラポン的フォレイジングトイ作り 15

最後に、土台におやつの受け皿も接着したら完成です!!(*^0^*)♪♪

 

利用者様のご感想

あめちゃん3才♀

トイが完成したので、現在4羽飼うマメルリハインコの中で最も賢く頭を使うことが好きな「あめちゃん」に試してもらいました。

フォレイジングトイの感想 ①

あめちゃんに初めてトイ【7号】を見せても、たいして警戒されませんでした。まずはおやつを装填して取っ手を指で回し、おやつが出てくるところを見てもらいます。「(何か操作すれば出てくるのかな...?)」と考えてもらうのです。まだ取っ手の意味に気付いていない間は、指先で取っ手をトントン触って注目を引き、取っ手が何か重要な部位であることも認識してもらいました。

あめちゃんは私のトイに慣れ過ぎているので、物事が簡単に進み過ぎてしまいます。トイを怖がる子トイの破壊に走ってしまう子など、向かない子も当然いることをご理解ください。飼い主の一方的な思いだけで特訓させるのはNGです。

フォレイジングトイの感想(マメルリハインコ) ②

まだ取っ手の正しい動かし方は分からないけど、取っ手を操作して槐コースターを動かすことに執着し始めた段階です。集中が切れたら再び「取っ手を使うんだよ!」と指でヒントを出しますが、取っ手を弄っている間は見守りました。

フォレイジングトイの感想(マメルリハインコ) ③

結果として、あめちゃんは初見の状態から5分程でおやつの入手に成功しました。構想や制作の期間がどれだけ長かろうが関係なく、あめちゃんには簡単に攻略されてしまうのがいつものオチ。(笑) 今回のような報酬型のトイで一緒に遊ぶ際は、おやつの与え過ぎにはご注意ください。

 

本日のメダカ写真

今日は、以前もご紹介した黒天幻龍メダカ黒百式メダカとの異種交配子孫を撮ってみました。

(黒天幻龍×黒百式)F1

前回載せた際は目の辺りがよく写らなかったので改めて撮影してみたところ、青瞳&スモールアイだったことが分かりました。兄妹数が少ないことから通常累代は難しそうですが、何らかの形で来年の繁殖に携わってもらおうと考えています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!