こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今夜は春巻きを作りました。
具材としては枝豆と春雨が好きなので、餡にたっぷり入れてみたらやはり美味しかったです。冷凍がしやすいので便利なお惣菜でもありますね。(^^*)
この記事の投稿日は2022年のハロウィン。一昨日の夜は、韓国ソウルの繁華街「梨泰院(イテウォン)」にて凄惨な事故がありました。ドラマは観たことないですが『梨泰院クラス』の舞台でもある人気のスポットでこのようなことが起こってしまったのは、余計に切ないなと思います。
報道等を見て知りましたが、日本には過去の国内事故を教訓に雑踏警備という概念があるのですね。当たり前のように従っていた駅内の通行表示や、誘導員や警備員の存在の有難さや大切さに気付くことが出来ました。単に人の流れをスムーズにしたいだけではなく、一人一人の身の安全を守る為に重要だったのですね。
昨年失敗したミヤマの産卵に成功!
それでは、本題に入ります。「クワガタ飼育記事」の投稿です。今年2022年は、私最大の目標であった ※1 地元産ヒメオオクワガタの採集実現の為、十数回ほど山登りを行いました。その過程でミヤマクワガタのメス2匹の採集も実現しています。
私のクワガタ飼育において、あくまでヒメオオの繁殖成功が最優先課題ではあるものの、せっかくならミヤマの繁殖(産卵)にも成功したいということで、2匹に産卵セットを組んで飼育してきました。今回は、昨年の失敗も踏まえた工夫点などをご紹介します。
昨年のミヤマ産卵は実現しませんでした・・・
ミヤマクワガタの繁殖を試みるのは、通算で3回目です。1回目はたしか高校生の頃だったかな? 家族旅行の旅先で成虫ペアを購入したのですが、クワガタの飼育や繁殖に関する知識がほとんどなかったので失敗に終わりました。使用したマットや産卵セットの組み方について、当時のことはあまり憶えていません。
そして2回目は、昨年2021年の9月。ヒメオオ採集を目指して間もない頃の登山において、木を登っている途中のメスを捕まえたので彼女の産卵を試みることにしたのです。
産卵セットを組むにあたり、最初(通算の2回目)に使用したのは自宅にあった上記のマットです。 ※2『ファーム´S(ファームズ)』社の「幼虫マット」と「発酵カブトマット」。
まずは、上の写真のようにマットを2層にして固く敷き詰めてみました。あとは、起き上がり用の止まり木を表面に置いたくらい。この産卵セットを組んだプラケースを屋外の物置に置いていたのですが、全く卵が見られないということでマットを替えてみることに。
続いて使ったのは、『月夜野きのこ園』の「黒土Mat」です。これを選んだのは、ミヤマクワガタは『黒土でも産卵する』というネット上の情報を見つけたから。土の粒といった感じで、これもケースの底に固く敷き詰めて産卵セットを組み、再び物置に置きました。しかし残念なことに産卵セットを組んで間もなくメスは死んでしまったので、昨年2021年の2回目のミヤマ産卵は失敗に終わったのです。最初からこの黒土マットを使っていたらどうなったのかは、気になるところ。
今年のミヤマ産卵挑戦
この記事の本題はここから。今年はミヤマクワガタのメスについては、7月下旬と8月上旬に同じ山で1匹ずつ入手しました。
こちらがその2匹です。2022年度採集の【1号】と【2号】。【1号】は体色にやや赤みがあって、【2号】は光沢の強い黒色で体も大き目です。同じ山で採ったメスなのに差異がはっきりしていて面白いなと思います。(^_^*)
繁殖が成功した先々のことを考えると、メス2匹は別々に飼育して、各子孫は別系統として抱えていきたい思いはあったのですが、設置場所の問題やヒメオオ第一の観点、また本当にミヤマの産卵に成功するか分からなかった事情から、飼育ケース(産卵セット)を同時に2つ用意することは出来ずに1つで2匹を飼いました。今回の対応はまぁ仕方ないですね。
そして産卵セットは、上記のイメージで組むことに。昨年のやり方と違うのは、マットをカチカチ一辺倒ではなく上層部を「ふんわり層」にすることと、マットの内部に「産卵木の欠片」をいくつか忍ばせることでした。前者は飼育ケース内の環境にメリハリを付けること、後者は産卵誘引役として大切なのではないかなと、現在は考えています。違うかもしれませんが。
続いて、産卵セットと同様に大切な温度管理(置き場)について。本命のヒメオオもそうですが、棲息地である山中のように気温が低くないと産卵しないとのことで、上の写真のように自室に設置した “ 常温室 ” 内に飼育ケース(産卵セット)を置き、飼育ケースの蓋の上に保冷剤を置いて温度を下げました。保冷剤を使うと周辺がびしょびしょになるので、実際は蓋と保冷剤との間にタオルを敷いていました。
1日に2~3回保冷剤を入れ替えて、常温室内を ※3 20~24 ℃ の範囲に収まるように努めたのです。『気温 20~24℃ 』というのはネット上の情報を参考にしたもので、これも明確な根拠があるわけではありません。
ミヤマ2匹に対しては、<7月末~8月下旬まで>と<8月下旬~10月中旬まで>の2つの期間に別々の産卵セットを用意しました。上の写真は最初に組んだ産卵セットでして、『オレオス』社の「フェロールマット」を使っています。フェロールマットは高価ではありますが、汎用性の高い産卵マットだと思いますね。初めて使ってみたのがノコギリクワガタで、昆虫ゼリーとフェロールマットだけの飼育ケース内でメスが卵を産んだと知った時は、とても感動したのを覚えています。(^^*)
そして組み直した第2弾の産卵セット(=8月下旬以降)では、こちらも高価な『RTN』社の「N-MAT(Nマット)」を使ってみました。私が情報収集した感触だと、国産ミヤマの繁殖では一番頼り甲斐のある商品だなと思います。
今年の産卵結果について
今年2022年は、7月末よりミヤマの産卵セットを組んできました。あれから10月に入りメス2匹が死んでしまったので、10月下旬から正式に子孫の確認&幼虫の個別飼育を行うことに。その子孫の確認結果を整理します。
○ 産卵セット第1弾(フェロールマット、7月末~8月下旬)
⇒ 1~2令:11匹、卵0個
○ 産卵セット第2弾(Nマット、8月下旬~10月中旬)
⇒ 1~2令:36匹、卵1個
2匹を同じ産卵セットで飼っていたということで産んだ割合は分かりませんが、結果的にミヤマのメスに産卵させることに成功しました!(^^*)卵や1令幼虫を見つけた位置などから、両産卵セット共に、マットの中に埋め込んだ産卵木の下側周辺によく産んでいたような感触があります。
どちらのマットでも産卵してくれることを証明してくれたものの、産卵数からしても「フェロールマット」より「Nマット」の方を好んで産んでいたように思えます。上の写真は「Nマット」による産卵セットですが、マットの上に卵を発見した際は驚きました。(笑) それだけ気に入ってくれた・・・ということかな!?
最後3枚は、10月22日の作業時に撮影した幼虫の写真です。ノコクワの幼虫と比べると、少なくとも1令の姿では孵化した場所からはあまり動かず、周辺マットを食べることを優先している印象を受けました。これからの季節では寒さに強いミヤマ幼虫達の温度管理は不要ですが、来夏は保冷措置が必要だと思うので長期的にはコンプレッサー式のワインセラーを買って、その中で飼育した方がいいのかなと考えているところです。
本日のメダカ写真
今日は、自宅で一番 “ 弱々しい ” 系統を撮ってみました。
・・・名前がいろいろややこしくて紛らわしいので、もう名前は書きません。(汗) 青い瞳を持つ個体を中心に、近親交配を重ねてきた系統の2022年生まれの世代です。なかなか青瞳の固定化は進まないのですが血は間違いなく濃いので、来年に彼らの子孫をたくさん入手すればまた青瞳の個体には出合えるかなと見込んでいます。彼ら “ 本家 ” だけでは系統の存続が危ぶまれるので、他の種類の血も取り入れた “ 分家 ” も抱えている現状です。分家の子達の方が元気ですね。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!