「半セルフィン」とでも言いましょうか。(2020/10/4)

こんばんは。(くもり、時々晴れ)レモンパイです。今日は何だか一日をダラダラと過ごしてしまった気がします。そして毎年数回~十数回は感じる “ 空虚さ ” にも苛まれました。自分はいったい何をやっているんだろうと...今日の晩御飯は、自宅で鍋にしました。

今年の大河ドラマの「麒麟がくる」について。今日の放送はちらっとしか見ていませんが、正直飽きてきました。放送回前半から気になっていた、光秀の “ 強引な出番/活躍 ” の設定が続いているように思えてしまいますし、未だに門脇麦さんや堺正章さんの露出が多いことからも、光秀に華がありません。そして、光秀の謎の正義感。(笑)

 

「おんな城主直虎」の時も思いましたけど、やっぱり年に40回以上も放送する大河ドラマの主人公としては向かなかったんじゃないかなと思います。直虎の場合は最期が中途半端で、井伊直政との2代で主人公にした方が良かったと思います。そして光秀の場合は前半生が謎で、しかも完全に謎なのではなく、越前に居たとか史実による中途半端なヒントがあるもんだから、何度もある朝倉義景とのシーンを観ると「光秀は結局どういう待遇なの?」とモヤモヤしてしまいます。

 

もちろん400年以上も昔の人物なのだから、制作側は想像で補わないといけない部分が多くなりますし、史実に多少の脚色を施すことを否定するわけではないものの、「こんなふわふわした主人公が麒麟を呼べるわけないよねw」と思えてきてしまいました。(汗)

 

それでは、本題に入ります。最近自宅の光体型メダカを弄る機会が多くて、その中で気になった光体型メダカの背びれについてお話することにしました!即席の図を用意したのでそれらを使いますね。

光体型メダカの通常の背びれ

まず1枚目が、光体型メダカの “ 通常 ” の背びれの形のイラストになります。尻びれが、ほぼそのまま背中側に移ってきた感じ。背びれの付け根】の位置と【尻びれの付け根】の位置は、背骨を挟んでほぼ対称でしょう。

光体型メダカのセルフィン ①

そして2枚目が、一般論として美しいとされる【セルフィン】になります。背びれが大きく2つに分かれていますね。細かく見れば背びれの分かれ方は様々ではあるものの、2つに分かれる場合は頭部側の背びれが小さくなり、尾側の背びれが大きい面積を有します。また多いのが、頭部側の背びれが軟条1本だけのような、棘みたいになっているパターンです。

光体型メダカのセルフィン ②

続いて3枚目は、背びれが2つに分かれてはいるんだけど、頭部側と尾側の間に隙間がなくて、あまりセルフィンっぽくないケースです。今年の自宅メダカでは、このタイプの個体をよく見かけました。セルフィンに間違いないけど、中途半端な感じがします。

光体型メダカのセルフィン ③

4枚目も、よく見かけるタイプです。背びれの頭部側に、小さな粒のようなものがあるケースです。セルフィンの遺伝子を持つメダカの子孫からは、こういう個体の出現が少なくないので、これもまたセルフィン表現の一種ですね。セルフィンメダカが好きな私でも、こういう個体にはあまり惹かれません。(汗)

光体型メダカの「半セルフィン」?

そして今回ご紹介したかったのが、5枚目のケースです。自宅には「青光ダルマ」という、【体型の美しさ】の追求(改良)を最優先に累代を続け、尚且つセルフィンの固定化も進められないかと期待している系統があるのですが、よくよく彼らを観察してみると背びれの面積が明らかに狭い個体が少なくないことに気が付きました。厳密には、背びれの頭部側の付け根の位置が後退している個体。今年生まれの F7 世代に限らず、そういえば先祖の世代でも少なくなかったなと思い出しました。

もしかしたら、この背びれの後退はセルフィンに関する遺伝子の影響ではないかなと思えてきたのです。背びれは分かれていないので、【半セルフィン】とでも形容しましょうか? もし、セルフィン表現を持つ個体を親魚に選んで累代を重ねていった場合、半セルフィンの個体の出現率も高まってしまうのであれば、最初1枚目のイラストにあるような「通常の背びれの個体の出現率がどんどん下がってしまうのではないかな?」 と、今更ながらそういうリスクに気付いたのです。(汗)

(  “ 美しい体型の追求に向けては、セルフィンの遺伝子は邪魔でしかないのでは? ” )

ということで、「青光ダルマ」の系統ではセルフィンの個体を親魚に選ぶのはもう止めようと思います。場合によっては、青光ダルマの中からセルフィン固定専門の系統を枝分かれさせて累代を行う可能性もありますが、飼育スペースが狭いので非現実的かなと思います。

 

本日の写真

「レモンパイ19」メダカ F1 ①

写真は、昨日から全水槽の手入れを開始していた「レモンパイ19」メダカ F1 になります。今自宅にある光体型3つの内の1つです。兄妹が色とりどりなのは、東天光や魔王、乙姫、天の川など様々な種類の血を混ぜてきた歴史があるからです。

「レモンパイ19」メダカ F1 ②

2枚目は、今回の記事のテーマでもあるセルフィン表現の個体です。上のイラストだと2枚目のパターンですね。「レモンパイ」系統でも、セルフィン表現の固定化を目指してきた経緯があって、「青光ダルマ」とは違って「レモンパイ」系統ではセルフィンの固定化を引き続き追求するつもりです。ただ、この写真の個体は背曲がりとか尾びれの上下非対称といった要素が気になるので、親魚には選ばないです。

「レモンパイ19」メダカ F1 ③

最後3枚目は、今日見つけた尾びれの気になる個体です。分かりづらくて申し訳ないですが、尾びれの下側が、上方面へ折り畳まれているように見えます。こういう個体って以前にも見かけてきた記憶があるけど、選別外にする等まともに育て上げた記憶もないので、今回は成魚の姿になるまで追ってみようと思います。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!