カブトムシの成虫の飼育

おはようございます。(晴れ)レモンパイです。

 

最近、様々な野菜を買う機会が多くなっています。私はここ数年、1~3日に1回はグリーンスムージーを作って飲んでいて、「これで野菜を摂った!」という気になって満足していましたが、野菜を調理して立派なおかずに化けさせるのが楽しいかなと思えるようになってきたのです。

 

でも、野菜を買うようになったもう一つの大きな理由は、稚ザリの存在です。野菜を食べてくれる光景を見るのが好きなのですが、脱皮の失敗を防ぐ為には様々な栄養が欲しいですし、人工餌だけでは飽きて食べなくなってしまいますね。

 

カブトムシの成虫の飼育

それでは、本題に入ります!回数としては、4回目の「カブクワ記事」になります。成虫の飼育についてお話しますが、その前に自宅のカブトムシさんの飼育状況について先に書きます。

( 今回は、成虫の状態で数年生きる外国産のカブトムシではなく、 “ 日本のカブトムシ ” の飼育についてです。 )

 

2017/6/17の出来事

2019/4/25追記私は2017/2/3に、久々にカブトムシの飼育を再開してみました。3齢幼虫と思われる個体を1匹購入し、飼育容器に入れて放置気味に飼育していました。(汗)

「カブトムシさんの生存を確認しなくては...」と思いつつ、ずっと何もしてこなかったのですが、6/17の朝に “ あること ” に気が付きました。それは、飼育容器のマットの表面( 地面 )の形が、今まで凸凹だったのに平たくなっていたのです!!

 

そして、2ヶ月ぶりくらいに、飼育容器のフタそのものになっていたコバエ除けシートを外したところ、成虫の尿の臭いが強く感じられました。これで、カブトムシさんの生存と羽化の完了を知ることが出来たのです。その日のうちに、飼育容器内を成虫飼育用に作り変えました。

 

成虫の飼育ポイント①:飼育容器

飼育容器の大きさについては、100均で購入出来るような、容量が1リットル未満の飼育容器でも大丈夫です。ただし、 ※1 成虫の動きが著しく阻害されるような形のものは、選ばないようにしましょう。

※1 不適格なのは例えば、高さが成虫の体長未満の容器や、成虫がスムーズに360度の方向転換が出来ない幅の容器のことです。

 

脱走を防ぐ為に飼育容器にはが必要ですが、成虫の呼吸や飼育容器内の換気の為に、必ず通気口は確保するようにします。市販のコバエ除けシートであれば、空気は通るので蓋代わりに使っても大丈夫です。

 

また、カブトムシには暑さが天敵なので、飼育容器の設置には日当たりが悪く涼しい場所が適しています。

 

成虫の飼育ポイント②:飼育密度

理想の飼い方は、1ケースに1匹ずつ入れることです。カブトムシを一つの容器で複数匹飼育する場合は、他個体が存在することによるストレスを抑えることを意識した大きさの飼育容器や、内部レイアウトにしましょう。

 

オスを一つの容器で複数匹飼育する場合は、同性間での喧嘩が起こることを考慮して広めの飼育容器を用意します。

 

成虫の飼育ポイント③:エサ

エサとしては、果物や樹液に似せたものを与えてもいいのですが、管理の手軽さや ※2 安全面を考慮すると、カップゼリー( 人工餌 )がオススメです。

※2 一部の食べ物は、成虫の体調を崩したり寿命を縮めてしまう可能性があります。

 

エサは、飼育容器内に設置( 放置 )します。交換のタイミングとしては、【 エサがなくなった時 】【 エサが腐ったり傷んでしまう前 】になります。

 

一つの容器で複数匹飼育する場合は、エサの量を増やしたり、エサ置き場を分散させるようにします。

 

成虫の飼育ポイント④:掴むもの

成虫の飼育容器内には、ごわごわした表面の重みのあるものが必要です。それは、カブトムシがひっくり返ってしまった際に、何か掴めるものが必要だからです。自力で復帰できず、飼育者に気付かれないまま時間が経つと、やがて力尽きてしまいます。

 

具体的には、太い枝やクワガタ用の産卵木なんかがあると、自然界に近い環境になるのでオススメです。飼育容器に大きいウッドチップを敷くのも良いかと思います。

 

成虫の飼育ポイント⑤:床材( マット )

飼育容器の床には、今まで幼虫の飼育で使ってきたマットがあるなら、それをそのまま使って大丈夫です。床材( マット )が必要なのは、日中などあまり活動しない時間帯に、安心して隠れられる場所が欲しいからです。

 

成虫がマットに潜ろうとした時に、少なくとも体がちゃんと隠れるくらいの深さが必要です。また、マットの上に落ち葉を敷いてあげると、より安心出来ると思います。

( オスのカブトムシの場合は角が邪魔で深く潜れないので、マットを深くする必要はありません。 )

 

成虫の飼育ポイント⑥:水分

成虫の飼育にも、幼虫と同様に水分( 湿気 )が必要です。マットが色濃くしっとりするくらいに、定期的に水分を与えます。ただし、飼育容器の底に水たまりが出来ないように注意してください。

 

成虫の飼育ポイント⑦:オスメスの隔離 or 同居

今の私は1匹しか飼育していないので関係のないことですが、カブトムシの成虫は寿命のことを考えるとオスメス分けて飼育するのが望ましいです。性別で分けるのは、繁殖活動を行ってしまった成虫はその後短命になりやすいからです。

 

1~3ヶ月程度しか生きられない成虫を少しでも長生きさせたい場合は、必ず分けるようにしましょう。ただ、確実に繁殖をさせたい場合は、オスメスを隔離している間に寿命を迎えてしまう恐れがあるので、最初から同居させて構いません。

 

最後に

ポイントとしては挙げませんでしたが、成虫に触れ合い過ぎないことは、とても重要です。人の手で掴んで遊んでみたくなる気持ちはよく分かりますが、飼育容器の外から観察したり、たまに健康状態を確認するくらいの距離感の方が長生きに繋がります。

 

“ 成虫の飼育 ” という観点に絞って、当記事を作りました。繁殖のコツや細かな管理方法などについては、今回は触れていません。

 

本日の写真

キノコ( カブトムシのメス )

写真が、いつの間にか蛹になっていつの間にか羽化していたカブトムシさんです。(笑) メスでした。彼女については、 “ キノコ ” と名付けました。 これからは “ キノコちゃん ” です。(笑)

2019/4/25追記:後に成虫の姿で8ヶ月半も生きたキノコちゃんとの思いで写真については、「キノコちゃんの写真」のページにたくさん載せています。(^^)

 

寝ている朝~昼の時間帯に起こすのは悪いと思い、深夜に撮りました。今のところ、まだエサを食べるのを確認出来ていないのが唯一の心配点ですが、とても元気です。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!