カブトムシの繁殖方法

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

現在、室内にある「メダカ水槽」の背面には、100均で購入した壁紙( 水色のペンキで塗った木の板を模したもの )を貼っています。そうしているのは何か壁紙や板が背景として後ろにないと、水槽内のメダカや稚ザリを綺麗に撮れないからです。

 

でも、今使っているものは、壁に貼り付けるタイプのものなので、接着面と絵の面が同じではありません。つまり、壁紙の本来の接着面は使わないまま、絵の面を水槽の壁に押し当てて、セロハンテープで固定している状況です。(笑)

 

カブトムシの繁殖方法

では、本題に入ります。3日前にカブクワ記事を書いたばかりですが、成虫の飼育方法に触れておいて、繁殖に触れないというのはやや気分が良くないので、(笑) 今回は “ カブトムシの繁殖方法 ” についてお話します。

 

オスとメスの繁殖活動

前回のカブクワ記事では、成虫の寿命を出来るだけ延ばすことを考えると、オスとメスは分けて飼育した方が良いと書きました。しかし、繁殖を見据えて飼育するのであれば、最初からオスメスの同居飼育をさせるのが確実な方法になります。

 

繁殖行為はオスがメスの背中に乗って行われ、一回の時間は数分~数十分くらいです。行為中は、『バキバキ』というような、何か怪我を連想させる音が聞こえてきますが、音が出るのは普通のことなので心配する必要はありません。

 

飼育容器内でのペアリングは、1:1が基本になります。他の個体( 特にオス )がいたり飼育密度が濃いと、行為が邪魔される恐れがあります。また、たくさんの子孫( 卵 )を入手したい場合はメスの数を増やすようにします。

 

繁殖活動後の成虫飼育

繁殖活動が確認出来たら、飼育容器にマット( 腐葉土など )を深く満たすようにします。マットがたくさんあることで、メスはたくさんの卵を安心して産むことが出来ます。

 

成虫の飼育容器内の環境を、卵の為に後から変更するのは面倒なので、 ※1 繁殖の成功を優先に考えているのなら、最初からマットを深く入れておくのがオススメです。

※1 成虫飼育にしか向いていないマットや床材もあるので、それらの使用は控えてください。

 

マットは、そのまま孵化した幼虫のゆりかご( エサ )にもなるものなので、ゴミや不要物は事前に取り除き、良い状態を保つように心掛けます。具体的には、ある成虫が幼虫だった頃から使ってるマットを使い続ける場合は、幼虫時代に出たフンを取り除いたり、新しいマットを混ぜたりします。また、ダニやコバエの多いマットは使わないようにします。

 

メスの産卵後について

産卵可能になったメスは、生涯で数十~数百個の卵を産み落とします。卵の大きさは 3mm 前後くらいで、白色や黄色をしています。メスは何日かに分けて産卵をするので、飼育容器内のマットの中は、定期的に確認してみるようにします。

 

飼育容器内のマットを放置していても、自然と卵は孵って幼虫が育ち始めますが、 ※2 たくさんの数の幼虫を育てたい場合は、出来るだけ “ 採卵&管理 ” をするようにしましょう。卵を見つけたら、直接卵を触らずにスプーンや指を使って周囲のマットごと掬い集めます。集めた卵は、幼虫飼育専用の容器へ移します。

※2 卵や幼虫は、成虫の動きによって傷が付いて力尽きてしまうことがあります。また、幼虫の飼育密度が高いと、お互いが傷つけ合う事故に繋がりやすくもなるので、そういう面からも卵は管理するのが望ましいです。

 

成虫の飼育容器をそのまま幼虫専用の育成容器にしたい場合は、成虫だけ別容器へ引っ越ししてもらいます。

 

本日の写真

キノコちゃん( カブトムシのメス )

写真は、昨日の22時頃に撮影したキノコちゃんです。相変わらず、私が撮影しようと近づくと、フリーズして力尽きたフリをします。(笑)

 

実は、成虫になって久々に再会した時は、体中にダニがくっ付いていました。時間経過と共に、体に付着するダニの量が増えていくのは自然なことですが、羽化後間もない段階でダニだらけだったので、マットをダニ除け効果のある成虫用のヒノキの商品にしました。そのおかげか、今はとても綺麗な体になっています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!