メダカの産卵床&水槽底からの “ 採卵頻度 ” について

こんばんは。(雨)レモンパイです。終日の雨模様で、ザアザア降りになることはなく小粒の雨がずっと続いていた感じでした。

大豆とナッツのカレーライス

ツイッターに載せるつもりが載せ損ねたので写真を。今夜は水煮した大豆を入れたカレーを作ることにして、仕上げ直前に味の物足りなさを感じミキサーで粉々にしたナッツ類を混ぜたところ、一瞬不味いなと感じました。 “ ナッツ臭い ” 感じでカレーの味と対立しているような。でも時間を置いたら味が馴染んで美味しくなりました。

アイスプラント

そして付け合わせのサラダに使ったのが、地元スーパーにて初めて見て買ったアイスプラント。表面に粒々したものが見えるのは体内に入る塩を隔離する為の塩嚢細胞(えんのうさいぼう)で、砂漠原産の植物だそうです。実際に食べてみたところ塩の味はしなかったですが、香りも味も良い意味で薄く、粒々の食感が面白いなと思いました。(^^*)

それでは、本題に入ります。あと1~2回「系統記事」を投稿しないといけないのですが、私自身系統記事ばっかり書いてて飽きてきた(汗) のでちゃんとしたメダカ話を今回はします。 “ メダカの繁殖用水槽からの採卵頻度 ” について。

 

まずこの記事でいう採卵とは、自作の産卵床に集まった卵や、水槽底から集めた落卵を① 指を使って1つ1つ回収すること。そして② 回収した卵を管理容器(=プリンカップ等)へ移すことを指します。飼育者によっては、卵の付いたままの産卵床をそのまま稚魚用水槽へ移す方もいますが、私の場合は小規模飼育者ですし卵の状態も触って確認したいので地道に回収しています。

メダカの卵の付いた産卵床

上の写真は、今日撮った産卵床。セリアの「メダカの産卵床」というスポンジ商品に切れ込みを入れて丸め、結束バンドで固定したものを同じくセリアの「プールスティック」の輪切りに挿して繁殖用水槽に浮かべています。

※ 2021年5月13日現在、様々なタイプの産卵床による比較実験を行っています。

産卵床に産み付けられたメダカの卵

産卵床に産み付けられたの接写です。 “ 産卵後間もない有精卵であれば ” 簡単には潰れず、無精卵なら潰れやすく管理容器へ移す前に除去出来るので、安心して指で摘まむことが出来ます。無精卵は管理容器へ移した後、カビが生えると隣り合う有精卵をもカビが呑み込んでしまう恐れがあるので、見つけたら早めに除去するのが好ましいですし、採卵時に除去出来るのならその方がいいです。

メダカの有精卵

上の写真の中央に写るのは、ある程度成長の進んだ有精卵です。針子の形が分かりますよね?ここまで成長が進むと、卵が軟らかくなって潰れやすいことからもう指で触るのは止めた方がいいです。移動させたりする場合はスポイトを使ったり、産卵床に付着している場合は上述したようにそのまま稚魚用水槽へ移したりします。

 

それで本題の採卵頻度についてですが、産卵床水槽底(=網で飼育水を濾して集める)の2つの入手パターンで分けると

● 産卵床:3~4日に1回ほど
● 水槽底:1週間に1回ほど

上記のような頻度で私は採卵をしています。「メダカの有精卵を摘まんでもギリギリ潰れない期間」について、個人的には黒目が出現した2日目くらいまでと考えているので、産卵床からの採卵はだいたい3~4日に1回全て集める方法なら安心して集められるかなと考えています。

もちろん可能なら毎日採卵しても構わないものの、 ※2 同じ卵の管理容器に集めていると孵化のタイミングに差が開いて、【孵化した針子】と【まだ孵化しそうにない卵】とを分ける作業が面倒になるので、毎日採卵する場合でも3~4日ごとに管理容器を変えるのが望ましいかなと思います。

※2 卵の管理容器内で誰か1匹でも孵化したら、他の孵化間近の卵も一緒に丸ごと稚魚用水槽へ移すのが現実的です。孵化した針子1匹1匹を掬って稚魚用水槽へ移していたら大変です。(汗)

繁殖用水槽の水槽底から1週間に1回くらいの頻度で採卵する理由は、採卵の為というより親魚の健康を考えて水換え&床掃除の頻度を1週間に1回くらい行うということです。他の水槽に比べて親魚の水槽では多めのエサやりをすることが多くて飼育水が傷みやすいですし、そうでなくとも親魚の健康には気を遣わないと新世代メダカ達の入手に支障が出てしまいます。わざわざ床に落ちた卵を拾う為だけに床掃除の作業を行うのは変なことなので、水換えも含めた水槽手入れのついでに底に落ちた卵も集めよっかというお話でした。

 

本日の写真

紅帝メダカ F1 &ネオオカメダカ F1

今回の「本日の写真」はどうしようかな~と考え飼育環境を見回し、ちょっと存在を忘れかけていた彼らを載せることに決めました。(笑) 紅帝メダカ F1ネオオカメダカ F1 のオス達です。もう既に紅帝 F1オカメ F1 も親魚のペアリングを済ませていて、他の兄妹は選別外の扱いにしているのですが・・・

紅帝メダカ F1

ネオオカメダカ F1

実は2匹とも、アゴ(口元)に突起物があるんです。私はこの特徴を「二重あご」と呼んでいて、この特徴の固定化&改良を2021年から本格的に目指すことにしました。現在は自宅に計5匹の二重あご個体がいて、彼らの血を1つにまとめて固定化をどんどん進められたらなと考えています。今回ご紹介した2匹についてはまず育成を急がないといけないので、ミジンコ培養だけをしている水槽にそれぞれ移してみました。

 

本日はここまで。

当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!