こんばんは。(くもり)レモンパイです。明日から家を留守にするので、それに伴うメダカの水換えや飼育水位の調整を行ったのですが、それと比較するとクワカブ成虫のゼリーやマットの新調が物凄く怠く感じます。何でそう感じるのかは、前者は集団飼育で大雑把な作業だけど、後者は基本個別飼育だからですね。
ギアスゾウカブトが成虫に!
それでは、本題に入ります。「カブトムシ飼育記事」の投稿です。昔から外国産カブトムシを飼育することに憧れがあって、その憧れの中の一つがゾウカブトを飼育することでした。先日、幼虫の姿で購入したゾウカブトが羽化に至ったことから、記録としてご紹介することにします。(^^*)
まず1枚目は、2021年11月5日の購入日に撮影したものです。南米原産のギアスゾウカブトの幼虫。いくつかグループがある中では、ポリオンという亜種にあたります。ゾウカブトというとエレファスやアクティオンが有名ですが、初めてギアスという種類を知って調べてみたら虜になってしまいました。(^^)
なかなかグロテスクな・・・トイレシーンです。(汗) 新川崎にある島忠ホームズ内に「フィードオン(Feed On)」というペットショップがあり、現在はどうか分かりませんがそこでたまにギアス幼虫が売られていたので購入しました。マジックマット(東海養業)という高価な飼育マットで育てられてきたとのことで、安全な育成の為にそのマットを何度も買いに行きました。
体重は量ったり量らなかったり。具体的な適温は分からないものの、冬場に無対応は怖いなと思い ※ 自作の常温室内で飼育してきました。夏は特に何も配慮していません。
同じく南米原産のピッピちゃん(マメルリハインコ)との2ショ。引いています。
幼虫時代最後の写真です。マットの消費量がエグいので、マジックマットの費用だけで1万近くは使ったように思います。(泣)
卵の時から原価の安いマットを使い続けたとしても、いずれにせよ1匹あたり二千円以上は必要になると思うのでゾウカブトはお金持ち用のカブトムシだなと思いました。立派なフンは、家庭菜園の肥料に再利用。
こちらは2023年5月26日に撮影したものです。彼がオスだと知ったのはこの時。前回の冬あたりからマットの消費が鈍化し、おそらく4月頃には蛹室を作り始めていたと思われます。どうしても観察したかったので、蛹室を壊して小さなプラケースへと移ってもらいました。ウルトラマンダイナへと変身するリーフラッシャーみたい。蛹期間中は、乾燥に注意しました。
羽化が始まったのは、蛹になってから2ヶ月以上も経過した2023年7月29日のこと。どう観察しても起き上がれそうには見えなかったので、木を掴んでもらってケースをひっくり返し、起きてもらいました。
起こした当初は左の下翅がくしゃくしゃで羽化不全になってしまうのではと心配したものの、乾かしている段階では問題なく羽化が進んでいるように見えました。
そしてこちらが、2023年8月8日になります。新たな飼育容器へ移ってもらう際に掴んでみました。後食がまだなこともあってから、軽さに驚きました。
頭角がやや左側に曲がっています。蛹の期間に少しづつズレていったように思います。
上品なブラウンボディ。(^^*)
残念だったのは、結果的に羽化不全となってしまったこと。詳しくは左の上翅がやや開き、下翅も正常に畳めておらずはみ出ています。軽傷の中でも軽傷なので、翅の隙間に床材含め異物が入らないように配慮すれば問題ないと思いました。
彼の容体を踏まえて用意したのが、こちらの飼育環境です。ダニの増殖や付着防止の為にヒノキ含めた針葉樹マットだけ敷くつもりだったのを変更し、そのマットが翅の隙間に入るのが怖いので上をウッドチップで覆いました。写っていないですが、飼育ケース中央には止まり木を置いています。
100均のゼリーを後食し始めたのは、ちょうど本日8月13日から。これにて、ゾウカブトのお話は終了です。クワガタばかり飼育している立場からすると、改めて時間もお金もスペースもとるペットだなと思いました。繁殖累代となると、やはりお金持ちじゃないと出来ないような。(汗) 温厚な性格もあって上品さのあるカブトムシだなと見ています。(^^*)
本日のメダカ写真
今日は、青光メダカを撮ってみました。中央に写っているメスは今シーズンずっと産卵し続けてくれた個体なのですが、体型崩れ(背曲がり)が起こらないのが珍しいなと思っています。繁殖に旺盛だったメスってだいたい歪んでくるのですけどね。
そして彼女たちの繁殖用水槽を掃除してみたら、水槽内壁に生えた藻に卵がくっ付いていました。いちいち産卵床を入れ替えなくても、水槽ごと親魚を引越しさせれば産卵床で集める必要はなくなります。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!