「A群水槽」と「B群水槽」

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

今回は、一週間ぶりの「テーマ記事」の投稿なのですが...実は、本来であれば今日は「第5のメダカ記事」の第1回目を投稿するはずでした。

 

その「第5のメダカ記事」を新設することを、先月の 3/20 の記事の冒頭にてお伝えし、それ以来本日での初投稿に向けて構想を固めてきました。しかし、いざ作ろうとした時に様々な問題に気が付いてしまって、本日は投稿出来なくなったのです。(笑)

 

ということで、 ※1 「第5のメダカ記事」の投稿は、もう少し後回しにすることになりました。最近は3週間~1ヶ月くらい先までを考えて、計画的に記事の投稿を決めているので、柔軟には対応しづらくなっています。

※1 2019/4/26追記:後の「ひとりごと記事」のことです。

 

「A群水槽」と「B群水槽」

それでは切り替えて、本題に入ります。今回は、去年?辺りから私が当ブログ内で使うようになった「A群水槽」「B群水槽」という言葉について、その意味や役割について整理することにしてみました。

 

この「 A群水槽」&「 B群水槽」という考え方は、私のメダカ飼育生活の中のルールや習慣から生まれた概念になるので、ご参考にならない方は多いかもしれません。(笑) その点は予めご理解ください。

 

「A群水槽」とは

まず、個別に説明をしていきます。「 A群水槽」とは、あるメダカの系統の選別内の個体を中心に抱えている水槽になります。

 

一番大切に扱っていくべき群のことを A群と呼んでいるので、「 A群水槽」です。呼び名は「 S群水槽」でも何でもよかったです。A群水槽では、飼育密度などの条件で優遇することがあります。

 

「 A群水槽」の数や割合について、系統や世代ごとに異なりますが、A群水槽を抱えている場合はそれぞれ1~数個になります。

 

「B群水槽」とは

続いて「 B群水槽」とは、あるメダカの系統の、選別内ではあるけれど、選別外になる可能性の高い個体を中心に抱えている水槽になります。

 

個体ごとに重要度を判別した際に、上記の A群よりかは劣る群のことを、 A群に対して B群と呼んでいるので「 B群水槽」です。

( A群でも B群でもない個体は、選別外メダカとなります。 )

 

「A群水槽」と「B群水槽」を分ける理由

なぜ選別内のメダカの中を「 A群」と「 B群」に分けるかというと、その方が選別の際に楽になるからです。選別を行うごとに見た目のコロコロ変わってしまうような個体は少ないので、選別の際には「 B群水槽」を中心に選別外の個体を決めることがよくあります。

 

選別によって「選別内」と「選別外」を決めたら、次回の選別がしやすくなるように、「選別内」になったメダカ達を改めて「 A群水槽」と「 B群水槽」に分け直すようにしています。

 

個体の基本的な水槽間での流れとしては、【「 A群 」→「 B群」→「選別外」】となりますが、【「 B群」→「 A群」】の流れもあります。

 

「A群水槽」と「B群水槽」に分ける際の注意点

注意点を挙げるとすれば、( 繁殖用水槽ならともかく )素晴らしい形質表現の個体を “ 1つの「 A群水槽」にだけ集める ” のは、リスク管理の観点から好ましくありません。「 B群水槽」にも、素晴らしい形質表現の個体を敢えて少し混ぜたり、複数の「 A群水槽」を維持する等の工夫があった方がいいです。

 

また、稚魚や若魚の育成に力を入れている時は、 “ 成長度合いで水槽分け ” をした方が良いです。育成が大切な時期に、「 A群」&「 B群」の分け方を優先させるメリットはないと思います。

 

最後に

私はメダカの小規模飼育者であり、常に飼育スペースが不足しているので、繁殖シーズンが始まる前までに親魚になる可能性のないメダカ達を、どんどん選別外にしなくてはいけない事情があります。

 

現在の私の場合、選別外になったメダカ達は、室外に1個だけある「選別外メダカの水槽」か、室内の複数のザリガニ水槽へ移しています。仮に「 A群水槽」と「 B群水槽」の両方でメダカが全滅してしまった場合には、選別外メダカを選別内として呼び戻す可能性はありますね。

 

本日の写真

「梵天メダカ17」

写真は、「梵天17」メダカです。あの30匹以上の全員がメスだったという系統です。現在は12匹を残しています。

 

実は、今日からある実験をしてみることにしました。以前、ツイッターでフォロワーさんから、 “ メダカの性転換 ” について少しお話を伺ってからとても興味が湧いたで、それに挑戦してみようと思ったのです。

 

つまり、 “ 「梵天メダカ17」の12匹のメスの中から、オスを作出することが出来るのか? ” について、いろいろと試してみることになりました。良い結果が得られたら、記事にしてみようと思います!!

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!