「繁殖条件」への疑問

こんにちは。(くもり)レモンパイです。

 

昨日の記事と同じような言葉がたくさん出てきてしまい申し訳ないのですが、(笑) アイキャッチ画像は( アルビノ×魔王 )F2 のアルビノメダカです。全部で4匹生きているうちの2匹です。他の2匹は成長度合いがこの2匹より遅かったので、別容器で飼育しています。4匹とも体調を崩すことなく健康に育ってくれているので、そのまま室外で越冬させようと思います。

2017/2/2追記:実際に4匹のアルビノ若魚は室外で越冬させました。

 

「繫殖条件」

では、本日のお題に参ります。以前から疑問に思っていたことがあったのですが、あの11月のアイキャッチ画像の写真を昨日撮ったときにその疑問について改めて考えたので、記事でお話しようと思った次第です。メダカの繁殖条件に関することです。

 

メダカの繁殖条件とされるもの

書籍内の文献やネットの記事の中において様々な情報が飛び交っていますし、実際に私は繁殖条件を一つ一つ検証しようとしたことがなかったので、具体的な数字については断言は出来ないのですが、一般的に繁殖条件とされているものについて、まず書きます。

 

大前提として、【 水槽内にオスメスがいること 】、【 メダカが健康なこと 】の条件を満たしている上で

 

① 年齢・・・生後2、3ヶ月~

② 水温・・・20度以上を保つ( つまり季節だと春~秋

③ 日照時間・・・半日以上~

 

の以上3点が、文献によっては数字に誤差はあるものの、繁殖条件として世の中に多く出回っている情報です( 根拠が全く分からない情報もたくさん溢れていますが )。

 

繁殖条件とされるものの注意点

しかし、私の飼育歴の中では、上述した繁殖条件を満たしているにメダカが繁殖してくれない時や、逆に条件からかけ離れているのにメダカが繁殖を続ける時が何度もありました。

 

その理由については分かりませんが、一つ間違いなく言えるのは、メダカは機械ではなく生き物なので、我々飼育者が考えているよりもメダカが繁殖を【 行うか/行わないなか 】の境界線ははっきりと存在せず、多様な要素が複雑に絡み合っているということです。

 

つまり、「この条件を満たせばメダカは繁殖をしてくれる」という情報は、あまり当てにならないこともあるということです。今年の私のメダカの場合、春から上述した3つの条件を満たして飼育していましたが、実際に自宅のメダカが繁殖を始めたのは5月に入ってからでした。

( 去年の春は3月末の時点で繁殖が始まっていました。 )

 

若魚の繁殖

私がネットでざっくりと調べた限りではこの情報が出てこなかったのですが、メダカの若魚は順調に成長してきた場合、水温が低い状態でも繁殖をある程度の期間行うことが多いです。それがアイキャッチ画像の話と繋がりますが、画像の中の室外飼育のアルビノのメスは抱卵しています。水槽内を調べたところ有精卵も確認出来たので、今でも繁殖をしているということです。

 

しかし、昨日は久々に水温を計ってみたのですが、アルビノ水槽の水温は12度しかありませんでした。ここ数日は暑い日がなかったので、水温はずっと20度を下回っていたはずです。

 

これは私の推測に過ぎないのですが、暖かい時期に生まれた若魚は、メダカの繁殖に適した水温( =環境 )の中で体が成長してくるので、だんだんと冬が近付いて水温が低くなり続けても体は繁殖に向けたものに仕上がっていることにより、しばらくの間繁殖を行うということなのだと思います。

 

本日の写真

( 楊貴妃パンダ×アルビノ )F1

今日は昨日よりも寒く感じるので、室外水槽でじっとしているメダカを撮影しようと思ったのですが、何故かこの( 楊貴妃パンダ×アルビノ )F1 は元気にエサをねだってたので、ついこちらを撮影してしまいました。(笑) 今夏に行った異種交配の中では一番ブログで紹介してこなかったメダカ達ですね。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!

 

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