選別をしやすくする方法

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

ツイッターでは何度か仄めかすような投稿をしましたが、実はゴーストクラーキーアメリカザリガニの小葱&玉葱姉妹の為に、先月お婿さんを迎えました!室内のヒメツメ水槽をリフォームし、そこで飼育しています。そのオスの名前は、 “ ブルーチーズ ” です。これからはブルーチーズ君です。

( ヒメツメガエルさんには、一時的に室外に移ってもらいました。 )

 

お婿さんのお迎えを急いだのは、小葱ちゃんの容体が危うくなってしまったことが一番の理由です。姉妹をずっと健康なまま飼育し続けられるとは限らないということを実感したので、姉妹のどちらかにセメント腺が現れたらいつでもペアリング出来るようにと考えています。

 

メダカの選別をしやすくする方法

それでは本題に入ります。メダカの選別方法については、何度か記事にしてきたので、今回の内容と被る部分が出てしまいますが、 “ 選別をしやすくする方法 ” についてまとめてみました。

 

選別をしやすくする方法①:飼育水を透明にする

特に、メダカを横から眺める際に重要なことですが、選別のことを考えるのであれば、飼育水は透明に近い方が良いです。グリーンウォーターのように何かしらの色の付いた飼育水だと、メダカの細部まで観察することが難しくなります。

 

なかなか飼育水を透明に保つことは難しいですが、水面以外の方面が光を通さない水槽( 黒の色揚げ水槽など )だと、グリーンウォーターが徐々に薄まったりしやすいです。また、飼育水の緑色や濁りを抑える効能の商品が販売されているので、それを使うのも一つの方法です。

 

手っ取り早く飼育水の色を薄める方法は、水替え水足しの際に、カルキを抜いた水道水を使って飼育水を希釈することです。

 

選別をしやすくする方法②:観察容器に入れる

選別の際に障壁となることの一つは、メダカがじっとしていてくれないことです。飼育者は動いているメダカを眺めなければいけないので、観察や撮影専用の容器に入れて、メダカの移動範囲を狭めると良いです。

 

ただし、メダカがスムーズに方向転換出来ないくらい観察容器の幅や厚さがなさ過ぎると、彼らには強いストレスになってしまうので、その点は注意してください。

 

選別をしやすくする方法③:色揚げする

メダカの体色に限ることですが、普段からメダカの色揚げを意識して飼育すると、各個体の体色表現の違いが際立つようになり、選別を進めやすくなります。

( 色揚げに関連する記事 → 2017/2/5の記事:「メダカの色揚げ」

 

ただし、特定の色の色揚げ成分の入ったエサを使うと、メダカ個々の体色表現のポテンシャルが分からなくなってしまう可能性があります。

 

私の場合、錦メダカや赤虎系メダカなど一部の種類では、選別のことを考えて、稚魚や若魚の段階から黒の色揚げ容器を使って飼育したりしています。

 

選別をしやすくする方法④:同種のみで飼育する

メダカの選別をする際は、同種の仲間と比較しながらやると、個体それぞれの特長が分かりやすくなるので、効率良く選別をすることが出来ます。その観点から、普段から同種の仲間と同じ水槽で飼育するのが望ましいです。

 

最後に

品種改良や新種作出が目的の場合は、選別はとても重要な作業になるので、出来るだけ選別しやすい環境を維持することが大切です。

 

上記で示した方法の①と②は、メダカの健康状態をチェックする際にも役立ちます。

 

本日の写真

梵灯メダカ

写真は、梵灯メダカです。今年の繁殖シーズン前半戦に、( 梵天×灯 )から生まれた F1 になります。今日はとても元気に見えました。

ブルーチーズ君

そして2枚目は、冒頭で名前をお伝えしたブルーチーズ君です。一昨日に脱皮をして、腕がたくましい太さになりました。繁殖に成功することはもちろんですが、父ザリや母ザリよりも長生きしてもらうことが目標ですね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!