こんばんは。(くもり、時々小雨)レモンパイです。じっとりした暑さの感じる一日で、お空はずっと暗かったので羞明の私としてはメダカ作業がしやすくて助かりました。今夜は、リンガーハットの「彩り野菜のちゃんぽん」をテイクアウトして食べました。野菜はそれぞれ美味しいけれど、パプリカやトマトといた野菜が豚骨スープとマッチしていない感じがしました。
この記事の投稿日は2021年9月12日になりますが、昨日はあの9.11のアメリカ同時多発テロがあってからちょうど20年の節目だったんですね。子供だった当時はテレビニュースで観ていて、とんでもないことが起こったなと怯えたような記憶があります。コロナ禍以前の世界だと、そういう類の事件って世界中で頻発していた記憶があるので、今は良くも悪くも驚かないですけどね。
2回目のクワガタ採集目的登山!
それでは、本題に入ります。「クワガタ記事」の投稿です。高山に棲むクワガタを探し、とうとう山登りまで始めてしまった私レモンパイですが、最近に2度目の登山を敢行しました!その時のことをお話します。
そして “ 一応 ” 、クワガタの採集に成功しています。(^^*)
今回の登山での “ 新たな持ち物 ” について
登山当日のことをお話をする前に、前回は持って行かず今回持って行った4つの物についてご紹介します。
まずは、前回は銃刀法や軽犯罪法のことを恐れて持って行かなかった【シースナイフ】。これがないと、朽ち木や倒木の中にいる幼虫や成虫を取り出すことが難しいです。何で今回は持って行ったのかというと、
○ メジャーな山でもなければ、山に警察官はいないこと
○ 遭難してしまった際に本当に必要になると思ったこと
になります。前回登山をしてみて、特に私のように1人で登山する場合は集団に比べ、何かあった際に助かる可能性が低くなると感覚的に分かりました。サバイバルグッズとしてのナイフの価値は高いのです。また、もし本当に職質を受けてナイフの所持を問題視されても仕方がないと、腹を括って持っていくことに決めました。
続いて、仮にクワガタの幼虫を捕まえた際のことを考えると、現地調達のマット(木くず)には何が混入するか分からず、ある程度の量を入手するのに手間も掛かるということで、【クワガタ用の飼育マット】と【幼虫の一時保管用の容器】を持っていきました。
最後3つ目は、自作の【ハッカ油スプレー】になります。頭の周辺をストーキングしてくる小虫を払いたいことと、ヤマビル対策としてもたくさん使いたいことから用意しました。
材料は100均で買ったスプレーボトル(容量150mm)と、薬局で買ったハッカ油、精製水、無水エタノールの計4点です。自分に適した調合についてはこれから調べていくつもりですが、今回の調合は【ハッカ油:28滴】【無水エタノール:約10mℓ】【精製水:約90mℓ】のようにしてみました。尚、スプレーボトルの材質についてハッカ油はポリスチレン(PS)を溶かしてしまうので、今回はポリプロピレン(PP)のスプレーボトルにしました。
いよいよ2回目の登山!
いよいよ、登山のお話について。まず今回登った山についてですが、前回の山は人気(ひとけ)がなくゆっくりクワガタを探すのに向いていたもののスズメバチの存在が厄介だったので、人気のあってある程度登山道の整備されているであろう山を選びました。富士山の登頂経験は何度かあってもだいぶ昔のことなので、登山の初心者といえる私は何よりも身の安全を重視するべきだと考えたのです。
2021年9月某日、朝早く家を出て登山口へ。今回はちゃんと登山カード(登山計画書)をその場で記入し、投函しました。備え付けのボールペンはインクが切れかけてカサカサだったので、こういう時の為にもボールペンや鉛筆を持っているべきだなと思いました。3回目の登山では持っていきます。(^^)
登山カード提出の次は、ヤマビル対策。トレッキングシューズの内外、靴下、ズボンのすそ~膝下、首に巻くタオルまできっちり「ヒル下がりのジョニー(忌避剤)」と噴射しました。そういえば前回の経験を忘れていたのですが、ヒル下がりのジョニーの臭いが苦手で何度かえずいてしまいました。(汗) よくえずく人間なのでこれは仕方がない。最後に、トレッキングシューズと靴下の隙間に塩を振りかけ、帽子などにハッカ油スプレーを噴射して準備完了。
登山を始めて5分、早速アクシデントが。ドンキで買った2000円のリュックを背負って行ったのですが、入れる物が重過ぎたのかリュックが不良品だからなのか、メインコンパートメントのチャック右側が根本から裂けて(分離して)しまいました。幸いにもコンプレッションストラップを使えば “ 物は落ちない ” 程度に済んだので、すぐ帰宅する羽目にならなくて良かったです。私が今後も登山を続けるかどうかは目当てのクワガタの入手次第であるものの、値段の張る丈夫なリュックやザックを買うべきかなと思いましたね。
登山中に撮った写真です。あまり詳しいルート紹介をしてしまうと場所が特定されてしまいそうなので伏せますが、いかにもクワガタのいそうな登山道でした。ナラもクヌギもヤナギ類もたくさんあって、クワガタを探しながらの登山は楽しかったですね。
山頂まであと 1km ちょっとというところまで登ったところで、私は来た道を引き返すことにしました。山頂まで行く体力はあるけれど日帰り予定でして、余裕を持って下らないと焦って事故に繋がるかもなと判断したからです。下山中、すれ違う登りの登山客に対しては、まるで山頂まで行ってきた人かのような涼しい顔を見せました。マスク越しに。(笑)
残念ながら標高の高いエリアではクワガタを1匹も見つけることが出来なかったものの、登山口まであと僅かという場所の倒木の上に、ようやく最初のクワガタを見つけることが出来ました!近付いて見てみると・・・
・・・コクワガタのオスです。一番入手難易度の低い種類!(笑) 一瞬ヒラタクワガタの可能性に期待したけど、前脚の形状はコクワそのものです。一応捕まえてみて、しばらく考えてリリースしました。コクワは標本にしたいとも思えないので。今回の採集成果は、このコクワ1匹のみでした。
登山口へ戻ってきたのは、出発してから6時間が経過してのことでした。天気予報では雨の降る可能性は低かったものの、私の下山が完了してすぐに雨が降ってきたので、やっぱり山頂まで行かなくてよかったなと思いました。
最後に
登山をする際は、体調を万全に整えることや良い天気の日を選ぶことなど、注意する点が多岐に渡ります。低山だろうが高山だろうが、命を落とすかもしれないことを理解しなくてはいけません。また、どこでもクワガタを採集していいわけではないので、管理する自治体の情報をよく調べたり、場合によっては所有者に許可をもらう必要があります。
多少の効果は実感出来たものの、自作のハッカ油スプレーは完全に小虫を払うことは出来ませんでした。しつこい個体はずっと追い掛けてきます。(汗) ただ効果が強力過ぎるとクワガタと接触する際にダメージを与えてしまうリスクも高まると思うので、その観点からは “ ほどほどに効く ” 自作のスプレーは昆虫採集者に向いていると言えるかもしれません。
今回クワガタを探しながら登山していて思ったのは、登山道を歩きながらのウォッチング採集は危険ということです。足元への注意が欠如しますし、疲れてくるとよろけたりしやすいので、気になる木があれば立ち止まってウォッチングするようにしましょう。また今回コクワガタを見つけたように、 “ 倒木の上 ” はもしかしたら見つけやすいポイントなのかもしれません。
材採集をする為に持って行ったシースナイフについて、幼虫のいそうな枯れ木を少し削ってみたりしたものの、他の登山客の目を考えると全然集中出来ませんでした。禁止されている場所でなければ堂々とやればいいと思いますが、 “ 山登りで人気の山 ” では材採集は向かないように思いました。
本日の写真
今日は、ここ2ヶ月で一番メダカ作業に取り掛かれたと思います。撮影したのは、自宅の錦系(パレット)と秘密のメダカ(Secret F1)との異種交配子孫です。写真では分かりづらいですが、多種多様な体色表現の個体が出現しています。
2枚目は、灯メダカのような子。どういう方向性で改良していくかある程度絞らないと、選別が進められないですね。(汗)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!