メダカとメチレンブルー

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。

 

今日はかなり暖かいですね。(^^) この間のメダカの値段に関する記事を書いてから、ヤフオクの中をさらに覗くようになったのですが、オロチという名の黒系メダカが一つのトレンドですね。

 

メダカの名前については、作出者や飼育者が名付けるものであり、基本的には何でもありということになります。よって、変わった名前のメダカの購入を考える際は、どういう形質のメダカなのかを理解するように努め、名前に本質を惑わされないようにしましょう。実際に販売者に定義や出自を聞いてみるのもありですね。

 

メチレンブルーの用途

では、本題に参ります。私はメダカを本格的に飼育するようになってから、メチレンブルー( 水溶液 )をずっと所有していますが、そのグッズについてお話します。

 

メチレンブルーとは

メチレンブルーとは、一般的には観賞魚に使われる薬品のことです。水溶液は濃い青色になるので染料にもなりますし、その他様々な場面で利用されています。

 

希釈して使うメチレンブルーは、原液が人の手や自宅の床、洗面台等に付くと青いシミを落とすのが大変になるので、使用する際は零さないように注意し、安定した場所で保管する必要があります。

 

メチブルの用途①:病気の治療

※1 白点病の治療薬として一般的に知られていますね。水槽( 飼育水 ) に投入する量については、ただたくさん入れれば良いというものではないので、白点病の治療を行う際は商品に記載されている目安の量を守りましょう。

※1 白点病の白点と、メダカのラメ( 虹色細胞 )を見間違えないように注意してください。ラメの場合、点の場所は変わりません。また、そういうラメメダカの新種でもなければ、ラメがヒレに飛ぶことはありません。

 

他にも、尾ぐされ病水カビ病の治療の為に使われることがありますが、私の場合は病気の治療用途としてはほとんど使いません。

 

病気の個体を発見した場合、 ※2 それが水槽内の一部の個体なら、彼らだけを別容器へ隔離してそこでメチレンブルーを使います。病気の個体が水槽内にたくさんいる場合は、その水槽全体にメチレンブルーを使うようにします。

※2 私の場合、病気の個体を隔離しても、メチレンブルーを使わずに様子見し続けることが多いです。

 

メチブルの用途②:卵の管理

メダカについては、ほとんどこちらの用途でしか使ったことがありません。(笑) 使う目的としては、(1)有精卵/無精卵の見分け(2)有精卵のカビ予防になります。卵を管理する容器( プリンカップ等 )に希釈したメチブルを投入するのですが、色はほんのりとした薄い青色になる程度です。

 

前者(1)の目的についてですが、メチレンブルーによって、有精卵は内部まで青くなることはありませんが、無精卵は内部まで完全に真っ青になるので、見分けが付くというものです。

 

しかし、卵の管理容器に投入するメチレンブルーが濃い濃度だと、有精卵も含めて全ての卵が真っ青になってしまいます。そうなると、無精卵だと思って間違えて有精卵を取り除いてしまうミスが起こりかねないので、今夏の私は見分けの目的では使いませんでした。

 

私の場合、後者(2)の目的がメインになります。毎日卵の管理容器の水を、カルキを抜いていない新しい水道水に換えているだけでもカビは予防できますが、容器に入れている卵が密度の濃い場合にメチレンブルーを使います。しかし、メチレンブルーを使っていても、無精卵はいずれカビてしまいますし、容器内にカビの生えた卵があると他の卵へのカビの侵食は防げないことに注意してください。

 

本日の写真

黒幹之 F1

卵の管理容器に投入するメチレンブルーの濃さを、写真で示そうかと思ったのですが、今は卵を抱えていないですし、その濃さを示す写真だけ撮っても地味過ぎるのでやめました。(笑)

 

本日の写真は、久々の黒幹之メダカ F1 です。横から撮ったのを載せるのは初めてですかね?両親はもうちょっと黒かったのですが、飼育容器を黒に変えれば濃い黒色になってくれると思います。

2017/7/19追記:2017/7/19現在では、黒幹之メダカ F1 だとしてきた個体は、全て梵天メダカ F1 だったと考えています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!