こんばんは。(晴れ)レモンパイです。地元では最近全然雨が降らないので、乾燥度合いが増しています。今夜はカレーとナンを作りました。カレーって冷蔵庫にあるお惣菜やサラダの残りを具材に使えるので、そういう意味で助かります。今回は、前々日の里芋の煮っ転がしを入れてみました。(^^*)
初めて鳥かご用のおもちゃを作ってみました!
それでは、本題に入ります。「マメルリハ記事」兼「ハンドメイド記事」の投稿です。私はこれまで、将来的な販売展開を見据えて小型インコ用のおもちゃの試作を行ってきました。特に力を入れてきたのが、飼い主が見張り続ける状況下での使用を前提にした ※1 フォレイジングトイ。
しかし、今回は初めてケージ内に常備することを想定したおもちゃを作ってみることにしました。小鳥たちの安全の観点からは今まで以上に難易度が上がるので、私が注意を払った点などを踏まえて【1号】の制作工程をご紹介します。具体的な工程をご覧になる前に、以下の注意点を先にご確認ください。
おもちゃ作りをご参考にされる方へ(注意点)
まず、私がブログ内でご紹介しているおもちゃは、「小型インコ」である自宅のマメルリハによる使用を想定して制作したグッズです。噛む力や口の大きさ、体格の異なる「フィンチ」や「中型~大型のインコ」が遊ぶと怪我をする可能性の高くなる場合も考えられますので、そのことをご理解ください。
私がおもちゃ作りにて使用する木材について、種類の分かるものもあれば分からないものもあります。また同じ種類の木材やビーズであっても、商品によって安全性の異なる場合のあることも考えられます。この記事やブログを参考にインコ用のおもちゃ作りをされる際は、飼育されている小鳥に何が起こってもあくまで自己責任ということでお願いいたします。 m(_ _)m
ケージ用常設おもちゃ【1号】を作る前に
必要とした素材&工具について
それでは、今回のケージ用おもちゃ【1号】の作り方についてご紹介します。まずは、使用した素材と工具について。
・木材コースター
・木管(穴の開いた木)
・スナップ(おもちゃを吊るす用)
・タコ糸
・ビーズ&ボタン
・ループエンド
・ノコギリ(木管を切る用)
・ハサミ(タコ糸を切る用)
・電動ドリル
・ヤスリ(紙ヤスリも)
今回は “ ケージ内に吊るして常設すること ” をコンセプトにしたので、スナップ(留め具)が必要でした。また、インコの体内に入ると有害な可能性の指摘されるボンド類は一切使用しません。そこは譲れない点ですね。
1枚目の写真は、今回のメイン素材。槐(えんじゅ)の木のコースターも木管も、ホームセンターにて購入しました。木管は以前 ※2 シーソー型のフォレイジングトイに使ったものと同様です。
ステンレス製の留め具については、ノナカ金物店というお店からネット購入した「ステンレス甲丸スナップ(ナスカン)40ミリ」という商品です。インコの場合は金属中毒に注意を払う必要があるので、金属を使用するなら私はステンレス製だけと決めています。
使用しなかったビーズ類について
私はインコ用のトイやアスレチックを作る際に、 100均や手芸店で購入出来るプラスチック製のビーズをよく使います。どの商品が安全ということは断言しにくいですが、私だったら「ケージ用常設おもちゃ」には使わないタイプのビーズ類についてご紹介します。
まず、上の写真はホイル?か何かがコーティングされているビーズです。コーティングされているものが何なのかよく分からないですし、インコの口に入る可能性を考えると心配なので、ケージ用常設おもちゃだけでなくアスレチックやフォレイジングトイにも使いません。
2つ目は、小さなビーズです。嘴の中に収まるサイズで、これはビーズが砕けて誤飲する可能性が心配なので、トイにもアスレチックにも使いません。
3つ目は、ある程度の大きさのある輪っか系ビーズです。こういうビーズ?を使うと、インコが輪っかをくぐったりぶら下がったりする楽しい光景が想像出来ます。対象のインコのサイズにもよりますが、頭が抜けなくなったり体のハマりそうなサイズは心配です。ケージ用常設トイには使えませんが、見張れる状況下限定であるならばアスレチックやフォレイジングトイには使おうと考えています。
4つ目は、角々しいビーズです。こういうタイプを使うと華やかさを演出しやすいものの、尖った部分が口腔内や目に当たる可能性を考えると心配です。おもちゃに対して興奮して攻撃する子もいるので、怪我に繋がるかもしれません。
こちらはボタンです。ボタンも好きな子が多いので重宝するのですが、写真内の黄色いボタンの場合は2層になっていて間に接着剤が使われているかも?と思い、使用は止めました。リスク回避として、 “ どうなっているのかよく分からないもの ” も使わないですね。
ケージ用常設おもちゃ【1号】の制作工程
それでは、ケージ用常設おもちゃ【1号】の制作工程をご紹介します。
制作工程①:素材の下準備について
まずせっかく用意した木管ですが、上の写真にあるように少しだけカットしたものを残しました。
木管から何を作りたかったのかというと、「丸甲スナップ」と「槐コースター」とを繋げるタコ糸の “ 結び目 ” にインコの足や嘴が引っ掛かるかもしれないと思ったので、そのタコ糸の結び目部分を隠すカバーパーツです。
しかし、丸甲スナップが木管の内径より少し大きかったので、小さなヤスリで内径を削り拡張工事を行いました。
そして、上の写真のように丸甲スナップの下部をカバーすることが出来ることを確認しました。
続いて、電動ドリルを使ってコースターに5箇所の穴を貫通させました。1つは、コースターを吊るす為に必要な長い穴で、他4つはビーズやボタン類を取り付ける為の穴です。
コースターと木管で作ったカバーパーツに対しては、安全面を考慮し【尖った部分】や【ささくれ】をヤスリと紙ヤスリで削って丸くしました。これにて、木材への下準備は終了です。
制作工程②:おもちゃの組み立てについて
それでは、タコ糸を使っておもちゃを作り上げていきます。まず、コースターを吊るす為の穴にタコ糸を通しました。
上部はこのような感じで結び目を作りました。余った糸はハサミで切り落としておきます。
続いて下部の結び目ですが、こちらも出来るだけインコの足や嘴の届かないようにしたいということで、ループエンドを活用することに。またループエンドだけでは地味なのでビーズ2点も繋げてみました。
これにて、おもちゃとしてのベースは完成です。あとは、4つの穴に対して装飾を施していくだけ。
今回はこのように仕上げてみました!(*^0^*)♪♪ タコ糸4本を使ったことによる8つの結び目は、同じくループエンドで隠しています。
おもちゃは「あめちゃん」に贈りました
完成したケージ用常設おもちゃは、自宅で一番ビーズやアスレチックが好きな「あめちゃん」に贈ってみました。(^^)
設置した初日こそ近付かなかったものの、翌日以降はおもちゃを突いたり揺らしたりして楽しんでくれました。ただ、1週間後にはループエンド内の結び目を引っ張り出して解くようになったので、もっと工夫が必要だなと反省です。例えば結び目をより小さくするとか、嘴が内部へ届きにくいような形状のループエンドを探してみるとか。
また、今回ケージ用常設おもちゃを作った後に思ったのですが、おもちゃはケージ内の手前側に設置するのが好ましいと思います。なぜならおもちゃが奥にあると、結び目が解かれたことなど “ おもちゃの異変 ” が飼い主からは見えづらいからです。メダカ飼育の現場もそうで、目の届きにくい場所にある生体や水槽については飼い主自身の関心が薄れてしまうことからも、やはり手前の見やすい場所に設置するべきだなと思いました。
本日のメダカ写真
今日は、最近やや痩せてきてしまった個体を撮ってみました。
今年に1匹だけでお迎えした、ラメリアルロングフィンメダカです。相変わらず優雅なヒレを備えています。面積の大きいヒレに届ける栄養や、泳ぐ際の水の抵抗を考えると、ロングフィンメダカは一般的なメダカよりも必要なエネルギー量が多いのでは?と思います。あと彼を含めて、2022年は1匹だけで外部からお迎えした個体たちが繁殖で活躍してくれなかったのが残念でした。(汗)
本日はここまで。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました!!