こんばんは。(晴れ)レモンパイです。晴れていてもメダカに餌の与えられない寒さになってきました。小鳥たちを部屋で遊ばせる際は、必ず暖房を付けなければ風邪を引かせてしまう程です。
ウツボ1匹を衝動買い
それでは、本題に入ります。「料理記事」の投稿です。地元に魚介に強いスーパーがありまして、先日はそこでイルカ肉を購入したことをお話しました。そしてこの度、店頭でウツボ丸々1匹を見つけて衝動買いしてしまったので、その捌いた感想や食べ方(レシピ)についてお話します。
魚を捌くことに関してはまだまだ素人ですが、結果的に美味しく食べることが出来たので何かご参考になれる情報がありましたら幸いです。(^^*)
捌き工程について
上の写真が、この度購入したウツボになります。実は同じスーパーにて2年前にもウツボを買ったことがあり、その時は切り身のみでした。鮮魚コーナーで不意にこの丸々1匹を見つけた時のインパクトが強く、また値段も安いように思えたので購入することに。(^^*) 帰宅してから一晩、ネット記事や Youtube にて捌き方を勉強してから調理スタートです。
まずは、シンクに置いて観察することに。目は少し濁っていたものの、思いのほか臭くないのが印象的でした。そして体を触っていると、腹部に何やら硬い塊のあることを確認。この時は卵かなと思い、調理出来る部位が増えるかもという意味で少し期待をしました。
最初に行うのは、お酢(安い穀物酢)による皮のぬめり取りです。以前に穴子を調理した際に痛い目に遭っているのでよく分かるのですが、ぬめりは臭くて不味さの原因になることから除去作業は物凄く重要です。
ウツボが大きいままだと作業しづらいことから、包丁で「頭部」&「腹部」&「尻尾」の三分割にしました。調理で一番やりたかったのは唐揚げでして、尻尾(=消化器官の終わりから後方部位)は小骨が多く食べづらいことから唐揚げには使わないことに。頭部については、残念ながら今回はそのまま処分しました。
次の工程です。お酢だけではぬめりの全てを除去出来ないということで、包丁の背で擦ってぬめりを取る作業をしたいのですが、その前に腹部から内臓を取り出すことにしました。内臓が潰れて身に美味しくない成分が移るかもしれなかったので。料理ハサミで裂きましたが、なかなか皮の弾力が強くて難しかったです。
内臓を取り出してみたら、あの腹部の硬さの正体が分かりました。これはこれで調理しようかとも思ったものの・・・いろいろタイミングが遅かったようなので諦めることにしました。詳細にご説明しなくても伝わりますよね?
腹部における包丁の背によるぬめり取りです。思っていたほどにぬめりが取れなかったので、おそらくスーパー側でちゃんと下処理がなされていたのだと思います。(^^*) 尻尾のぬめり取りも行いました。
では、いよいよ唐揚げに使う用の身を下ろしていきます。背びれの付け根に包丁を入れ、中骨にぶつかるまで開くことに。よく研いだ包丁を使っても、先端で何度も撫でるように入れないと切り進めなかったです。
イラストを用意してみました。ウツボを捌くのが上手な人は、イラスト内でいう「①&②」と「③&④」と「⑤」という3つの部位におろすことが出来ると思います。ただ私の場合は魚を捌くことの経験が少ないですし、無理にやることで小骨の混じってしまうことが嫌だったので、「①」「②」「③」「④」「⑤」という “5枚おろし ” をすることにしました!
前回の写真の結果、切り分けることの出来た「①」の部位です。何故かは憶えていませんが、皮を剥いでいます。
そして、②の部位も切り分けました。切り身が細くなってしまいますし、結果的に「⑤」の部位に残す身も多くなってしまいますが、無理はしていないので小骨はほぼ混ざりませんでした。(^^*) 反対側の「③」&「④」の部位も、同様に切り分けていきます。
集めた「①」「②」「③」「④」の部位は、包丁で唐揚げとして食べやすい大きさにカットしました。捌き方が下手なので、あのウツボの巨体から採れる量としてはやや物足りない気もします。(汗)
うつぼ料理①:唐揚げ
無事に切り身を用意出来たので、唐揚げを作ることに。鶏の唐揚げを作る時と同様に、ボウルに入れて醤油&料理酒&ごま油&にんいくチューブを和え、冷蔵庫にて2時間味をなじませました。
あとは、片栗粉をまぶして揚げて完成です。出来立ての食感はもっちりしていました。以前切り身を買った際も唐揚げを作ったのですが、今回は自分の手で捌いた切り身なので小骨の心配のないことが分かる分、余計に美味しく感じました!(^^*) また、唐揚げの残りを冷蔵庫に入れて翌日食べたところ、食感が “ 冷蔵庫に入れておいた鶏の唐揚げ ” とそっくりになって、これまた美味しかったです。
うつぼ料理②:干物焼き
メインの料理は唐揚げでしたが、使わない部位が多過ぎるのでそれらは干物としても活用することに。
上の写真が、今回唐揚げには使えなかった部位( ← 頭部&内臓&ヒレは除く)になります。「アジの干物」をイメージして分厚い部位は薄く切り分け、パットに集めてみました。
パットに8%の塩水を入れて2時間待ち、干物用のネットを使いベランダで干してみました。部位によりますが、表面が十分に乾燥するまで最大2日間を要しています。すぐ使う予定だったので、干した後は冷蔵庫に移しました。
そして、干物はグリルで全部を焼いてみました。その中の一部を食べてみることに。
小骨が多いですし骨だけの部位も使っているので、もちろん可食部は少ないです。味を例えるなら、もっちり感のあるカマスかな?こちらも唐揚げ同様に臭みがなくて本当に良かったです。次機会があれば、唐揚げに使った部位を干物にしてみたいなと思いました。(^^*)
うつぼ料理③:干物のすまし汁
干物はまず干物として食べてみたものの、やはり食べづらいということでお出汁を取ることにしました!
グリルした干物は、焦げた部分を取り除いて沸騰した鍋の水に投入しました。
15分ほど煮て、ザルと茶こしを使って綺麗なお出汁を取ったら、薄口醤油と料理酒で味を整えて汁椀によそい、小口切りの長ねぎを散らして完成です。ウツボって、やはり白身魚らしい主張のない味なので、とびっきり美味しくはならないけど活用方法は様々あるなと思いました。
うつぼ料理④:鍋の出汁
ウツボの干物を煮て取ったお出汁が残ってしまったので、フリーザーパック(保存袋)に入れて冷凍していました。それを、この記事の投稿日の夕飯に使ってみることにしました。
塩分が結構あって使いづらいなと感じていたので、鍋にするのがベストかなと。今回は真鱈の切り身を使いましたが、ウツボの切り身を鍋で食べるのも面白そうですね。すまし汁の時と同様に、料理として “ ウツボの存在感 ” は皆無でした。(笑) それでも、ウツボ料理の初心者にしては無駄にする部位を減らすことが出来たのは良かったです。(*^0^*)♪
ウツボ料理についてはここまで。この記事をご覧になった方々の、何かご参考になれることがありましたら幸いです。
本日のメダカ写真
今日は、自宅で一番通常の累代を重ねている子達を撮ってみました。
「青光ダルマ」という名前で呼んでいる系統の、今夏生まれの最新 F9 世代になります。昨年生まれの F8 世代は思うように殖やせなかったので、そのリベンジの意味もあって今年の F9 世代はたくさん入手しました。 “ 体形の美しさ ” を筆頭の選別基準にしていますが、 F9 世代ではあまり美しい個体が見当たらないような・・・。
また、今日は気になる子を1匹発見。尻びれが2つに分かれるチョキメダカ個体が居たのです。この子を来年2023年の繁殖時の親魚に選ぶかどうかは微妙なところ。一応、どこの水槽に居るのかは分かるようにしました。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!