室外と室内の違い

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

昨日、室外メダカの越冬前の大掃除が全て終わりました。結局、水槽の数は夏場からあまり減らすことが出来ず、現在も25個程度を室外に置いています。

 

スモールアイメダカの一部は、体調不良から回復するのが間に合わなかったので、室内に引越しさせました。今年生まれた若魚の中には、生まれた時期にかなり時間差があるので、親メダカよりも大きい個体や1cmしかない小さい個体もいるのですが、これからの時期はどの個体も成長スピードが著しく落ちますね。

 

飼育場所によるメダカの違い

では、本日のお題に参ります。※1 室外( 屋外 )飼育メダカと室内飼育メダカの違いについてです。どのような点でメダカに違った影響が出るのかについてお話します。

※1 外は屋外中は屋内と表現することも多いと思うのですが、私は自分自身が言葉をコロコロと変えて使ってしまうのは嫌なので、当ブログでは “ 室外 ” & “ 室内 ” という表現で固定しています。

 

① 成長度合い

これは長年不思議に思っていたことなのですが、室外メダカは室内メダカよりも早く成長します。この事実は、他のどの条件の違いよりもメダカの成長度合いに大きな影響を与えるのです。

 

成長度合いに差が出る理由としては、室外に水槽を置いていた方が太陽光がよく当たり、また飼育水に雨風に乗って運ばれてくる微生物の種類や量が多くなるので、メダカが本来生息する自然環境に近い( = メダカの生育に最も適した )環境になるからだと考えています。実際に、稚魚やアルビノメダカを育てる上で大切なグリーンウォーターは、水槽を室外に置いた方が早く出来上がります。

 

② 寿命の長さ

※2 室外から室内飼育へ切り替えたメダカの中には、短命に終わってしまうメダカが出てきます。短命になるメダカに多いのは、体調不良になってそのまま回復せず力尽きてしまうケースです。天敵自然災害の脅威を除いて考えるなら、室外メダカの方が長生きします。

※2 室内から室外飼育への切り替えの場合は、寿命が縮まると感じたことはありません。

 

なぜ室内飼育への切り替えが一部の個体の短命に繋がるのかについては、はっきりとした理由は分かりません。おそらく、自然光から照明への変化や、人間というメダカよりもはるかに大きい生物に横から観られやすくなることのストレスなどが、一部のメダカに大きな悪影響になるのだと思います。

 

しかし、メダカを生まれたての稚魚の段階から室内で飼育している場合は、一部の個体が短命に終わるという傾向は見られないように私は感じます。

 

③ 冬眠

これは、2016/10/15の記事:「冬の室内飼育」で書きましたが、室外水槽のメダカは水温が低いので冬眠( 水槽の底でじっとして動かなくなること )をするのですが、室内水槽のメダカは冬眠しません。元気に泳ぐメダカを冬でも見たいのであれば、室内飼育を選びます。

 

最後に

上述したこと以外にも細かい部分で様々な違いがありますが、総合的にはメダカは室外で飼育する方が無難です。ただ、観賞に適した環境を整える場合は、室内飼育の方が実現しやすくなります。

 

本日の写真

梵天 F1

写真は、梵天メダカ F1 さんです。今まで梵天の写真については何枚か載せてきましたが、私の理想に近い梵天表現の個体は、 ※3 結局この個体を含めて2匹だけでした。梵天メダカについての当面の目標は、固定率をひたすら上げることだけですね。

※3 2016/12/12追記:当時はそう思っていましたが、リスクヘッジ水槽にいる個体についてカウントするのを忘れていました。12/12時点では、全部で3匹いました。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!