こんばんは。(晴れ)レモンパイです。昨日の吹雪を含む荒れた空模様とは打って変わり、今日は晴天になりました。洗濯物をたくさん干せましたね。(^^)
私がセンター試験を受けたのは、今からもう○年も前のことになるのですが、近年でもたまに受験に対する恐怖の夢を見ることがあります。具体的には、もう一度センター試験を受けなきゃいけないといった内容で、センター試験の点数そのものよりセンター試験を受けるまでの過程に悔いがあるのかなと考えています。
こういうことを言うと親を悲しませてしまうんですけど、正直「大学なんてどうでもよかった」と思ってしまうくらい、高校生の時から人生に諦めの思いを抱いていました。現在の私は、諦めの人生を挽回する為にも、日々前を向いてやるべきことにコツコツ取り組んでいるつもりです。
UVレジンのペンダント作り( 人生1回目 )
それでは、本題に入ります。昨日の記事で改めてお話した通り、本日からハンドメイド記事を本格的に投稿していくことになりました!!基本的には、作った作品の工程のご紹介になるのかなと思います。
そして今回は、私が人生で初めて作ったUVレジンペンダントについて、その工程をご紹介していきます。テーマは、私の愛しているマメルリハインコのレモンちゃんです。いつお迎えしたのか記憶が乏しいのですが、現在で8~9歳くらいだと思います。
ペンダント作りの工程のご紹介(2019年12月26~30日)
(1)「ミール皿」の枠取りをする
・まず、今回は底と縁のあるミール皿( =通称セッティング台)にUVレジンを流し込む方法を採用しました。上の写真が、実際に使ったミール皿です。ユザワヤで購入したもので、レジン液を流し込む枠内楕円スペースは【 縦 40mm &横 29mm 】となっています。
・今回は、ミール皿の底にレモンちゃんの写真を貼り付けることにしたので、写真を切り取る際に必要な枠を、マスキングテープで作ってみました。マスキングテープをミール皿の底にしっかり貼り付けます。
・マスキングテープを貼ったら、ボールペンで枠取りを行います。しっかりと綺麗な曲線を取りたいので、マスキングテープはミール皿の底の隅々にまでしっかり貼り付けておかないといけません。
(2)使用する写真を切り取る
・マスキングテープにしっかり楕円の枠を描けたら、事前に用意しておいたレモンちゃんの写真に貼り付けてみます。場所が気に入らなければマスキングテープは何度でも貼り直せますが、剥がす際は跡が残らないようゆっくり慎重に行います。レモンちゃんのお顔が真ん中あたりに来るようにします。
・貼る場所が定まりました。
・そしたら、枠に沿って写真をハサミで丁寧にカットしていきます。
・カットの際、何回か実際のミール更に入れてみて、念の為に形が合っているのか確認します。ちゃんとミール皿の底に平らに収まらないといけないですし、かといって写真を小さく切り過ぎると美しい作品に仕上がらないので注意が必要です。
(3)写真に染み込み防止加工を施す
・カットの微調整が完了したら、レモンちゃんの写真からマスキングテープを丁寧に剥がして、レジン液の染み込み防止の加工を施します。今回は、「リキテックス・ジェルメディウム」というバニーコーポレーションの水性アクリル絵の具を塗ることにしました(⇒1回目)。これを塗ると、乾燥後に耐水性を持つ塗膜になるので、レジン液が染み込まなくなるのです。 ※ マステ台で写真を固定して、筆でしっかり塗りました。
・塗ったジェルメディウムが乾くまで、数時間待ちました。ご本人レモンちゃんも見守ります。(^^)
・続いて、1度ジェルメディウムを塗った写真を、ミール皿に接着します。今回使ったのは、上にあるように多用途に使えそうなボンドです。これを、レモンちゃんの写真の裏側に薄く丁寧に塗りました。
・そして、実際にレモンちゃんの写真をミール皿の底に接着してみます。窪んだ場所に写真を接着させるとなると、上に重しを置いて写真を固定することが難しいので、爪楊枝の頭の部分で(特に隅の部分を)トントン貼り付けました。ここで写真をしっかりと平らに接着させないと、やはり仕上がりに違和感が生じたと思います。
・ボンドを乾かす必要がありますが、その間にもう一度写真に「リキテックス・ジェルメディウム」を塗っていきます( ⇒ 2回目)。そして今度はただ写真に塗るだけでなく、写真とミール皿の底との僅かな隙間にも、後に投入するレジン液染み込み防止の為に丁寧に塗りました。隙間に限っては “ 塗る ” というより、 “ 埋める ” 感覚でした。
(4)レジン液の投入&硬化、しかし...
・ボンドもジェルメディウムも乾燥が済んだら、いよいよUVレジン液を使い始めます。レジン液を少量、レモンちゃんの写真の上に垂らします。ちなみに今回使用したレジン液は、レジン界ではお馴染みとなっているパジコ社の「星の雫 HARD」という商品です。
・レジン液は、爪楊枝の先端を使って丁寧に均していきます。最終的には、レジン液が盛り上がる形で完成させるものの、この段階ではまだ少量のレジン液しか使わないです。
・そして、今回のペンダント作りの為に用意したアイテムを、レジン液の中に封入してみました。セリアで買ったフラワーの素材や、レモンちゃんが落としてきた羽毛や風切り羽の一部を使ってみました。アイテム封入後、もう一度レジン液と投入してドーム型に盛り上がるようにし、いよいよUVライトでレジン液を硬化させることにしました。しかし...
・今回、レジンを硬化させる為に使うUVライトとして、メルカリにて新品のネイルライトを購入していたものの、いざ使ってみたら合計3分も使わないうちに内部パーツが焦げて使い物にならなくなってしまいました。(泣) 新品の割には表面が傷だらけでしたし、電源ボタンを押した際の感触も最初からおかしかったので、ハズレの品だったのかハズレの出品者だったのか...。
・とりあえず、1回目のUVライトの照射ではトラブルに見舞われたものの、何とかレジン液全体を硬化させることには成功しました。しかし、表面を触ってみるとほこりがたくさんくっ付いていたまま硬化してしまったことが分かったので、この上にもう一度レジン液を垂らして硬化させ、表面をつるつるにし直すことにしました。もうネイルライトは使えないので、部屋の窓際に置いて太陽光による自然硬化を試みることになりました。
(5)凡ミス&何とか完成
・そして、太陽光によるレジン液の硬化を行ったわけなのですが、ここで凡ミスを犯してしまいます。
・上の写真にあるように、ペンダント正面の右上部分に丸い窪みの付いたまま硬化してしまったのです。何でこうなったのかというと、2度目の硬化の際は、ほこり対策としてペンダントの上に画びょうの入っていた空のケースを被せていて、そのケースの一部分が硬化中のペンダントの上にいつの間にか乗ってしまっていたのです。ありゃりゃ...。(汗)
・その後どうしたのかというと、ペンダントの丸い跡の付いてしまった部分の周囲は盛り上がった形になっていたので、ヤスリでその盛り上がり部分を削り、紙やすりでザラザラ感を抑えてみました。
・そして、窪みの部分を含め表面全体にもう一度レジン液を垂らして均し、もう一度太陽光による自然硬化を行うことにしました。正直、3度目の硬化をやる頃には、トラブル続きのペンダント作りに既に飽きていました。(笑)
・これにて、人生最初のUVレジンによるハンドメイドは完了しました!光の当たり具合によっては丸型の跡は見えるものの、それなりに修復出来て良かったです。(^^)
最後に
“ 頭の中のイメージを実現する難しさ “ を思い知りました。(汗) オリジナリティ溢れる作品を作ることは、多分誰にでも出来るとは思うものの、 “ 綺麗に仕上げること ” は経験を積まないと難しいのかなと思います。
本日の写真
用意した写真3つは、全て赤虎メダカ F3 になります。1枚目は、腹部が紫色のスプレーを吹きかけたような表現になっている個体です。自宅の赤虎系統は透明鱗系統ではないものの、透明鱗寄りですねこの個体は。
2枚目は、尾びれがやや扇形に見える個体です。つまり、尾びれの先端が弧を描いて盛り上がっている感じなのです。こういうメスを親魚にすれば、どんどん尾びれ方面を改良出来るのかもしれませんが、背曲がりが気になるのでこのメスは親魚には選ばないと思います。
最後に3枚目が、今年の繁殖シーズンでの親魚候補に絞った29匹になります。左のプリンカップが兄弟で、右が姉妹です。今日は赤虎メダカ F3 の全員を対象に選別し、3枚目の親魚候補個体については黒の色揚げ水槽に移して色揚げさせることにしました。最終的には、3ペアぐらいで繁殖用水槽を立ち上げられたらなと考えています。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!