こんばんは。(晴れ)レモンパイです。今回は、※1 前回投稿記事で取り上げたマメルリハインコの単独産卵に際して、入手した卵の殻を素材にしたハンドメイドレジン作品についてご紹介します!
愛鳥の卵の殻を記念として残されたい方や、一般的な鶏卵の殻を使った作品作りをされる方の、何かご参考になれれば幸いです。m(_ _)m
マメルリハの卵殻でレジンアクセサリー作り!
今回は1個分の卵の殻から、2つのレジン作品を作ってみました。順にご紹介します。
まず上の1枚目の写真が、この度あめちゃんが産んだ卵の殻です。発見時点で既にひび割れ液漏れしていたものの、何かしらの素材にすることは決めていたので、カッターで慎重に2つに切り分け乾燥させていました。今思えば、縦ではなく横で分けても面白かったかなと思います。
今回使用した素材や道具をまとめると、以下の通りになります。
・あめちゃんの卵の殻×1個
・UVレジン液(透明)
・ペットボトルの蓋
・マスキングテープ
・ミール皿
・レジン専用シール
・丸カン(/ヒートン)
・新聞紙(作業時用の下敷き)
・爪楊枝
・ピンセット
・UVライト
・紙やすり(#240)
・色鉛筆
・オーブン
・アルミホイル
・縫い糸(/テグス/釣り糸)
作品①:ミール皿のペンダント
最初に作ろうと考えていたのが、ミール皿を土台としたペンダントです。実際にあめちゅんの卵殻を見た上で、ユザワヤで適当なサイズのものを購入しました。
それでは制作手順について。ペットボトルのキャップの上に、マスキングテープ(セロテープ)を粘着面が外になるよう丸めて貼って通称マステ台を作り、そこにミール皿を貼り付けました。底に透明なUVレジン液を少量垂らし、爪楊枝で薄く伸ばします。
卵殻をピンセットで割り、破片を1つずつ底に敷き詰めました。UVライトを照射して硬化させる前まではやり直しが可能なので、使用する破片のサイズとか破片同士の隙間の具合とか、ここは妥協せずに拘りました。
1回目のUVライトの照射を行いました。このままレジンを盛って終わりにしても、シンプルに美しさが際立って良いと思います。ただ美しいだけではバックグラウンドが分からない(←忘れるかも)ので、文字データも封入してみることに。
文字を表現する方法は無数にありますが、今回は小さめの作品ということで自前の創意工夫では限界がありました。そこで、ユザワヤで購入した「レジンクラブ 貼るだけ簡単レジンアート」というレジン専用の文字シールを使うことに。ピンセットで使いたい文字を剥がせば、レジン作品に直接貼れるのです。
シールを剥がしたら、貼りたい箇所に貼りたい文字を貼り、最後にレジンを盛って2回目の硬化を行ったら完成です。レジン専用シールは便利ですが、先端の細いピンセットがないと剥がしにくくシールは傷付きやすかったですし、ちゃんと貼りたい向きで貼るのが難しい点がデメリットだなと思いました。
「10/12」という産卵日を表したつもりが、ハイフンを忘れて「1012年」っぽくなってしまったのは、あまりにもおっちょこちょいでした。(笑) でも私が意味を分かっていれば大丈夫!ということにしておきます。
作品②:姿利用の鉱物風ストラップ
続いて2つ目の作品です。本来は1つ目のペンダントだけのつもりでしたが、卵殻がちょうど半分使わずに残ったので、急遽これも使い切ることにしたのです。このまま保管してもポロポロ崩れちゃいますしね。
考えたのは、卵殻を土台にした鉱物風のアクセ作りです。今回はちゃんとした情報を閉じ込めたかったので、プラバンに文字を書いて収縮したものを封入することにしました。 ※2 均整な収縮率のプラバンを選び、収縮後のサイズと卵殻のサイズとが合うように切り出したものを用意しました。
→ 試し焼きの結果、今回使用した透明プラバンの収縮率は「2.22(=4cm四方を焼いたら1.8cm四方に縮んだ為)」でした。実際の卵殻の縦横それぞれのサイズに「2.22」を掛けた数値が、今回切り出したプラバンの縦横サイズになります。
そして切り出したプラバンの表面を #240 番の粗さの紙やすりで磨き、そこに色鉛筆でデータを記入したのです。日付の表記について茶色の色鉛筆を使ったのですが、黒色を使うと収縮後の主張が強過ぎるので、文字を書くだけの使用なら黒色の色鉛筆はオススメは出来ません。
70℃に予熱したオーブンを用意し、天板を入れて1分焼き温め、その天板にアルミホイルを敷いた上にプラバンを置いて数十秒焼いて、プラバンの収縮が完成しました。理想通りの姿へと縮んでくれて良かったです。(^^*)
それではレジンを使っていきます。マステ台に卵殻を貼り付け、底の部分をレジンだけで埋めて硬化させました。
次に、先ほど作ったプラバンの文字プレートを入れて、レジンをギリギリ零れない程度に盛っていきます。ついでに、吊り金具としての丸カンもセットして2回目の硬化を行いました。これにて作品としての大まかなフォルムは完成ですが、剥き出しの卵殻(キャップ側)や、殻の縁の尖った部分を含めて全身コートを施す必要があります。
今回のように “ 作品全体をディップしたい時 ” は、作品より一回り大きな容器にレジン液を入れ、そこに作品をディップするのが一般的です。しかし、家中を探しても使い捨てにして良いような適切な容器が見つからなかったので、ここまで使っていた清原(KIYOHARA)のレジン液ボトルの蓋を外して・・・
マステ台から作品を外し、マルカン部分に縫い糸を通して・・・
レジン液ボトル内にそのまま作品をディップしました。たまたま作品がボトルの口に収まるサイズだったので可能でしたが、場合によってはボトル内のレジン液にゴミや埃が入って次回以降の作品作りの障害になるかもしれないので、 “ 禁術 ” ではあります。あと埃の混入を防ぐ観点では、吊るのに縫い糸ではなくテグスや釣り糸を使うべきでしたね。反省しています。
ディップと指で吊ったままUVライト照射による硬化を数回繰り返し、全体を滑らかにコーティングすることが出来たら完成です。ディップ後に余分なレジン液を落としても、下部にレジン液が溜まってしまうのは仕方がないので、やり過ぎるとどんどん縦長になってしまうことに注意が必要です。
ハンドメイドのお話は以上になります。愛鳥を飼われている方が同様の作品作りをされる場合は、硬化前のレジン液が愛鳥の口や体に絶対に触れることのないようご注意ください。
うっかり手指や服にレジン液が付着しているかもしれないので、私の場合はシャワーを浴びて着替えたりするようにしています。完成した作品であっても、愛鳥が触れないようにするのが望ましいです。
本日のメダカ写真
今日は、長年大事にしてきた赤虎系(楊貴妃斑系)の子孫たちを撮ってみました。
わざわざ書くまでもないなと思っていましたが、もう書きます。メダカのこと完全に飽きてしまいました。夢見ていた新種作出の目標は、結局のところ養魚場レベルの敷地や設備がないと難しいという現実を突きつけられ、販路があっても思い通りに稼げず黒字化出来ない状況も重なり疲れてしまいました。既に趣味でも仕事でもないのです。
飼育しているオヤニラミのこともある(←餌用需要)ので、飽きていようがいまいがメダカ飼育から撤退することはありません。逆にこの機会をチャンスと捉えて、飼育品種を1つか2つくらいに絞れないかなと模索しているところです。赤虎は手放しません。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!