こんにちは。(くもり)レモンパイです。
私は、 “ メダカの飼育記録ブログ ” を作るために当ブログを開設しました。しかし、メダカの日々の世話は結構地味で単純ですし、成長の過程で特技を覚えたり風貌が様変わりする生き物ではないので、(笑) 完全なる日記形式でその日のことをただ書き綴っても、恐ろしくつまらない情報発信になってしまいます。
ということで、毎回メインテーマを決めて記事を作成し、その記事の終盤で撮影したばかりの写真の掲載&説明という書き方でブログを更新しています。
2016/12/4 追記: 2016/12/6 より、「飼育記録記事」という新記事を作成することにいたしました。ややつまらないかもしれませんが、(笑) 私の飼育記録を残す為の記事を真面目に作成していく意向です。
稚魚の時期の飼育
では、本日のお題に参ります。2016/9/21の記事:「卵の管理」では、採卵方法から孵化直前のことについて書きましたが、メダカの稚魚が生まれた後の飼育についてお話します。
稚魚水槽の用意
まず、大人メダカの水槽に稚魚を入れると捕食されてしまうので、稚魚用の水槽( 飼育容器 )を用意します。稚魚は普段水面近くにいることが多いので、水槽には水面を広く確保できるものを選びます。
稚魚のエサ
エサについてですが、稚魚用のパウダー状のエサを用意します。孵化したばかりの稚魚は、お腹に蓄えられている栄養があるので数日はエサが不要なのですが、とても成長の早い個体がいることも考慮して、私は孵化後1日経ったらエサを撒くようにしています。
エサの頻度に関しては、1日2回以上です。エサの量に関しては、稚魚が一度に食べられる量が少ないからといって、量を減らし過ぎてしまうとエサを食べ損ねてしまう稚魚も出てきます。ということで私の場合は、若干食べ残しが出る量を与え、毎日水面に残ったエサをプリンカップで掬って除去してから新しいエサを与えるようにしています。
“ エサの量の良い加減 ” を見つけるのは難しいですが、「稚魚が飢えてしまうリスクと、飼育水の汚染が進んでしまうリスクの間でいい塩梅は何か?」という視点で稚魚を飼育しています。
稚魚水槽の飼育環境
※1 床材は何も敷かないようにしましょう。水槽を動かす際などに、稚魚が床材の下敷きになったり怪我をする危険性があるからです。稚魚が床材よりも大きな体になったら敷いても大丈夫です。
※1 2017/7/5追記:基本的には何も敷かないのですが、あまり動かさない位置に置いてある水槽だと、水槽の端に固めてソイルを沈めたりすることもあります。
フィルター等のろ過装置、エアレーション機器は使わないようにします。稚魚水槽では水質の悪化スピードは遅いですし、水面を広く確保できている水槽なら酸素補給機器は不要だからです。
飼育水に関しては、エサを毎日きっちりと与え続けられるなら透明な水でもいいのですが、グリーンウォーターにした方が、稚魚が順調に育ちやすくなります。アルビノメダカの稚魚であれば、出来るだけグリーンウォーターにします。
また、飼育水の水深については、3cm~5、6cm程度の浅めにします。ただし、水深が浅いことによる飼育水の干上がりには注意します。
( 水深が深すぎると、稚魚は飼育水内でのアップダウンに疲れてしまいます。 )
飼育密度についてですが、親魚よりは気にする必要はありません。ただし、稚魚の成長度合いに大きな差が生まれてきたら、過密な状況は改善させなければなりません。アルビノメダカであれば、出来るだけ低密度にしましょう。
( 稚魚を成長度合いで水槽分けすると、結果的に多くの個体を育て上げられるようになります。 )
以上が、私の稚魚の時期の飼育方法です。若魚や親魚よりも、飼育にスペースをとらない稚魚はとても飼いやすいと思います。
本日の写真
写真が緑と黒だけで構成されていますね。(笑) 今年の最後の繁殖組である、黒幹之の稚魚になります。 F2 です。 このくらいの大きさだと、まだまだ安定期ではありません。幹之の背中光や、スワローメダカの長いヒレ等の特徴については分からない時期ですが、将来の体色系統についてはこの時期にだいたい判別出来ます。
2017/7/19追記:2017/7/19現在では、黒幹之メダカの F1 や F2 だとしてきた個体は、全て梵天メダカだったと考えています。
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!