こんばんは。(晴れ)レモンパイです。この記事の投稿日は2023年2月27日という体ですが、実際に投稿したのは4月に入ってからです。数年ぶりの部屋の大掃除に着手したところ、不用品の処分に膨大な手間が発生してブログどころではありませんでした。しばらくは溜めていた記事ネタや写真を使っていきます。
2023年初の地元材割り登山!記事
それでは、本題に入ります。「クワガタ採集記事」の投稿です。昨年末から年始にかけて ※1 対馬&壱岐の家族旅行をした際に、初めて成功した材割り採集。その後は ※2 地元河川敷での材割りも行って経験を積んできたことから、久しぶりに私の本懐であるヒメオオクワガタを目的とした材割り採集登山を行いました!その日の模様をお話します。
結論から言えば大惨敗に終わったものの、今後の登山に役立つ収穫は多分にありました。(^^*)
2023年になって初めての地元登山をしたのは2月の上旬のこと。いつもの山地で一番登っている山を目指すのですが、流石に景色に飽きてきたので今まで使ったことのないルートで登頂を目指すことにしました。その未知のルートの周辺環境の方が、もしかしたらヒメオオの棲息数が多いかもしれないので。今日採集が成功出来たら万々歳だけど、そうでなくても次回以降に繋がる経験になるなと思っていました。
そして、何で今まで散々登ってきた山なのに、今回のルートを選んでこなかったのかというと登山口を含めてトイレの無いルートだったからです。自宅を発つ前も登山口でも腸内調整しないと、高確率で登山中に便意に襲われるので避け続けてきました。でも、もう登山の素人ではないですし出来ることを増やしたかったので、人生初の「野○○」を覚悟で挑みました。
朝4時前に起床し、腸内を空にするつもりで調整を行い自宅を出発。登山口ではもう一人40代くらいの男性がいて、私が先に歩き出しました。
沢に沿いながらスタートし、徐々に本格的な林道へ。いつものルートよりも林道コースが長かった分、サクサクし進むことが出来たと思います。しかし開始30分でアクシデント。強めの便意に襲われてしまい、林道を離れて人生初の「野○○」をすることになりました。また、しゃがんで動けない時に登山口で一緒だった男性の姿が私から見え、危うく見つかりそうな目に・・・やはり登山のトイレ問題って深刻なんだなと改めて思いました。
もう『野○○』の話題も単語も金輪際持ち出さないので、最後に書かせてください。実際にやってみたら思いのほか楽だったことにビックリしました。今まで公衆トイレの床や便座に抱いていた不潔感が当然ないわけですし、他の登山者のノックにより急かされる心配もありません。下手過ぎて自分の靴やズボンを汚してしまうかもという不安は杞憂で、あのしゃがんでいる姿勢がきつくなっても周囲の岩や木の幹、土の地面に手を付けばいいのだと分かりました。公衆トイレがあるなら間違いなくそれを利用しますが、トイレがなくても登山が出来るという自信が付いて本当に良かったです。(*^0^*)
続きが食べ物の話題で申し訳ないですが、再出発する前に神戸屋のチーズホイップデニッシュを食べてみました。想像通りの美味しさで、もうちょっとチーズの味や風味が強かったらリピ買いするのになと思いました。
削ってみたい木がいくつかあったものの、まだ標高が 700m くらいの地点なので撮っただけ。木を削ることは体力や時間の消費に繋がることから、低標高ではよほどの魅力がなければスルーしています。ヒメオオ目当てなので。
こちらは単なる谷の部分なのか、夏には水の流れる枯れ沢なのか・・・。今回の登山では、対馬でキンオニを探した時のように、時間があれば沢や枯れ沢でオニクワガタを探すことに決めていました。ただし、まだ登山中ということでこちらもスルー。
標高 1000m くらいの地点になり、ブナ率が高まってきました。
これまで登ってきたルートに比べると、ブナの植生割合の高いことや、幹の太いブナの多さがはっきり分かったので、今後はこのルートを重点的に攻めるべきだなと確信しました。(^_^)
頂上付近は積雪なのか霜なのか、このようなお化粧エリアもありました。高山性のクワガタ採集を冬に行う場合は、足下に注意が必要です。
そして、頂上に着いてから材割りを開始することに。登山道から結構離れて、立ち枯れの木や倒木を何本も削ってみました。しかし、残念なことに “ 削ってみたい木 ” は手持ちの斧ではほとんど削ることが出来ず、簡単に削れるのは腐朽の進み過ぎたクワガタと縁のなさそうな木くらい。
頑張れば削れるという朽木であっても、時間が掛かり過ぎて諦めざるを得ないという経験を何度もし、この日の高標高エリアでの生体収穫は皆無に終わりました。
頂上に戻ってお菓子タイム♪ 今回はクリートの「ひねり揚げ 昔ながらのナポリタン風味」を食べてみました。目を閉じて食べるとナポリタン感はイマイチ伝わって来なかった・・・こういう “ 目を閉じた状態で食べると何の料理をモチーフにした味か分からない ” お菓子って最近多い気がします。美味しいは美味しかったです。
下山中はオニクワ探しに切り替えたのですが、クワガタ幼虫に似たハナムグリを1匹見つけただけ。登山全体を通して清々しいほどの完敗を喫して終了です。上述したようにトイレ問題への適応や、今回のルートの魅力に気付けたといった他要素の収穫が多々あったので、満足ではありました。
帰宅後に、全然通用しなかった斧について勉強し直すことに。すると、私が今まで愛用してきた斧(=ハルタホースの “ スカウト ” )は、薪割りや枝払いといったシーンを想定した万能タイプであり、「ヒメオオの棲息しているような硬い木を削ることには向いていないのでは?」との考えに至りました。今まで河川敷での材割りの際に問題を感じて来なかったのは、ヒラタクワガタ目当てで削ってきた木は軟らかいものが多かったから!?
その気付きを踏まえ、2本目の斧を買ってみました。同じくハルタホース(フルタ―フォルシュ/Hultafors)の “ イーケルンハンティングアックス ” です。 “ スカウト ” と比較すると重量が増え柄が伸びただけでなく、刃の先端周辺の鋭い部分が長くなっているので伐採斧の形状に近付いています。もちろん伐採斧として売られている商品が一番効率的なのだと思いますが、※3 リュックやザックに収納しなければいけないことや重量を考慮すると、私の体にはこの2本目の斧が最適と考えたのです。
次回地元で登山をするのは、おそらく成虫のルッキング採集を始める6月以降の予定です。せっかく2本目の斧を手に入れた状況ではありますが、材割り採集は当分先になるかなと思います。(汗)
本日のメダカ写真
今日は「青光ダルマ」という系統名で呼んでいる子達の水槽手入れを行いました。昨年生まれの F9 世代なので、彼らが今年2023年に繁殖すると 10 世代目が誕生する予定です。
今日は撮りませんでしたが尾びれが2つに分かれるチョキメダカの個体がいたりするので、単に美しい体形を目指した累代ではなくそういった面白い形質も徐々に濃くしたいなと考えています。ダルマ体型については繁殖時の難が大きいので、ここ数年と同じく減らす方向で親選びをしていきます。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!