こんばんは。（晴れ）レモンパイです。今夜は芋煮やサバの味噌煮などを作ってみました。
サバの味噌煮を作ること自体が久しくて、今回はアレンジとして初めて八丁味噌を使ってみました。デミグラスソースのような見た目が美味しさに良い影響を与えたように思います。（＾＾） サバ味噌に限らず、魚の煮物を作る際は煮汁の量をケチってしまうと、味の染み込みが悪かったり臭みが残りやすかったりするので節約してはいけません。
フォレイジングトイ【５号】の制作工程をご紹介！
それでは、本題に入ります。「ハンドメイド記事」の投稿です。私は現在４羽のマメルリハインコを飼っていまして、彼らに対して ※1 自作のフォレイジングトイ（餌探し行動を促す仕掛けおもちゃ）を与えてきました。
【１号】インコのフォージングトイの手作り
【２号】木材４つで簡単なフォレイジングトイ作り
【３号】仕組み簡単！シーソー型フォレイジングトイ作り
【４号】「かいりき」を使うんだ！自作フォレイジングトイ
しかし、最近は過去に作ってきたトイが飽きられつつあるのを感じていたので、新作の【５号】を作ってみることに。今回は、その制作工程や実際に使ってみた模様についてご紹介をします！
具体的なおもちゃのご紹介の前に、次の段落の注意事項について必ずご確認ください。m（_ _）m
この記事をご参考にされる方への注意事項
今回ご紹介するトイは、私の自宅で飼うマメルリハインコ専用に作ったものです。読者の皆様の飼育されるマメルリハ、または他の鳥類ペットに対し同じトイで遊ばせようとした場合、怪我等に繋がる予期せぬリスクの高まることも考えられます。この記事をご参考にトイを作られる場合は、何が起こっても自己責任であることをご承知ください。
今回ご紹介するトイでは、種類の分からない木材を使っています。木材の中にはインコが齧って体内に取り入れてはいけない種類もあるそうですが、私の場合は自宅のマメルリハ達に試してきた中で危険性のないと判断した種類＆状態のものを選んでいます。また私の中でのルールとして、トイ作りにおいてはインコに齧らせたり削らせることの目的では木材は使用しないことに決めています。
今回ご紹介するトイでは、木工ボンドを使用しております。一般論として、ボンドがインコの体内に入ると健康被害に繋がる恐れがありますが、とはいえ木材を扱う場合はボンドの存在がないと厳しい面もあります。そこで私の中でのルールとして、自作したトイで遊ばせる際には
〈ルール②〉：トイで遊ばせる際は目を離さない
といったことを徹底し、マメルリハがボンドに触れることのないように注意しています。
フォレイジングトイ【５号】の制作工程
まず、今回のフォレイジングトイ【５号】作りにおいて使用した木材はこちらになります。
写っているのは、コーナンで入手した 1cm 角のブロック材と、100均で購入したヒノキの板材です。シンプルにこれだけ。
1cm 角のブロック材は詰め放題の商品で、全部で税込み 300 円くらいだったと記憶しています。板材をトイの土台とし、その上にブロックを積むことでおやつを隠すスペースを作る、ということを大雑把に決めてトイ作りを始めました。私の性格もあり、トイ作りにおいては綿密に設計することはなく、行き当たりばったりで決める余地も大きいです。
土台となる板材の理想形をイメージし、鉛筆で薄く輪郭を下書きして、その輪郭に大まかに沿うようにノコギリでカットしました。別に長方形のままでも構いません。
続いて木工ヤスリと紙ヤスリで下書き通りの輪郭に削り、角も取りました。インコ達の安全の為には、木材の角は可能な限り丸めた方が良いですね。
今度は、マメルリハ達がおやつを入手する際に引っ張る “ 取手付きブロック ” を作ります。用意したのは、コーナンPROで見つけたステンレス製のネジです。いくつか種類がある中、今回選んだのは「なべ小ネジ」という種類で、この商品は駆動部（＝ドライバーを差し込む穴）や頭部全体に鋭利な部分がなく丸みを帯びていたので、一番安全だなと思い購入しました。
蓋へと加工するブロック材に、ネジを取り付けます。ネジの直径以下のサイズの穴を、電動ドライバーで貫通して作りました。
そして、穴に対してネジの先端を当てて手動のドライバーで取り付けました。ドライバーを回す際、駆動部を傷付けてしまうと一部の尖ってしまう恐れがある（＝遊ぶインコが怪我をする可能性）ので、駆動部を傷付けないようドライバーは慎重に回しました。
ネジを取り付ける深さは、上の写真のようにしました。マメルリハ達にはこのネジ頭を取手として嘴でくわえて欲しいのですが、その際に舌がネジ部分（やや鋭利な螺旋部分）に当たると怪我をするかもなと思い、ネジ頭とブロックとの隙間はギリギリ舌の届かない幅に調節してみました。これで “ 取手付きブロック（蓋） ” は完成で、今回は同じものを７つ用意しました。
続いては、板の上に木工ボンドでブロックを固定していきます。上の写真では “ 取手付きブロック ” が写っていますが、 あれはおやつ入れのスペース確保の為に置いているだけなので、そこだけボンドは使用していません。ボンドの使用量は最低限とし、マメルリハの嘴の届く部分に決してはみ出ることのないように意識しました。
ブロックを固定し終わりましたが、まだまだ完成ではありません。
元々大雑把な設計だったこともあり、薄々気付いていた問題に直面です。おやつ入れスペースの底におやつを置いた場合、マメルリハの嘴が届きづらいことが分かりました。また、仮に嘴が届いたとしても、蓋として被せる “ 取手付きブロック ” がおやつの存在で若干浮いてしまうのがダサい（汗）ので、何か策を考えることにしました。
そして辿り着いた解決策が、上の写真になります。おやつを置くスペース内に “ おやつ置き ” をボンドで設置し、その形に沿って取手付きブロック（蓋）を削り取るというものです。これなら、マメルリハ達がおやつを啄みやすいですし、取手付きブロック（蓋）が浮くこともありません。ただ、繊細な作業になるので物凄く時間が掛かりました。
“ おやつ置き ” を設置すると、このような感じになりました。
あとは、おやつ（エン麦）を問題なく設置出来ることと、蓋のちゃんと閉まることを確認してフォレイジングトイ【５号】の完成です！！（＾＾*）♪♪
フォレイジングトイ【５号】の体験談
無事にフォレイジングトイ【５号】が完成したということで、早速試してみることに。現在４羽飼う中で、トイ遊びに向いている頭脳派のチコちゃん（3歳♂）とあめちゃん（2歳半♀）が挑戦です。
最初に強い興味を示してくれたのはチコちゃん。他のトイで遊んでもらう際もやるように、指でエン麦のありかをトントン示してあげると近付いてきてくれました。そして、エン麦をチラッと見せて現物を認識してもらいます。
蓋を引き抜く動作までは分からないとのことで、蓋を軽く浮かした状態を作って補助しました。
ネジ頭を掴むことはありませんでしたが、とにかくエン麦の入手に成功です。初日は完全攻略出来なかったものの、この成功体験を積み重ねることでいずれは蓋を引き抜く動作も出来るようになると思います。
続いては、チコちゃんと私とのやり取りを引いた場所から観察し続けていたあめちゃん。これまで作ってきた４つのフォレイジングトイの全てを、唯一攻略している子です。チコちゃんに離れてもらって間もなく、すたすたトイに近付いてネジ頭をくわえると・・・
トイに初めて近付いてから 10 秒くらいしか経っていないのに、気持ちのいい蓋の引き抜き方をしてくれました。結果的に蓋であるブロックを削ったことが、軽量化に繋がって引き抜きやすくなった面はあるかもしれません。
ドヤ顔でエン麦を食べるあめちゃん。（笑） 単に好きなおやつを食べるだけでなく、頭を使うことに快感を得ているように見えるので、これからもあめちゃんや他の３羽の為にフォレイジングトイ作りに励みたいと思います！！
本日のメダカ写真
今日は、昨年秋より行っている ※2 メダカの性選択実験の被験個体の水槽の水換えをしました。20匹いる被験個体の全員がメスの成魚へと育てば成功！という実験。たまたま撮ったこのダルマっ子はメスだったので、今のところ例外事例はありません。ここ数年、私の中のメダカ熱はクワガタ熱に完敗し続けているけど、引き続き中～長期間を要する実験ネタには拘り続けたいなと思います。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました！！
