親魚経験メダカの重要性

こんばんは。(くもり)レモンパイです。12月になりましたね。

 

今夜は、おそらく半年以上ぶりに秋刀魚を食べました。よく買い物をしている近所のスーパーでは、安くなるタイミングを見計らって買おうと考えていたものの、結局値段の下がることのないまま秋が終わってしまったので、待つのは諦めて手を出したのです。1匹で128円もしました。

 

秋刀魚については購入のタイミングを窺いましたが、どうしても欲しいメダカについては、出来るだけすぐ購入するようにしています。今抱えているメダカの中で、未だお迎えしたその日にしか出逢えていない種類もいますね。・・・秋刀魚とメダカを無理やり繋げて話してしまいました。(笑)

 

親魚経験メダカの必要性

では、本題に入ります。私はメダカの改良等に力を入れるようになってから、最新世代を育てる為の飼育スペースが足りなくなり、「祖父母以前の世代」「親魚世代」の飼育規模を縮小させたり、彼らの維持を諦めることが多くなりました。

 

しかし、上の世代を維持することには、飼育上いくつかの大切な意味があるので、今回はそのことについてお話することにしました!!

( 当記事は選別などをする必要のない、一般的なメダカ飼育者の方々にはあまり関係のない内容になっています。メダカはもちろん「命」ではありますが、今回はかなりストレートな表現で親魚という立場の個体の必要性について書きました。 )

 

親魚の必要性①:子孫の再入手の選択肢

親魚世代のメダカの最も大事な役割とは、子孫の育成や維持が失敗してしまった場合に、再び繁殖をさせれば子孫を入手し直せることです。この点は、祖父母世代やそれ以前の世代の高齢メダカには、なかなか望めない役割になります。

 

少なくとも、ある程度の数の子孫( 最新世代 )が飼育の安定する若魚になるまでは、親魚として活躍してもらったメダカを選別外の扱いにしない方が無難です。

 

親魚の必要性②:形質の確認&把握

厳密に言えば、メダカは一生をかけて見た目が変化し続けていきます。例えば、斑系のメダカであれば斑模様はずっと変わり続けますし、幹之系のメダカであれば、個体差はあれ背中光の面積は成長し続けるものです。

 

つまり、同じ個体でも、「繁殖用のペアリングをした時」「繁殖後」とでは違った見た目になっていくものなのです。育成している最新世代が、今後どのようなタイミングでどんな形質表現の変化を経ていくのか等を、 親魚以上の世代を参考にして予測したりすることが出来ます。

※1 その系統が本来どんな形質表現を持つ系統であるのかを、より正確に把握することです。

 

親魚の必要性③:世代間交配の選択肢

①で書いた内容と関係がありますが、最新世代の子孫とその親魚の間で世代間交配を試みる場合は、もちろん親魚が必要になってきます。

 

例えば、子孫の中でオスメスのどちらかが絶滅してしまった場合に、系統を絶やさない為の選択肢として、子孫と親魚のペアリングをする方法もあります。

※2 2019/4/3追記:メダカの世代間交配については、世代間交配ならではのリスクがあり、私自身まだ把握しきれない部分があります。一般の飼育者の方々におかれては、世代間交配はオススメしません。

ちなみに、今年( 2017年 )の繁殖シーズン後半戦では、自宅の梵天メダカの系統において、実験的な意味合いも含めて世代間交配を行いました。 F1 のオスと F2 のメスとの間でそれを試み、子孫となる「梵天17」メダカを入手しました。

2019/4/3追記「梵天17」メダカに関する詳細は、
○ 2018/4/1の記事:「梵天17」メダカについて
○ 2018/10/1の記事:「『梵天17』メダカ」で試したこと
の記事にて書いています。

 

最後に

改めて書きますが、私は小規模飼育者でありながら品種改良や新種作出を目指しているので、抱える全てのメダカを等しく維持することが出来ません。

 

そういった事情により、繁殖で活躍してくれた親魚でさえも、後に選別外の扱いにせざるを得ないことがあるのです。

 

本日の写真

天の川メダカ F2 のアルビノ個体

写真は、天の川メダカ F2 です。天の川メダカとは、もともとクリーム体色がベースの光体型メダカですが、自家繁殖の F2 世代において、写真のアルビノ個体が出現してきました。

 

マルビノメダカ F1 との間に生まれたアルビノ光メダカの維持が思わしくない状況なので、来年に再び活躍してもらうかもしれない種類の一つです。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!