【ハンドメイド】プラバン表面の磨き方をご紹介!

こんにちは。(晴れ)レモンパイです。ブログを毎日更新していた頃なら考えられなかったのですが、前日に投稿予定だった記事を本日投稿しています。締め切りを設けないのが新鮮な感覚ですし、お昼の時間帯に投稿するのも久しぶりな感じです。

さて、現時点のこのブログでは、比較的に新しく投稿し始めたハンドメイド関連の記事を一番ご覧いただいているようなので、今後もハンドメイド関連の記事作りに注力していこうと思います!(^^)

 

プラバンの表面の磨き方をご紹介

それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。今回は、ストラップ作り等の目的でプラバンに絵を描く際に、私が実際にどのようにプラバンを磨いているのか(削っているのか)をご紹介することにしました!!

 

プラバンの表面を紙やすりで磨く理由

そもそも何故プラバンの表面を紙やすりで磨くのかというと、ツルツルのプラバンは磨いて凹凸を付けないと色鉛筆やパステル等での絵描き着色が難しいからです。紙やすりを使うことで、ツルツルのプラスチックをスケッチペーパーに変身させるわけなのです。尚ポスカ等の一部の塗料は、無加工のプラバンの上でも不自由なく線や絵を描くことが出来ます。

 

紙やすりの場合は物によって目の粗さが細分化されていてるので、好みの磨き加減になるよう調整することが出来ます。またネイルで使われる除光液(ネイルリムーバー)でも、プラバンに塗布すれば表面を溶かして色鉛筆等が使える程の凹凸を作ることが出来ますが、これまで自分のもとで試してきた感覚だと絵を描きにくい印象があります。

(除光液の研究は、また別の機会にしてみようと思います。)

私なりのプラバンの磨き方

プラバンを磨く前の準備などについて

まず、私がプラバンを磨く際に用意するのは、

● 絵を描きたいプラバン
● 紙やすり(布、耐水版でもok)
● 新聞紙
● マスク

になります。プラバンを紙やすりで磨くとマイクロプラスチック(粉)が発生するので、掃除がしやすいようにプラバンの下に新聞紙を広げ、体内に吸い込まない為にマスクを着用します。もしゴーグルがあれば、目を守る為に着用するのが望ましいと思います。

ナカトシのプラバン

今回の記事の為にいくつか写真を撮ってみました。1枚目は、今回磨くことにしたプラバンです。プラバン商品の収縮率を調べる記事を投稿するほど様々なプラバンを扱ってきましたが、現時点(2021年1月)の私が愛用しているのはセリアやキャンドゥ等で販売されているナカトシの商品です。

プラバンを磨く紙やすり

2枚目は、今回使用した紙やすり。紙やすりについて、私は240番の粗さが丁度いいように感じます。これより粗い(=番号が小さい)と、傷としての線が大きくなり過ぎて絵描きやオーブン焼きの加工でも隠せなくなりますし、逆に細かい(=番号が大きい)とあまり表面に凹凸を作れないので色乗りが悪くなります。

紙やすりは、100均だと少量ずつの複数番号のセットが売られていて、ホームセンターだと番号ごとに1枚50円前後で購入することが出来ます。

紙やすりの持ち方 ①

紙やすりの持ち方 ②

紙やすりの持ち方について、その時その時に使う紙やすりのサイズや形にもよりますが、上の写真のように指で挟んで持つようにしています。磨く際のポイントは、指の腹に力を乗せて磨くことと、 “ 磨きムラ ” が出来ないようにプラバンとの接地面に掛ける圧が均一になるよう意識することです。

使用後の紙やすり

紙やすりを使うと、上の写真のようにマイクロプラスチックによって白っぽくなります。磨けていない(削れていない)感覚がするまでは、このまま白い部分で磨いて大丈夫です。

 

プラバンを磨く手順について

私がプラバンを磨く手順について、イラストを使ってご紹介します!

プラバンを磨く手順のイラスト(1)

まず1枚目のイラストにあるように、プラバンを一対の方向ずつ磨いていきます。私は右利きなので右手に紙やすりを持ち、 ※1 手順①の方向(=右上から左下、左下から右上)に反復磨きをします。プラバン全面に磨きが行き渡ったら、プラバンを90℃回転させて今度は手順②の磨き方をします。

※1 左利きの人が左手で持つなら、(左上から右下、右下から左上)の反復磨きになります。

プラバンを磨く手順のイラスト(2)

続いて、2枚目のイラストのように今度は手順③の方向に磨き、また90℃回転させて手順④の方向に磨きます。【手順①⇔手順②】と【手順③⇔手順④】はどちらが先でも構いませんが、 “ 磨きムラ ” がないかチェックしながら磨くには、【①&②】【③&④】の各セットは崩さない方が好ましいと思います。

プラバンを磨く手順のイラスト(3)

最後に、3枚目のイラストにあるようにぐるぐる回す感じでプラバン全体を縦横無尽に磨いて仕上げていきます。私は右利きなので時計回りで、左利きの人なら反時計回りになります。 ※2 これまでの【手順①~④】だけでは、プラバンの端の部分に磨きの不十分な部分が残りやすいので、このぐるぐる磨きでプラバンの端までしっかりとケアします。

※2 予め作品の型に切り取ってある小さなプラバンなら、ぐるぐる磨きの方法のみで磨き上げても大丈夫です。ただ、大きい型やプラバン1枚ごと磨く場合、ぐるぐる磨きだけでは全体的にムラなく磨けているのか分かりづらいので、【手順①~④】の磨き方も必要なのです。

磨いた後のプラバンについて

紙やすりで磨き終わったプラバン

上の写真が、紙やすりで磨き終わった後の状態になります。余談ですが、プラバンの隅の一箇所が切り取られているのは、事前に ※3 収縮率の検査をしたからです。

※3 参考記事 → 2020年8月30日の投稿:プラバンを焼く際の重要な教訓を得ました

紙やすりで磨き終わったプラバンの拡大

拡大して見てみると、紙やすりで磨いたことにより線状の細かい傷が出来ています。上述したように、今回の240番の粗さで磨いた状態だと、絵を描いたりオーブンで焼いた後に傷の部分が目立ちにくく、且つ色鉛筆もしっかり使える程の削れ具合になっています。

 

プラバン表面に残るマイクロプラスチックについて、屋外で軽く叩いて除去するだけでも構いませんが、私の場合は水洗いをしています。風呂場でシャワーをかけて洗い流し、タオルを優しく当てて水気を粗方吸い取ってから自然乾燥させています。

( 水洗いをして乾燥させると、流しきれなかったマイクロプラスチックの残りが水垢のような模様を作ることがありますが、軽く紙やすりで撫でれば消せるので大丈夫です。 )

最後に

私は様々なプラバンストラップを作るので、先にプラバンを磨いてからハサミで型を切り取るようにしています。先にハサミで型に合わせて切り取ってから個別に磨いても問題はありません。

100均では、予め色鉛筆等の使えるように表面加工されている商品も売られています。

 

本日の写真

「本日の写真」のコーナーでは投稿日に撮影したものを載せるようにしてきましたが、この記事は昨日投稿する予定だったので昨日の写真を載せました。(汗)

青光ダルマメダカ F6

一昨年に生まれた青光ダルマメダカ F6 になります。このオスの顎の突起の部分を固定化したり改良出来ないかということで、昨年は繁殖を試みたものの...

青光ダルマメダカ F6 &天女メダカ

2枚目に写る、相方に選んだ天女メダカのメスの体調が万全ではなかったので失敗に終わりました。失敗はしてもそのまま一緒に飼っていて、今年の繁殖シーズンに再び挑戦するつもりです。(^^*)

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!