こんばんは。(くもり、時々小雨)レモンパイです。今日は自宅に甥っ子が遊びに来たのですが、今回は溜まっていたメダカ作業をどうしても消化したかったので、甥っ子の相手ではなくメダカ方面でいろいろ弄ることを優先しました。(笑)
私はよく「メダカ/水槽を “ 弄る(いじる)” 」という表現を使いますが、「メダカを選別したり、水槽の手入れをする」という意味で使っています。同じ熟語や似た表現を出来るだけ多用したくないので、結果「弄る」という表現も使っています。 “ もてあそんでいる ” わけではないです。(汗)
今回の記事は、通算でまだ2回目の「成長観察記事」の投稿になります!
観察No.006:バシリスクメダカ F1 について
それでは、本題に入ります。この「成長観察記事」の趣旨について簡潔にご説明すると、
“ あるメダカの一生の観察記録をまとめた記事 ”
になります。当記事の投稿日である2019/10/19の数日前まで、合計で5匹のメダカを被観察個体として管理飼育していたのですが、その内の1個体が死んでしまったのでこの記事の投稿が決まってしまいました。
尚、初回の「成長観察記事」についてご興味のある方は、
をご覧いただければと思います。m(_ _)m
観察No.006 バシリスクメダカ F1 とは?
まず、「観察 No.006 バシリスクメダカ F1 」という言葉についてご説明すると、
という意味です。この「成長観察記事」は2回目の投稿ですが、投稿順は “ 観察不能になった個体順 ” なので、数日前に死んでしまった No.006 についてお話することになりました。
そしてバシリスクメダカ F1 について、自宅のオリジナル系統に「ブレンド18」という系統があるのですが、その F1 世代に “ 目の縁の虹色細胞部分が緑色のメス個体 ” が1匹だけ見つかって、その【緑色目】の形質を固定化したり改良出来ないかと考えました。そのメス個体と、繁殖用のペアリング相手の兄弟1匹を、「ブレンド18」の分家の「バシリスク」系統としました。
※ 今年2019年の繁殖シーズンの第3ピリオドの繁殖計画においては、バシリスクメダカ P の1ペアから採卵を行っていて、その卵がバシリスクメダカ F1 というわけです。物凄くややこしいお話で申し訳ないです。(汗)
以下より、実際の観察記録(写真)を整理しています。
No.006 の観察記録
~2019/9/27、採卵~
・バシリスクと名付けた1ペアのメダカについて、特に目の縁の緑色のメス個体が病気や不運な事故などによって、来年の繁殖シーズンに子孫を残す前に死んでしまう可能性が気になっていました。そこで、メダカの育成の難しくなる9月という時期でも、リスクヘッジの為に少しでもメスの血を引く子孫を残しておこうとしたわけです。それで、この記事の投稿日現在では数十匹のバシリスクメダカ F1 を育成しています。
・1枚目の写真が、そのバシリスクメダカ F1 の1匹(個)になります。 P 世代の繁殖用水槽の、床材掃除をした際に入手した卵です。この時はまだ、この卵が有精卵だという確信はなかったのですが、これを “ 観察 No.006 ” として管理飼育することに決めました。
~2019/9/30、有精卵であることの確定~
・2枚目の写真は、採卵日から3日後に撮影したものです。稚魚(針子)としてのパーツ等が発現しているので、ちゃんと有精卵でした。(^^)
~2019/10/1、目の成長~
・前回撮影の2枚目からは1日しか経過していないのですが、3枚目の写真と比べると黒目の発達が一目瞭然ですね。
~2019/10/4、目がほぼ完成~
・採卵日から1週間が経過した10/4の時点では、白目(虹色細胞)の部分も見た目としては完成しました。この時まで “ は ” 、卵の成長が順調だと考えていました...。
~2019/10/6、卵の異変~
・採卵日から9日経った卵の写真ですが、この時に何かがおかしいように感じてました。卵の撮影には、100均のセリアで購入したスマホ用のマクロレンズを使い続けていたのですが、何故か上手く撮れなかったのです。卵の内部がぼやけて見えますし、2日前にははっきり確認出来た白目部分が見当たらなかったです。
・今までこの No.006 の(卵用の)管理容器は室外環境に置いていましたが、この10/6からは寒さを気にして室内に管理容器を移しました。
~2019/10/10~、私は悟ります~
・採卵から13日後の10/10の写真ですが...私はもう悟っていました。
~2019/10/14~、観察終了~
・一つ前や二つ前の写真で観察を終了してもよかったのですが、一応変化を見届けることにしました。採卵から17日後の10/14に卵を確認したところ、カビが生えていたので絶命の事実が確かなものになりました。(≻≺)
観察を振り返って
今回の被観察個体は、残念ながら魚の形として生まれる前に力尽きてしまいました。卵の管理容器を室外に置いていましたが、最初から少しでも暖かい室内に置いていれば、無事に孵化出来たかもしれません。
現在2019/10/19時点では、今でも様々なメダカの有精卵が室外環境にあるのですが、孵化しない卵や育ちにくい針子ばっかりです。メダカの子孫をちゃんと入手したい場合は、秋ではなく夏の時期から育成を始めるのがやはり無難ですね。
本日の写真
「本日の写真」は、バシリスクメダカ F1 と同じく第3ピリオド(2019年8月~)生まれの「幹之19」メダカになります。幹之メダカ F6 と、白虎メダカ F1 との異種統合交配による子孫です。現時点で一番大きい兄妹を撮ってみました。1枚目が上見で、それ以外は横見になります。
2枚目の中央は、白虎メダカ似の個体です。
3枚目は、幹之メダカ似の個体ですね。両系統のちょうど中間と言えるような、どっちつかずの見た目の個体はまだ確認出来てなくて、「幹之派」と「白虎派」に綺麗に分かれている感じです。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!