オカメメダカ(第11回)

こんばんは。(くもり)レモンパイです。昨日は、亡くなった祖母と親交のあった静岡のおばあさん(=80代)から美味しいシラスと海苔を頂いたので、海苔は刻み桜エビを買ってきて海鮮丼にしてみました。新鮮で臭みの無いシラスでして、毎度のことながら本当に美味しかったです。どこのお店のシラスなのか、ご興味のある方はDMでお聞きいただければと思います。(^^)

そしてそのおばあさん宛てにお返しの品を買うのに、今日は久しぶりに街のデパ地下へ出掛けました。和菓子を買ったのですが、そのまま店員さんに発送を頼めば送料が無料になったりもするけど、敢えて一旦持ち帰ってお手紙を添えて送ることにしました。メルカリとかでも毎回メッセージカードを添えるくらい、私は “ 気持ちを文で伝えたがり ” の人間です。(笑) ブログをやってるのもそういうこと繋がりかな?

 

系統:オカメメダカ( 2021/5/12 )

系統の情報

● 飼育歴:2015年~
● 系譜:( 白×白銀透明鱗 )F1 ⇔ オカメメダカ P、
【ピュアホワイト光メダカ F4 ×オカメメダカ F4 】F1
⇔ 「オカメ19」、
「オカメ19」×青光ダルマ F6
⇒ ネオ・オカメ(=ネオオカ)
● 最新世代:ネオオカ F1 ( 2020年生まれ )
● 系統の詳細
⇒ 〇 体型:普通体型、光体型
⇒ 〇 体色:白メダカ系、青メダカ系
⇒ 〇 特徴:【 頬透明鱗 】【 頬斑 】【パウダー表現】
⇒ 〇 その他:「への字」型の背曲がりが出やすい、全体的な体型の不自然な子が多い、頬透明鱗の固定率が低い

前回記録時からの変化&出来事

前回記録はおよそ8か月前の2020年9月26日で、ネオオカメダカ F1 の育成に注力していた時期にあたります。現在は2021年の本格的な繁殖シーズンの開幕時期にあたり、昨日から親魚決めを行っていて本日作業が完了しました。

 

最新世代( ネオオカ F1 )の飼育状況

● 水槽数: 3個(繁殖用水槽1、その他2)
● 生存数:9匹

歴代のオカメ系統と比べても、2020年の同期生まれ他系統に比べても、ネオオカの F1 世代は大量に入手した世代でした。親魚 P 世代に比べると、遺伝的な体形の悪さ(=背曲がり等)を露呈する個体の割合が多かったように思うものの、入手数の多さでカバー出来たのでこの度選んだ親魚にはある程度満足しています。

 

オカメ系統に私が求めるのは、【普通尺体形】や【両頬透明鱗】の特徴。それ以外の【片頬透明鱗】や【非透明鱗】、【光体型】といった特徴について、よほど体形が綺麗な場合を除いて早々に選別外にしてきました。飼育面で困ったことは特にありませんでした。

 

その他&今後の予定

繁殖計画の記事にて記載しましたが、今年の繁殖シーズンではネオオカメダカ F1 について羆メダカ(=オス1)と、Secretメダカ F1 のそれぞれと異種交配させ、両者から生まれた子孫同士を更に統合交配させることになりました。

私は年中通してメダカの繁殖を試みる飼育者ではなく、上記の3種類(系統)を統合した新生オカメをたくさん入手して冬を迎えたいことから、最初の2つの異種交配については採卵を早々に切り上げて少数精鋭の育成を行い、その次の統合交配の開始時期を急ぎたいと思います。

 

本日の写真

今回は合計8枚の写真を用意しました!うち7枚はネオオカメダカ F1 です。

ネオオカメダカ F1 ①

1枚目は、結果的に親魚には選ばなかった兄妹の上見です。上見でも可愛い?といえば可愛いものの、横見を重視してきた系統ではあります。基本体色は白メダカ~青メダカの間です。

ネオオカメダカ F1 ②

2枚目はある個体の腹部の接写です。福三景メダカのような美しい蒼?色の腹部表現に向けて改良しようかなと、異種交配を決めるまでは考えていました。

ネオオカメダカ F1 ③

3枚目は、ある個体の頭部の接写。オカメを飼い始めて間もない頃は、頬(=エラ)にある黒い点々を【斑】と思っていましたが、【リム】の方が正しいでしょうか。特に横見での輪郭の部分に点々が多く見られました。

ネオオカメダカ F1 ④

4枚目は片頬透明鱗の個体。親魚には【両頬透明鱗】しか選ばないだろうなと考えていたものの、4枚目の彼については体形が整っている方だったので残し続けていました。

ネオオカメダカ F1 ⑤

5枚目は、今回親魚に選んだオスの内の1匹です。ピンボケしています。(汗) どんな系統のどんなメダカでも、選別の際には尾筒(尾びれ付け根)の太さをチェックするのですが、ネオオカメダカ F1 では尾筒の太さに分かりやすく個体差があったように感じます。5枚目の彼は背骨がほぼ真っ直ぐで、尾筒も立派なので文句なしの親魚選定です。(^^*)

ネオオカメダカ F1 ⑥

6枚目は、メス親の内の1匹です。メダカのメスって体形の美しくない個体の出現率が高く、両頬透明鱗となれば更に背曲がりが酷くなりがちなものの、そんな前提条件の中でも6枚目の彼女はかなり整っている方だと思います。やはりたくさん入手すれば理想に近い個体には出合いやすくなりますね。

ネオオカメダカ F1 ⑦

最後7枚目は、親魚に選んだ子達の集合写真です。オス5匹にメス3匹。オスは全員が Secret メダカ F1 の親魚メスとペアリングさせますが、メスは更に2手に分けます。1匹を Secret メダカ F1 のオスに当てることにして・・・

羆メダカ

残る2匹のメスは、7枚目の羆メダカ(ひぐまめだか)のオスとペアリングさせました。今年の繁殖シーズンにて行う複雑な異種統合交配によって、伝統的な「オカメ」の姿を失ってしまう不安もあるものの、新生オカメがどんな見た目になるのだろうというワクワク感の方が強いですね。とても楽しみです。(^0^*)♪♪

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!