ナミアゲハとの夏の思い出~3匹の芋たち~

こんばんは。(秋晴れ)レモンパイです。10月ですね。消費増税の日です。今後しばらくは政府によるポイント還元や各企業による値引きがあったりするので、生活に関わる費用トータルの負担増はまだ少ないとは思いますが、問題はその後ですよね...。(≻≺)

 

当記事をご覧になる皆様におかれては、予め申し上げなければいけませんが、芋虫系の写真が苦手な方はご注意ください。 m(_ _)m

 

ナミアゲハとの夏の思い出

それでは、本題に入ります。この記事の投稿日は2019/10/1で、毎月の1日は普段ならメダカの「テーマ記事」を投稿することが多いのですが、今回は2019年のある夏の思い出について書いてみることにしました。自宅のレモンの木のプランターに発生したアゲハチョウ(=ナミアゲハ)についてです。

 

どういう思い出(観察記録)だったのかを、日付を追って70枚近くの写真と、小論文並みの文章量でご説明しています。一つの記事内でここまで写真を使うのは初めてですし、投稿までに物凄い労力を費やしています。(笑)

 

アゲハとの出合い&メインキャストについて

イラスト①

この日の夕食は、いきなりステーキだったことを記憶しています。(笑) ※1 当日投稿の記事内でも少し触れていますが、2019/7/20の昼頃に自宅の2つ並べてあるレモンのプランターに、1匹のアゲハチョウが飛来してきました。1~2分くらいプランターの周りを飛んでいて、葉っぱに止まり卵を産み付けているような動きも見られました。突然の出来事だったので、私は単に眺めていました。今回の物語は、この日から始まりました。

※1 関連記事 → 2019/7/20の記事:夏になったなぁと思うことが3つ

ここで、今回のメインキャストについて整理してみます。7/20に飛来してきたアゲハチョウは少なくとも10個以上の卵を産んだのですが、後に私が識別出来た個体は3匹です。その3匹について、この記事用に名前を付けてみることを考えた結果、成長の速かった順に

① サングラス
② サンバイザー
③ パラソル(=日傘)

というように、私がメダカ飼育の場面で愛用してきた紫外線対策グッズで命名してみました。(笑) シンプルに「1号、2号、3号」でも良かったですが、それだと味気が無さ過ぎるかなと思ったので...。

イラスト②

そして、その紫外線対策グッズ兄妹の3匹について、写真の量を基にした記録情報について整理すると、上のイラスト(図)のようになります。幼虫時代に最も撮れたのは【サングラス】で、成虫の姿だと【パラソル】になります。真ん中の【サンバイザー】は、上と下の兄妹に挟まれた影響からか情報が物足りないです。(汗)

 

以下では、実際に撮影したアゲハチョウ達の写真をご紹介していきます!!

 

最初の撮影~末っ子の孵化直前まで

アゲハチョウ001

7/20に産卵しに飛来してきたアゲハチョウが居た場所を中心に探してみたところ、黄緑色の若葉の表面にまずは1個の卵が見つかりました。写真の中では “ おそらく【サングラス】” と記載してますが、後に幼虫時代を最も観察していく個体になります。他の卵は、1個目の卵とは離れたバラバラの位置でそれぞれ見つかりました。

アゲハチョウ002

孵化日を確認することは出来なかったですが、1枚目の撮影から4日後の7/24に、1匹の幼虫を確認することが出来ました!その幼虫が居た位置からすると、【サングラス】で間違いないと思います。水に浸けたら膨張しそうな、乾燥ナマコのようでした。(笑)

アゲハチョウ003

自宅でアゲハチョウを観察するのは数年ぶりなのですが、幼虫の成長の速さに驚かされました。冬を除いて何度も累代を繰り返す生き物なので、当然と言えば当然...でも本当に速かったですね。

アゲハチョウ004

この頃はまだ他の個体には興味がなかったので、【サングラス】以外の写真はまだないのですが、他の兄妹たちも見つけやすくはなっていました。でも、全ての兄妹の中で一番成長が速かったのは【サングラス】でしたね。

アゲハチョウ005

食べられ削れている葉っぱはよく見られるものの、【サングラス】を含め幼虫の休んでいることが多いのは、まだ食べられていない綺麗な葉っぱ枝(茎)の部分でした。

アゲハチョウ006

上の写真は、この記事で一番エグい写真になります。(汗) 幼虫に接近してマクロレンズで撮ってみたのです。元々芋虫系が苦手なので、「気持ち悪いなぁ...。」と思いながらスマホを近付けてました。(笑)

アゲハチョウ007

7/30の写真を2枚載せましたが、【サングラス】にとってこの日の体は4齢幼虫ということになります。 “ 鳥のフンに擬態 ” と形容される姿は、7/30までで見納めでした。

アゲハチョウ008

そして、7/31に【サングラス】達の様子を見に行ったら、幼虫としての最終形態である緑色の終齢(5齢)幼虫へと変貌を遂げていました。遠目で見る分には「可愛いかもな」と思えますし、この姿を受け入れられるから自宅で発生するアゲハチョウを駆除しないでいられるのだと思います。(笑)

( 一応、レモンを収穫する為にプランターでレモンを育てているので、本来なら駆除対象ではあります。 汗 )

 

アゲハチョウ009

この5齢の姿もまた、マクロレンズで撮ってみました。幼虫がじっとしている時って、脚で拝んでいるように見えるのが可愛らしいなと思います。(^^) 月1でマイ神社へ参拝しに行く私からすると、どこかシンパシーを感じます。(笑)

アゲハチョウ010

お食事中の【サングラス】です。幼虫が食べている葉っぱを指で摘まんでみると、葉っぱをかじる際の振動がはっきり伝わってきました。

アゲハチョウ011

葉っぱの隙間から、目玉模様がこっちを見ているように見えますが、実際はお食事に夢中というシーンです。

アゲハチョウ012

8/2の写真が続きますが、この日を境にアゲハチョウをの一部を “ プラケースで飼育する ” 試みに移りました。終齢幼虫は蛹になる前にあちこち這い回るので、私が不意に踏んでしまうこと、観察出来ない場所へ移動されることを防ぐ為に、プラケースへ移ってもらいました。また、今まで撮影してこなかった【サンバイザー】がここで初登場します。(^^) この段階では、2匹のみ移しました。

アゲハチョウ013

プラケースに移した【サングラス】【サンバイザー】には、空腹にならないようたくさんのレモンの葉を与えたのですが、

① 私の移すタイミングの問題(=蛹になるタイミングが本当に間近だった可能性)
② 環境が変わることによるストレスの問題(=レモンの木の上でない)
生のレモンの葉ではない問題(=グルメ過ぎる?)

があるからなのか、プラケースの中では全然食べてくれませんでした。体がやや萎んでしまった印象さえあります。

アゲハチョウ014

プラケースに2匹を移したことが失敗だったかなと思ったのですが、移した翌日の8/3【サングラス】がプラケースの蓋の裏で前蛹の状態になっていました。一応、プラケース内部には割り箸をいくつか立てておいたものの、最終的に選んだのが蓋だったということです。

アゲハチョウ015

ただ、【サングラス】が半透明の蓋の裏を選んでくれたおかげで、前蛹になる際に吐いた糸を観察することが出来ました。濃い白色になっている部分がおしりなのですが、こんなに周囲に張り巡らしていたんですね。

 

アゲハチョウ016

体表が滑らかに見えますね。

アゲハチョウ017

前蛹状態もマクロレンズで。この黒い亀裂から脱皮をするのかな?...記事にこの写真を載せる段階で気付いたのですが、よくよく見ると蛹の体の模様が透けて見えてますね。

アゲハチョウ018

大事なものだと思って撮ったのですが、白い丸で囲ってあるのは【サングラス】が前蛹になる前に出した体内物です。これから蛹になり成虫になるといった過程で、体内の要らないものを捨てたのだと思われます。水分がほとんどに見えますけどね。

アゲハチョウ019

さぁ、ここで最後のメインキャストである【パラソル】の登場です。8/2にプラケースへ移した2匹からは1日遅れで、同じく引っ越しさせたのですが、不思議なことに他にもレモンの木にいたはずの幼虫たちは見られなくなっていました。私のいない隙に野鳥に食べられてしまったのかもしれません...。(≻≺)

アゲハチョウ020

そして、【サングラス】が前蛹状態になった翌日の8/4、様子を見に行ったらになっていました。無事に変態が進んでいて安心しました。(^^)

アゲハチョウ021

更に【サングラス】が蛹になった翌日の8/5、プラケースの中途半端な位置で前蛹状態になっていた【サンバイザー】も無事に蛹になりました。もっと撮りやすい場所に居てくれたら、結果もっと撮れたはずなんですけどね。(汗) この子は登場機会が少な目です。

アゲハチョウ022

これは【サングラス】のマクロレンズ接写です。頭部を上から見ると五角の星に見えますね。3匹以外の他の兄妹がいなくなってしまったこともあって、「もしかしたら他の兄妹は寄生蜂にやられていて、蛹になった【サングラス】や【サンバイザー】の体から寄生虫が出てくるのでは?と心配したのですが、結局何事もなく時間が流れていきました。

アゲハチョウ023

一方、まだ幼虫時代を過ごす【パラソル】についてですが、プラケースに移した8/3から、成長が感じられないどころか体が萎んでいるように見えました。

 

木の上で暮らし生きた葉を食べ続けてきた子にとって、途中からのプラケース飼育への切り替えは合わなかったのかなと思います。一応、葉っぱは新しいものを与え続けていたんですけどね。そこで、8/7から【パラソル】レモンの木に戻してみました。

アゲハチョウ024

【パラソル】をレモンの木に戻して3日後の写真ですが、食欲が戻って体も大きくなっていました。(^^) プラケース飼育を続けていたら、力尽きていた可能性が高かったかもしれません。

 

アゲハチョウ025

8/11の時点で、自宅のアゲハの幼虫は【パラソル】だけになってしまったので、試してみたかったあることをやってみました。最初は【パラソル】の体を葉っぱでツンツンしてみたのですが、顔を上げはするものの “ アレ ” は出してくれず...。

アゲハチョウ026

これは意外な発見だったのですが、スポイトで水を掛けてみたら目当ての臭角を出してくれました。コレを撮りたかったわけです。ただ、雨粒が体に当たるとみんな臭角を出すのかなと疑問に思いましたし、そもそもコレで天敵を撃退出来るようになるのかなと...。(汗)

( こういう記事を作るのであれば、臭角の放つ臭いを嗅いでみるべきでしたが、撮影にいっぱいいっぱいで忘れてました。汗 )

また「そろそろ蛹になるかな?」と思ったので、撮影後に【パラソル】を再びプラケースへ移してみました。

アゲハチョウ027

【パラソル】の臭角を撮影したのと同じ日、成長が最も早く最初に蛹になっていた【サングラス】の体色が一部黒くなっていました。羽化が近づいていたのです。撮影は8/11の22時台で、翌日8/12の早朝に様子を観に行けば羽化のシーンに居合わせられるかなと考えていました。

アゲハチョウ028

そして翌日8/12の早朝、プラケースの様子を見に行ったら、羽化した【サングラス】がプラケースの底でじっとしていました。数年ぶりに間近で見れた成虫は、とても美しかったです。(^^) 蓋を開けてよく観察しようとしたら急に飛び出してきて、サヨナラの言葉代わりに私の左腕にぶつかりながら西の空へ旅立っていきました。(笑) 成虫の姿を撮影出来なかったものの、私の体にぶつかってくれたことが挨拶に思え、何だか嬉しかったです。

アゲハチョウ029

これにて【サングラス】の物語は終了です。それにしても、脱け殻の形が崩れていなくてきれい...。羽化の際は、頭部付近からするりと体を出すようです。

アゲハチョウ030

上の写真は、【サングラス】が去った日のプラケース内部です。8/11にプラケースへ再び戻していた【パラソル】が、私が数本立て掛けておいた割り箸にて前蛹状態になっていました。これでもう、レモンの葉っぱを食べる子はいなくなりましたね。

 

【サンバイザー】の手前に爪楊枝がありますが、これは羽化時の足場として設置してみました。【サンバイザー】の場合、足場が自分の脱け殻しかないですし、万が一羽を伸ばしている最中に下へ落ちたら羽化不全に陥る可能性がありますね。

アゲハチョウ031

そして【サングラス】が羽化した翌日の8/13の早朝、【サンバイザー】も無事に羽化しました。羽を広げた姿は美しいですね。足場もちゃんと使ってくれてます。

アゲハチョウ032

これが【サンバイザー】の最後の写真で、この子の物語も終了しました。今回ウォッチングしてた3兄妹の中では一番接点が少なかったですが、無事に羽化出来たことが何よりだと思います。この子も、西の空へ飛び立っていきました。

 

また、【サンバイザー】の成虫の姿を撮影出来たことでようやく確信したのですが、アゲハチョウの種類としてはナミアゲハということになります。それに加えて素人の私には断定出来ないものの、【サンバイザー】オスみたいです。

( 写真は撮ってないですが【パラソル】について、前蛹状態になった翌日である8/13に蛹へと無事に変態していました。

アゲハチョウ033

自宅のアゲハチョウは【パラソル】だけになり、何だか少し寂しかったです。8/16のことですが、蛹になった【パラソル】にも爪楊枝で足場を設置してみました。木工ボンドがなかったので、アロンアルファを使いました。また、体が少しグラグラしていて不安定さが気になったので、お尻の割り箸との接触部分にもアロンアルファを付けてみました。(笑) 今思うとですが、アロンアルファによるお尻の固定が、もしかしたら後の羽化を成功させた一つの要因になったのかもしれません。

 

以下では【パラソル】の羽化の様子について、上記までに使った写真と同じくらいの量でご紹介しています。

 

末っ子:【パラソル】の羽化(2019/8/21)

アゲハチョウ034

蛹になってから8日後の8/21、【パラソル】にも羽化が近付いていました。他の2匹は早朝に羽化してたのでこの子もそうなのかなと思っていましたが、 “ 少なくとも ” 羽化の時間帯に強い縛りはないようです。

( ちなみに、他の2匹も羽化は蛹化の8日後でした。 )

アゲハチョウ035

【パラソル】が蛹化の場所に割り箸を選んでくれたおかげで、こういう接写が可能になりました。(^^)

アゲハチョウ036

上から撮影するとこんな感じ。

アゲハチョウ037

もう観察している時間の、いつに羽化が始まってもおかしくないということで、観察容器を用意してみました。そして観察容器の縁に割り箸を置き、【パラソル】が逆さになるようにしました。羽を伸ばすことを考えると、重力に逆らわない下向きの体勢が無難なのかなと思います。

アゲハチョウ038

~【パラソル】の羽化開始~ ・8/21の8時26分に撮影した上の写真から、【パラソル】の羽化が始まりました。遠目に眺めていたら、何だか頭部付近がモゾモゾしているように見えたので急いで観察を再開しました。

アゲハチョウ039

観察を再開した2~3分後に、蛹の頭部の部分から成虫の体が出てきました。脱け殻が綺麗に残るのは、やはり頭部からするりと出てくるからなんですね。

 

アゲハチョウ040

手足をバタバタと動かしています。

アゲハチョウ041

が出てきましたね。

アゲハチョウ042

体が完全に外へ出ました。せっかく用意した足場(爪楊枝)について、最初掴んでくれたのに、体が出たら割り箸を伝ってスタスタと前方へ移動して行ってしまいました。足場のところでじっとしてほしかったなぁ...。(汗) また、最初に頭部が見えてから1分も経ってないので、結構急いで蛹の殻を出てくるのだなと思いました。

アゲハチョウ043

触角が観察容器の壁に当たったからなのか、ある程度進んだところで【パラソル】は止まりました。

アゲハチョウ044

止まった場所で時計回りに90度回りました。割り箸と同じ向きよりも、垂直の向きの方が居心地(掴み心地)が良いのかもしれません。

アゲハチョウ045

足に寄って撮ってみましたが、こんなに細い足で割り箸に掴まっているんですね!体は軽いのかもしれませんが、この羽化のタイミングで風に煽られたり何者かに邪魔をされたらと考えると、とてもデリケート脆弱なタイミングだなと思いました。

アゲハチョウ046

関係ない話ですが、上の写真の右下に僅かに写っている赤い物体は ※2 今は天国にいる金魚の【かに玉ちゃん】です。【パラソル】の羽化を撮影する際、「かに玉水槽」に設置していた観賞魚用照明を使いたかったので、水槽の前に観察容器を置いて撮ってました。

※2 私にとって大切なペットだったかに玉ちゃんについては、かに玉ちゃんの写真という追悼記事を用意しています。

アゲハチョウ047

シワシワになっていた羽が、どんどん伸びてきました。

アゲハチョウ048

頭部に寄って撮影しましたが、ストロー状の “ 口 ” が確認出来ますね。写真では綺麗に撮れなかったので載せませんでしたが、最初は確か3本くらいの線があって、それが段々と束になり1つの口にまとまっていきました。

 

アゲハチョウ049

羽は更に伸びていきます。移動していた時を除いて、基本的には体全体はじっとしていました。

アゲハチョウ050

体が完成するにはまだ時間が掛かるそうです。

アゲハチョウ051

じっとし続ける【パラソル】

アゲハチョウ052

羽を閉じているところですが、羽をゆっく~りとパタパタさせるようになりました。飛ぶのに備えてストレッチをしていたのかな?

アゲハチョウ053

羽を閉じた後に、再び開いていこうとしているシーン。

アゲハチョウ054

見た目では、もう羽は伸ばし終えたのかなという印象です。

アゲハチョウ055

再び頭部に寄って撮りましたが、カッコよくて美しいですね。(^^) 羽化中の逃げないタイミングでないと、なかなか撮影出来ない写真かなと思います。

アゲハチョウ056

頭部の写真を撮ってから26分が経過しましたが、まだその場を離れようとはせずじっとしています。

アゲハチョウ057

羽化がまだ終わってない可能性や、部屋の中を飛び回ってしまう可能性(笑) を考えためらいはしたのですが、せっかくの機会なのでマクロレンズで頭部を “ 接写 ” してみました。目の部分ははっきり撮れなかったものの、体毛のモフモフ感が可愛いなと思いました。(^^)

アゲハチョウ058

そして、マクロレンズでの撮影から20分後に、【パラソル】が突然動き始めました!割り箸を伝って、自分の脱け殻のある方へ戻っていったのです。個人的には、羽化の補助用として設置した足場を利用してくれて嬉しかったです。(笑)

 

アゲハチョウ059

自分の脱け殻の後方まで辿り着きました。

アゲハチョウ060

これは、観察容器で観察していたからこそ撮れたのですが、羽を完全に伸ばし終えた【パラソル】が移動した際に出したおしっこです。今までじっとしていて、急に動いたせいで出ちゃったのかなと思います。(汗)

アゲハチョウ061

9時46分に移動し場所を変えた【パラソル】は、その後30分くらい移動先でじっとしていました。

アゲハチョウ062

改めて見ても、やっぱり羽は美しいですね。(*^_^*) この複雑な模様にはどんな意味があるのでしょうか...!?

アゲハチョウ063

そして羽を伸ばした後に一旦移動し、そこから更に35分が経った後に、再び【パラソル】が動き始めました!観察容器の蓋を伝っていますが、どうやら完全に羽化を終えたようです。飛びやすい場所を探しているのだと思いました。

アゲハチョウ064

そして蓋の裏をうろうろした後、初めて飛びました。観察容器の中で飛んだのですぐに底へ落ちてしまいました。遂に、お別れの時が訪れたようです。観察容器を室外へ持っていきました。

アゲハチョウ065

これが、今回の物語における【パラソル】且つ、アゲハチョウの最後の写真になります。観察容器の蓋を開けて容器を倒し、外の世界へ放ちました。【サングラス】【サンバイザー】は西の空へ飛び立ったものの、【パラソル】は東の空へ飛び立っていきました。

 

最後に

今回は、3匹のアゲハチョウの成長を見守ってきました。【サングラス】の事例だと、卵から蛹になるまでが約2週間でした。蛹になってから羽化するまでは、3匹とも8日を要しました。また【パラソル】の事例だと、羽化の始まりから飛べるまでが約2時間でした。

 

3匹が無事に成虫になってから3週間以上が経った2019/9/13のことですが、レモンの木のプランターにて再びアゲハチョウの幼虫を見つけました!(^^) 3兄妹のうちの誰かが、親として戻って来てくれたのかもしれません。現在進行形でまた幼虫の観察を続けている(笑) ので、後日に別のアゲハ記事を投稿出来たらなと思います!!

2019/10/30追記
・2019年9月13日に出合った新たなアゲハチョウの記録については、2019/10/29の記事:ナミアゲハの追加観察~まだ終わらない?~にてまとめています。

 

本日の写真

「レモンパイ19」メダカ ①

・・・長ったらしいこの記事を、ここまで真面目にご覧になる読者様がいらっしゃるのか甚だ疑問(笑) ですが、メダカブログなのでメダカ写真も。(^^) 写真は「レモンパイ19」メダカになります。今日は彼ら全員の水槽の手入れを行いました。1枚目が上見、2~3枚目が横見になります。

「レモンパイ19」メダカ ②

「19世代」も含めた過去3世代では、他の系統より育成数を優遇してきたのですが、光体型ということもあって満足の行く美しい体型の個体になかなか出合えないです。2枚目の個体は整ってる方ですが、各ヒレの大きさがどちらかと言えば小さ目で、背骨も若干「へ」の字に見えますね。

「レモンパイ19」メダカ ③

最後に3枚目が、今日見つけた ※3 体調不良の個体です。季節の変わり目だからか、忙し過ぎて水槽のお手入れ頻度が落ちてるからか、残念ながら今日はこういう個体がちらほら見受けられました。まだ軽度の体調不良なので、今回は塩浴の処置のみを施しました。

※3 関連記事 → 2019/9/1の記事:メダカの体調不良の定義について

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!