この時期の私のメダカ飼育における “ 課題 ” (2021/2/25)

こんばんは。(晴れ)レモンパイです。急に日が長くなったように感じます。相変わらず花粉症と、それに伴うと思われる頭痛に悩まされています。今夜はそばを茹でてざるそばにしました。そばつゆって既製品は使い切らないと風味がどんどん落ちますし、作るの簡単なので私は買わなくなりました。

そういえば今週の月曜に、飼っている ※1 マメルリハインコのレモンちゃんの通院に車で行ってきました。血液検査をされて元気なくなってたけど、無事に数値が改善して糖尿病の治療は一旦お終いになりました。ご飯は引き続き療法食のペレット限定にはなりますが、それ以外の点は変わらず生活することが出来ています。(^^*)

※1 参考記事 → 2021年2月5日の投稿:家のマメルリハをご紹介!&ご飯について

その通院の帰り道なのですが、横断歩道のない狭い十字路を通行している際に自転車に乗った中年の男性を危うく轢きそうになってしまいました。(汗) それは、車の右側のフロントピラーに丁度男性と自転車のシルエットが隠れたから。

 

家の車は左右のフロントピラーが2本ずつになっている(途中から1本が2本に枝分かれしている)ので、運転席からすると結構な幅が感じられますし、よほど注意しないと2本のピラーの隙間に見える世界には気付かないと思います。皆様も是非ご注意していただけたらと思います。m(_ _)m

 

それでは、本題に入ります。メダカブログのくせに全然メダカについてお話しない期間が続いているので、今回は真面目に取り扱います。この2月下旬の時期に私がメダカ飼育において課題にしていることについてです。おそらく、このブログでは去年も一昨年もこの時期に同じような情報発信をしていると思いますが、それはそれで置いておいて今の私の言葉で改めて整理することにしました。

 

今の2月下旬という時期は、私の感覚でいうと例年のメダカの越冬明けの時期になります。「越冬明け」とは、メダカへのエサやりを極端に控えてそっとしておく時期が終わること。終わる時期のこと。越冬期間中でも暖かい日にはエサやりをすることもあるので、わざわざ「越冬」とか「越冬○○」という言葉を使う必要はない・・・というわけでもないけれど、私の頭の中では越冬という概念は大切にしています。

( 私の住む地域は極寒にはならないので、近年は越冬に絞った特別な対策はしなくなりました。 )

一応、今年2021年の越冬明け日(/終了日)はまだ定めていないですが、メダカに向き合う時間が多くなり、エサやりの機会も一度の量も多くなっています。そんな越冬明けの段階にて、私が課題にしていることというのは、

☆ 昨年生まれの新世代における兄妹間の成長格差の解消措置を取ること
☆ 水槽数を減らすこと

上記の2点になります。水槽数を減らすのは繁殖シーズンが始まった時に、まだ見ぬ次の新世代メダカ達の飼育スペースを確保する為です。

私はメダカの品種改良や新種作出を目指す飼育者ではあるものの、資金面やモチベーションの問題から、1年に何度もメダカの累代を進めるのではなく基本的に1年に1世代を進める飼育者です。中には2世代3世代進めさせる系統もあるけれど、それでもメダカの自然繁殖シーズン(春~秋)内に限っての話です。基本的に、前の年に生まれた新世代メダカを次の年に繁殖させています。

赤虎メダカ F4 ①

上の写真は、今日の ※2 水槽分けの作業で扱った赤虎メダカ F4 です。左のプリンカップと右とでは体格がだいぶ違いますが兄妹です。市場に出回っている赤虎(←近年見ないけど)とは違ってオリジナルで作出した系統で、オレンジ体色と斑表現両方の濃化を目指しています。

※ 参考記事 → 2019年8月1日の投稿: メダカの成長度合いによる「水槽分け」の作業について 

例年5~6月に始まる本格的な繁殖シーズンに向けて、親魚の選定の為に選別をどんどん進めるわけなのですが、親魚に選びたいような素敵な体色や斑表現の個体がいても繁殖相手との体格が合わないと結果的に有精卵を確保出来ない状況に陥る可能性があります。具体的には、体の大きい個体が小さい個体に対して高圧的な態度を取り続ける等の行為が起こりやすくなります。

 

だから、餌を与える機会も量も多く出来るようになる今のうちにさい個体は出来るだけ大きく、大き過ぎる個体は成長を抑える感じで飼育したいのです。やることはシンプルで、小さい個体は飼育密度を抑えて飼育(=悠々と泳げる大きな水槽の中)し、大き過ぎで成長を抑えたい個体は(病気にならない程度に)やや過密気味に飼育します。成長格差を解消する手段は他にもいくつか挙げられますが、一番簡単で飼育者の負担(面倒くささ)がないのは飼育密度を弄ることなのです。

( 餌の機会や量を弄る感じだと、水槽ごとに対応を変えないといけないので面倒くさいです。 )

ちなみに、飼育密度の高低で成長スピードが変わるのは長年の経験から分かるのですが、ちゃんと記録に残る形で検証したことはなかったので、現在飼育密度による成長スピードの変化について比較実験をしているところです。

 

本日の写真

赤虎メダカ F4 ②

本日の写真・・・といっても本文に載せたのも本日の写真ではありますが、同じく赤虎メダカ F4 になります。こちらの6匹は、水槽分けの作業中に選別外にした個体たちです。何で選別外なのかというと、黒色の色揚げ水槽で飼っていても体色や斑が薄いから。

赤虎メダカ F4 ③

2枚目の写真ピントが合ってないですね。(汗) 何をお伝えしたいかというと、選別外にする個体は一旦ちゃんと上見も横見もチェックします。上見での見え方の大切な系統でも、しっかり横見の見え方も確認します。その系統の選別基準からは零れても、何か光輝くものを持っているかもしれないから。例えば、(今の私が欲しい)尾筒の異様に太くなるアロワナメダカの特徴を持っている個体の可能性もあったりするから。滅多に気付けないだけで、どの規模の変わりメダカ飼育者の下にも稀有な外形特徴や遺伝子を持つメダカは生まれていると私は信じています。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!