【クワガタ採集㉜】河川敷での材割りは一旦終了です(2023/1/21)

こんばんは。(くもり)レモンパイです。今夜は割り干し大根のキムチを作ってみました。

割り干し大根のキムチ

土鍋ご飯をメインに、それに合うおかずをいくつか用意した中での一品。メニューに悩む時は「白ご飯を主役にするおかずを作ろう!」と考えると、ポンポン案が出てきやすかったりします。(^^)

今年2023年に入ってから、東京都の小池都知事が子育て支援政策(月5千円&第2子の保育無料化など)を打ち出し、福岡市でも第2子以降の保育無料化の方針であることが報道されました。岸田首相の主張する「異次元の少子化対策」の具体策は未だに見えてきませんが、他の自治体や国レベルでも少子化対策に本気で取り組んでもらいたいところです。

 

私自身はおそらく子供を持たないまま死んでいく、という意味では少子化対策の直接的な恩恵はないけれど、株取引で何とかしないといけない身としては間接的な恩恵に授かるはずです。若者への投資や出生数の維持の出来ない国には未来がないですし、「未来のない国」だと投資家に捉えられると、資本が逃げて壊滅へ向かうスピードが加速するという悪循環に陥ると思います。ただ、岸田首相にはあまり期待もしていません。

 

河川敷の材割り採集は、そこそこやり切った!

それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。昨年末の対馬&壱岐旅行において初めてクワガタ幼虫の材割り採集に成功したことをきっかけに、旅行からの帰宅後は地元河川敷での材割り採集に注力してきました。まだ1月の中旬の終わった段階ではありますが、合計5回も河川敷へ出向いています。

 

5回のうちの1&2回目については、先日投稿した通りの内容です。今回の記事では、3~5回目の採集模様についてご紹介することにしました!狙いは、地元神奈川県で絶滅危惧Ⅱ類に指定されているヒラタクワガタです。

 

河川敷材割り:3回目

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑨(第2弾)

私は基本的に採集場所を公開することはないですが、河川敷採集を行ったエリアのイメージを用意しました。東西南北は伏せてあります。この間投稿した記事で示しているのは、イメージ内「①&②」のエリアであり、今回お話するのは「③~⑤」のエリアでの出来事。いずれにせよ、同じ側の岸における採集でした。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑩(オニグルミの樹皮)

まず最初の写真は、河川敷に生えているオニグルミの木です。記憶力の問題なのか、パッと木を見ても種類がよく分からないので参考に撮ったりしています。オニグルミの木は、足下を探すと本当に殻付きクルミが落ちていたり埋まっていたりするので、ヒントのある点では分かりやすいです。とはいえ、樹皮や枝葉をパッと見ただけではやはり自信がありません。(汗) クワガタの成虫も幼虫もよく見られる重要な種類の木になります。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑪(地中の朽ち木)

3日目に最初に目を付けたのは、藪漕ぎして辿り着いたエリアの倒木群の中の一本。地中に埋まっている太めの広葉樹ということで・・・

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑫

3回目から初めて持って来ていた、秘密兵器のシャベルで幹を露出させることにしました!Youtubeを観ていると軍手で穴掘りしている人も見られるのですが、私は基本虫嫌いなのでそれが出来ません。材割りでヒラタやノコギリを捕まえるのであれば、穴掘り出来ないと可能性がほぼないと思うので持参しました。手斧に比べれば凶器感はないけれど、河川敷に何かヤバい物を埋めに来た人と間違われるのも困るので、手で持ち歩かなくて済むようギリギリリュックに収まるサイズのシャベルを購入。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑬(穴堀り)

20分かけて十分に穴掘りをし、根本に対していざ手斧を振ってみたら堅過ぎてビックリ。ここでようやく、穴を掘る前に腐朽度合いをチェックすることの大切さを学びました。根っこの方は軟らかかったけど障害物が多く、大半にはシャベルや手斧が届きませんでした。届く範囲の根っこ周辺を更に掘ってみることに。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑭(穴堀り)

すると、シャベルによって折れた細い根の中からクワガタの幼虫が1匹出てきました。河川敷採集をしてきた中で、初めて “ 自宅で一番見慣れている頭部の色 ” に出合ったように感じたので、おそらく幼虫としては初のノコギリクワガタかな?この木から採集出来たのはこの1匹だけあり、3回目の採集において生きた状態でお迎え出来たのもこの1匹だけでした。地中に埋まっている朽ち木があっても、周辺の障害物等の条件により幼虫の捕獲が進まないこともありますね。これはスキルや経験の問題ではなく、運の問題。

 

河川敷材割り:4回目

4回目の採集について。3回目の河口に近いエリアよりも、更に上流方面の自然豊かな場所をグーグルアースで見つけ、そこを開拓することにしました。私有地には当然入りませんが、私有地かどうか分からない箇所もあったので対応に苦慮する場面も。獣道すらない場所は、棘との格闘でした

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑮(材割りの痕跡)

こちらは、採集序盤に撮った倒木の写真。クワガタの食痕も見られたので、私には1ヶ月以内に誰かが材割りしたような痕跡に見えました。他の採集者の存在を感じて、少し胸が高鳴りました。(^^*)

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑯(カマキリの卵)

こちらはカマキリの卵。 ※1 昔カマキリにメダカを与えて育てていたことがあります。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑰(沼地のような場所)

こちらは、沼地のように足元のぬかるんでいた場所です。半分ほど埋まっている朽ち木が気になったので少し割ってみました。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑱(非クワガタ)

すると、 ※2 以前山での見たことのある “ 非クワガタ ” の幼虫が出てきました。頭部の色の雰囲気はクワガタなのに、縦割れではなく横割れのお尻をしている個体。おそらくハナムグリとかそういった系統です。私はクワガタとカブトムシ以外の虫は苦手なので、元居た場所に戻しました。じめじめした場所が好きとはいえ、沼の中の朽ち木はクワガタ向きではないのかもしれませんね。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑲(オニグルミの朽ち木)

更に藪漕ぎを進め、新たに地中に埋まっている朽ち木を発見。軽く土をどけて手斧を振るってみました。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集⑳

クワガタ幼虫を1匹発見しとりあえず回収したのですが、目当てのヒラタであればもっと湿った材を好むだろうなと考え、これ以上割ることはしませんでした。次!次!

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉑(オニグルミの倒木)

こちらは、立派なオニグルミの木の根元から掘り起こした倒木です。腐朽加減も良いなと思い、ガッツリ掘ってみました。地中の材は露出を多くしないと、本当に幼虫がたくさん居る場合に採りにくいです。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉒(オニグルミの倒木)

良い具合に腐朽の進んでいたのは表面の一部だけだったので、採れた幼虫は少しだけ。先ほど採った幼虫の居た朽ち木に比べると、湿り具合はよりヒラタ&ノコギリの好みだったと思います。次は、より太くて条件の良い朽ち木を探すことに。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉓(柳の木の根元?)

こちらは、川にとても接近していた柳?の木の下。パッと見だと太い倒木はなかったのですが、細めの倒木(たぶん枝)の重なった場所が一部盛り土のようになっていたので、とりあえず掘ってみました。すると、何故か土の中からクワガタの幼虫の発見です。近くにきっと、この幼虫を育てた枝があるはず!

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉔(コクワガタ成虫のメス)

先ほどの幼虫の居たであろう枝(朽ち木)を探す中で、何と成虫のメスを発見。ルッキング採集や樹液採集以外で成虫を捕まえたのはこれが初めて。(*^^*)

目当てではないコクワガタだったので、掘っている場所から少し離れた場所にまた埋めました。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉕(柳?の倒木のクワガタ幼虫)

そしてようやく、先ほどの幼虫の元居た場所であろう朽ちた枝を発見しました。決して太くはないけど、大きめの幼虫が密集していて嬉しかったです。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉖(柳?の倒木のクワガタ幼虫)

未だに種類の判別は出来なくても、材割りを続けていると何となく幼虫の “ 雰囲気の違い ” が見えてくるように思います。自宅でたくさん殖やしてきたので見慣れている【A】ノコギリっぽい群と、ノコギリが居なさそうな【B】乾燥気味の朽ち木でもよく見つかる、コクワなんじゃないか群【C】ノコギリに似ている、でも見慣れた姿でもないような本命かもな群、そして【D】小さ過ぎてよく分からない群の4つ。4回目の材割り採集はこれにてタイムアップ。計21匹を持ち帰ることが出来ました。

 

河川敷材割り:5回目

5回目です。前回4回目の終盤で調べた柳の木の周辺への未練があったので、新規開拓ではなく “ 開拓地深堀り ” の為に向かいました。雨降りの後だったので、棘の道の地面がぬかるんでいたりと危険な採集となりました。この日に限らず、藪漕ぎをする場合は軍手が必須で、目を守る為に胸より高い位置に棘のある場所は通らないことにしました。ゴーグル着用が理想ですね。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉗(土の中のクワガタ幼虫)

前回穴を掘った場所を中心に、更に周囲を堀り広げてみることにしました。すると、再び土の中からクワガタ幼虫を発見。体がしわしわだったので、最近はご飯を食べられていなかったのだと思いました。天敵か何かに追われて朽ち木から出てしまったのでしょう。前回見つけた枝のあった場所からは遠かったので、今回はこの子の元居たであろう朽ち木を探すことに。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉘(柳の下のカブトムシ幼虫)

そして、更に掘り進める中でカブトムシ幼虫を発見しました。野生のカブト幼虫を見たのは20年以上ぶり。(^_^) 間違えて傷付けないよう、少し離れたところの土に埋めました。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉙(大き目の倒木)

最初に見つけた痩せたクワガタ幼虫の、元居たと思しき朽ち木を見つけることが出来ました。今まで河川敷で見てきた朽ち木の中では一番太かったです。基本的にはパッと見の地表から倒木の存在を探すけど、今回は掘ってみた結果存在に気付くことの出来た倒木なので、無暗矢鱈でも掘ってみると何かが起こるかもしれませんね。写真内に書き込んであるように、この倒木からはクワガタ幼虫をたくさん採ることが出来ました。

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉚(太めの倒木)

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉛(太めの倒木)

地元河川敷でのクワガタ材割り採集㉜(太めの倒木の幼虫)

カワラタケ等のキノコは見られなかったので、まさかあんなにいっぱい居る材だとは思いませんでした。キノコの有無だけで削るか削らないかの判断は止めた方がいいのかも? やっぱり、大きめの幼虫を採集するなら太い材を探すのがベターですね。手斧の振り過ぎで右手首を負傷し、捕獲ケースもいっぱいになったので計21匹のお持ち帰りで終了。ぷりっぷりのバナメイエビみたいな個体ばかりで大満足でした。(^0^*)♪♪

昨年末に対馬で採った個体も含めると3週間で幼虫が75匹も増え、これ以上増やす為のスペース確保が難しくなってしまったので、私の地元河川敷における材割り採集は一旦終了です。彼らが蛹化または羽化し始めたら、改めてブログでご報告したいと思います!

2023年6月7日追記:2023年度中に羽化した採集個体の中に、無事ヒラタクワガタへと羽化した個体が見つかりました!やはり、5日目の大きい倒木の中にヒラタが居たのです。(^0^*)♪♪

本日のメダカ写真

黒系のメダカ

今日は、自宅の黒系のメダカを撮ってみました。相変わらず元気そう。最近だと暖かくて活発な日にパウダー餌を1回与えて、あとは蒸発した飼育水の分を足すくらいの作業内容です。メダカ飼育の初心者だった頃は、冬に積極的にエサやりをした結果水換えもしなければいけないという、わざわざメダカへの体の負担や飼育作業量を増やすようなことをしていました。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!