「選別外」「選別漏れ」「ハネ」といった言葉について(2020/10/14)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今日は一日中、メダカの発送について考えていました。一昨日に応募期間の終了した、【第6回】のプレゼント企画のことです。当選者様とのコミュニケーションを経て、本日の夕方に発送は完了しました。メダカ達が健康なままお届け出来ることを願うばかりです。(汗) 今夜はアジア系の料理をメインに、生春巻きスンドゥブ等を作りました。

中学校教諭の柔道部顧問が、教え子に体罰として重軽傷を負わせたとのニュースを知りました。自分に子供はいないですけど、もし自分の子供やいとこがこんな目に遭ったならと想像すると、多分許せないどころではないと思います。体罰を行った動機が何であれ。

 

個人的にはどんな人間であっても、失敗から立ち直り人生を何度でもやり直すチャンスが与えられるべきだと考えてはきたものの、体罰については2回で永遠のレッドカード発効なのかなと思います。

 

今回の顧問は過去に3回処分を受けていたということで、反省云々の次元ではなくもう理性では体罰感情への制御が出来ない人格だという事実を、教諭として不適格である事実を何とかして本人に突きつけられなかったものかなと思ってしまいますね。

 

それでは、本題に入ります。今回は、私がブログの中で使用する

①「選別外」(多用してる)
②「選別漏れ」(稀に使ってるかも)
③「ハネ」(基本使いたくない)

といったメダカの選別に関する言葉について、思うところを整理してみることにしました!一度ご説明した方がいいかなと思ったので。

 

まず、そもそも選別とは何かというと、メダカ群に対して性別や特徴といった基準で抽出をしたり、グループ分けを行うこと。とりわけ私の場合は、生後1年未満の育成中のメダカ達に対し「将来親魚に選ぶ可能性があるか0%か?」を、【体型の美しさ】やその系統毎の【オリジナルの特徴】を基準に選別することがほとんどです。例えばオロチメダカの若魚の選別なら、「体色が漆黒に近いかどうか?」という基準で選別をし、選別を重ねるにつれ親魚候補をどんどん絞っていくことになります。

 

そして①「選別外」という言葉は、親魚に選ぶ可能性があるかないかの選別を行った結果、引き続き育成に注力することになる個体には選ばれないこと、または選ばれなかった個体のことを指しています。選別を行った結果、選別の基準をクリアしたグループが内(=選別内)で、クリア出来なかったグループが外(=選別外)に位置するという考え方です。

 

続いて②「選別漏れ」という言葉について、もしかしたら「選別外」よりもメダカ界隈ではメジャーな言葉かもしれません。意味は同じで、 “ 選別時の基準に漏れた個体 ” だから “ 選別漏れ ” です。

 

最後の③「ハネ」という言葉も、 上記の①と②と同じ意味です。ただ「選別外」や「選別漏れ」という言葉に比べると、更に先の段階に踏み込んで、処分することの決まっている個体処分をした個体といった意味までも孕むことが、場合によってあるように思います。

 

つまり、上記でご紹介した選別に纏わる3つの言葉は同義語同士の関係にあるわけです。ただ、私は

個人的な好み/使用慣例から、「選別漏れ」より「選別外」の言葉を選ぶ
命を軽視したようなイメージ(=命を撥ねる)が連想されることから、「ハネ」は使いたくない

といった理由から、私はこれまでもこれからも「選別外」という表現を優先して使い続けると思います。

ちなみに、私の場合「選別外」となったメダカ達をどう扱うのかというと、室内のザリガニ水槽へ移して観賞しつつ、最終的はザリガニのご飯になってもらうようにしています。残酷に思われる方はいらっしゃると思いますし、そのご感情を否定するつもりはないですが、メダカの品種改良や新種作出を本気で目指したり、販売で稼いでいく為にはどうしても選別しなければいけない程の個体数のメダカを入手しないといけないのです。

 

本日の写真

蝮メダカ ①

写真は、自宅で蝮メダカと呼んでいる子達になります。ご説明がややこしいので、名前の由来とかは省略しますね。(汗) 今日は全水槽の手入れを行っていました。1枚目は、大きい群の上見です。

蝮メダカ ②

2枚目は、比較的に体型の整っている個体です。残念ながら、今年生まれの新系統である蝮には、【出目】の遺伝子もあるからか不格好な体型の個体が多いです。肉眼だと目の虹色細胞が緑色に見えますが、写真だと分からなくなります。

蝮メダカ ③

3枚目の手前にいるのは、白斑メダカのような個体です。他の写真は撮りませんでしたが、ヒメダカ体色の個体や青メダカ体色の個体も兄妹の中には出現しました。 ※ 蝮系統は、レモンパイ系統に並んで自宅で最も多様な種類の血を混ぜてきた系統です。

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!