こんばんは。(くもり)レモンパイです。今夜はいろいろ作ったのですが、メインはミートソースのスパゲッティでした。昨日はピザソースを敢えて大量に作っておいて、そのピザソースを活用して今日のミートソースへ作り変えてみたのです。ミートソースって、焦げ付きさえ気を付ければだいたい美味しく作れると思います。
今日の午後は、競泳の池江璃花子選手のご病気の告白に驚かされましたが、午前中に私は初めて税務署に電話していました。来週から始まる2018年分の確定申告において、初めて申告をする予定でして、申告書作成会場へ行く前にどうしても確認しておきたいことがあったのです。
確定申告のことは、実は数年前から私を悩ませてきました。「何が分からないのか分からない」からスタートして、自力で知識を増やせば増やすほど疑問点が増え、精神的にどんどん追い詰められていったのです。特に今年2019年に入ってからは、それでほぼ毎日がブルーな気持ちになっていました。
勇気を出して今日お電話をしたら、案の定緊張してしまい、聞きたいことの全部は聞けませんでした...。でも、一番聞きたかった重要なことはお答えいただけたので、今日はこれでよしとします。(^^)
改めて “ 飼育系統数の削減 ” の意味
それでは、本題に入ります。今回は「ひとりごと記事」です。「ひとりごと記事」は、緩いテーマ設定で、肩に力を入れ過ぎずに作成する記事のことですが、何だかんだで「テーマ記事」っぽく堅苦しくなってしまいがちでもあります。(汗)
今回の内容は、私が当ブログ内でよく使う “ 飼育系統数の削減 ” という言葉の意味について、改めてご説明することにいたしました!
飼育系統数の削減とは
私の使う “ 飼育系統数の削減 ” とは、
・飼育しているメダカ系統の数を減らしていこう!
という指針になります。具体的にいつ頃から意識してきたのかは、ちょっと忘れてしまいましたが、少なくとも3年以上前からだと思います。
メダカ飼育を始めて2年目以降の私は、様々な種類のメダカの “ 収集欲 ” に囚われ、20種類近くも購入したメダカを抱えている時期がありました。そんな状況があって、「飼育しているメダカ系統の数を減らしていかなきゃ!」という考えが生まれたのです。
飼育系統数の削減がなぜ必要なのか?
では何故、私が自宅メダカの “ 飼育系統数の削減 ” に取り組まなければいけないかというと、
(2)品種改良や新種作出の為には、各系統の割り当ての飼育スペースを増やす必要があるから
(3)本当に必要なメダカをお迎えするスペースが欲しいから
といった3点になります。
(1)飼育スペースが狭く、各系統の累代がままならない
(1)については、現時点( 2019/2 )では既に解消されている問題で、 “ 飼育系統数の削減 ” を始めた当時の一番の理由でした。
昔は現在よりも飼育スペースが狭くて、ある系統にて20匹未満しか子孫を確保( 親魚からの採卵 )することの出来なかったことがありました。各系統での飼育可能な個体数が少ないと、辛うじて累代は出来ても絶滅の可能性が高い状況になってしまうので、そのことに危機感を覚え、積極的に飼育系統数を削っていくことになりました。
(2)品種改良や新種作出の為に、1系統あたりの飼育スペースを増やしたい
(2)の理由が、現時点では一番重要になっています。各メダカ系統での品種改良や新種作出の過程を進めたり、それらの最終目的を実現する為には各系統での繁殖規模を少しでも大きくし、少しでも多くの子孫を育成して、選別の選択肢を増やすことが大切になるのです。
「たくさんのメダカ系統を抱えている状況の方が、異種交配の選択肢が増え、新種作出にとって有利ではないか?」という見方もありますが、それはあくまでも広大な飼育スペースを持っている場合のみのことであって、一回の繁殖にて各メダカ系統を数百匹単位で増やすことの難しい私には、やはり飼育系統数を抑えることが先決なのです。
(3)本当に必要なメダカを迎える準備をしたい
(3)については、もしたまたま寄ったアクアショップにおいて心の底から欲しいと思えるような、自宅の既存メダカとの異種交配で活躍してもらいたいような、本当に必要なメダカに出合った場合に、そのメダカをお迎えしてすぐ繁殖させられるくらいの飼育スペースの空きが欲しいということです。
飼育系統数の削減の方法
“ 飼育系統数の削減 ” を実現する為の方法としては、
● ある系統とある系統において、統合の異種交配をする
の2点が基本的なものになります。実際に採用することが多いのは、後者の方法です。
“ 統合の異種交配 ” を行って新系統を作出した場合、その異種交配で活躍してもらった2系統において通常の累代繁殖をさせないことで、メダカ飼育全体としては1系統が増えて2系統が減ることになるので、合計で1系統分を減らすことが出来ます。
個人的な思いとしては、ただ繁殖させないで系統数を減らすのは心苦しいので、既存の系統名や純粋な血統としては消滅するけど、 “ 血が新たに生まれた系統の中で生き続ける ” 統合の異種交配の方が、気持ち的には楽になりますね。
ここまでのご説明をイメージ図に
・・・ここまで、普段の「テーマ記事」のようにやはり堅苦しく書いてきてしまった(汗)ので、ここではイメージ図を用意して “ 飼育系統数の削減 ” について再びご説明しようと思います!
イメージ図①:元々飼育スペースが狭いんです。
・棚を作ったり、家族と交渉(笑) するなどして、毎年メダカの飼育スペースを少しずつでも拡大してきました。それでも、広い庭を持たれている方や販売目的でメダカを扱われている方と比べると、やっぱり狭い飼育スペースなのです。
イメージ図②:昔、メダカの収集欲に駆られてました!
・具体的に、何をきっかけに変わりメダカの収集欲に駆られるようになったのかは憶えていませんが、後先考えずにメダカを購入してしまう時期がありました。
・新しいメダカをお迎え出来る余裕がなくなり、そして既存のメダカの累代( 維持 )すらままならないことに気付いてから、 “ 飼育系統数の削減 ” の必要性を感じました。
イメージ図③:メダカの飼育系統数の削減に着手!
・上述したように、飼育系統数を減らすには今のところ2パターンありまして、1つは繁殖をさせない( 採卵しない )ことです。
・ただ、あるメダカ系統を絶滅させることに決めたとしても、将来に私の中での予定や計画の変更があって、何らかの形で繁殖してもらう可能性は0ではないので、寿命を迎えるまで大切に飼育を続けることがほとんどですね。
・そして2つ目の方法が、統合の異種交配をさせることになります。時間が経てば、新しい1系統が残り、親魚の2系統が消滅します。
イメージ図④:飼育スペースに余裕ができ、品種改良等がはかどる!
・イメージ図③により、 “ 飼育系統数の削減 ” を進めることに成功すると、浮いた飼育スペースを「残る他の系統の子孫」の為の飼育スペースとして活用することが出来ます。
・各系統での子孫の育成可能数を増やすことが出来れば、それだけ自分の理想に近い個体や、珍しい形質表現の個体に出合いやすくなり、有意義な世代交代や異種交配を行えるようになる、ということでした。
最後に
“ 飼育系統数の削減 ” とは、あくまでも狭い飼育スペースしか所持していないのに、身の丈に合わず(笑) 品種改良や新種作出をしたいと考えている私の事情による行為に過ぎないので、当記事をご覧になる様々な方にオススメしたいものではありません。m(_ _)m
今年2019年のこれから始まる繁殖シーズンでも、 “ 飼育系統数の削減 ” の一環として絶滅させる予定の系統が、既にいくつかあります。これを2020年以降も続けるのかどうかは、まだ何とも言えません。
本日の写真
写真は、今日作業をした乙姫メダカ F2 になります。1枚目が上見、2~3枚目が横見になります。今日は彼らについて “ 仮選別 ” を行ってみました。具体的には、越冬明け後に行う予定の次回の選別において、【 選別内 】になりそうな個体と【 選別外 】になりそうな個体を、別々の水槽へ分けてまとめてみたのです。
1枚目と2枚目に写っているのが、21匹生存している中で、今日 “ 【 選別内 】 になりそうな個体 ” とした10匹になります。とびっきり美しい体型の子はいませんが、皆健康そうです。(^^)
最後に3枚目が、 F2 世代の中で唯一のセルフィン個体になります。手の親指のささくれみたいです。(笑) 他にも、よくよく見れば背びれの形に変異の見られる個体は数匹いますが、はっきりセルフィンだと言えるのは3枚目の子だけですね。
過去に何度かお話しましたが、この乙姫メダカ F2 についても、 “ 飼育系統数の削減 ” の一環として、今年の繁殖シーズンに「レモンパイ18」メダカとの異種の統合交配で絶滅させる予定です。自宅での純粋な乙姫メダカは、 F2 世代を最後に絶滅しますが、血筋は ※ 異種交配の子孫の中に生き続けます。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!